親について。いい加減みんなも飽きてるだろ?縮小版でお届け。
親:将来お前が法務省のクソ役人を粛清しろ!(タイの女生徒がらみ?)
俺:無理。
サンデー。いでじゅう。何をかいわんや。あとジャぱん。サンデーは古参の爺婆と同人レベルの若手が多くて、中間層少ない気が。
東野圭吾「名探偵の掟」読了。いや、読了ってほどのもんじゃないんですが。
今は同じく東野さんの「どちらかが彼女を殺した」読んでます。やっぱ面白いよなあ。実は数年前からしょっちゅう推理小説を書こうとは思ってるんですが、大作家の著作を読むにつけ「ぼくはとてもむりだ」状態になるんでヤンス。で、今回「名探偵の掟」読んだことで、ずっと完成稿を挙げられなかった理由が少し見えた気がした。根気が無いとかは置いといて。
ミステリってさ、人殺すじゃない。どうして?ってのがずっと根底にあったんだ。自分も人並みに「殺したいほど憎い相手」が居た事はあるけど、せいぜいそんなの小学生まで。中学に入れば人を殺すことのデメリットが理解できるから実行しようなんて思わない。歳を取るにつれて社会的な慣習、モラル、何でもいいけどそういうのに縛られて益々人を殺そうなんて思えなくなる。
でも実際小説の中ではバンバン死ぬんだよね。一冊平均2〜3人。これってどうなんだろう。動機は「怨恨・金目当て・自己防衛」とか簡単に浮かぶけど、どれも人を殺すに至るのか、って言われると俺は微妙。事実は小説よりも奇なりってやつで、世の中にはもっと頭のおかしな動機が氾濫してるけど、これもどうだろう。人を殺すって、すげーリスクだよ。ばれたら捕まるし、後ろ指ものだし。金田一一の最初の事件だっけか?昔の恋人の復讐のために人バシバシ殺してったのは。どうして死人のために骨折るのやら。愛?ごめんそれマジで理解できない。
それでもばれないならイイですよ。捕まらないなら。でもさ、大抵ばれるじゃん。警察の科学捜査ってのを舐めたらアカン。六角村の事件だって警察がDNAやらナニヤラで検分すれば炭化を免れた体の部位からトリックが漏れたんじゃなかろうか。それだけじゃなく、死亡推定時刻から死因から、細工してもバッチリばれる。マヤさんじゃないけど、まさに科学万能の時代ですね!
それなのにどうしてわざわざ小細工してまで人殺すの?ってところにずーっと納得がいってなかった。警察の介入を防ぐために、もしくはトリックのために所謂「嵐の山荘」で殺人が行われることは多々あるけど、そんなん事後で絶対ばれるじゃん?全てが終わったあと自分も死ぬ覚悟ならいいですけど、何でわざわざ捕まったとき言い逃れのしようの無いトリックやらアリバイ工作やらするかなあ。よほどすれ違いざまに刺したり、夜道で撲殺した方が足が付き難いと思うのだけど。
そんなことを考えてたらまったく小説が進まない。トリックも、動機も、話の流れも考えた。でも実際犯人の身になったとき殺人をするかと聞かれると……。どうなんでしょ、プロってのはその辺り明確な信念を持ってるのか、それとも騙し騙しやってるのか、聞いてみたいなあ。
そんな風に色々考えさせてくれた「名探偵の掟」、ちょっと本格が好きって人には絶対楽しめるのでオススメしておきたい所存。東野圭吾の斜に構えた推理小説(ご本人はミステリって呼ばれるのが嫌いらしい)への愛が心地良い。
親:将来お前が法務省のクソ役人を粛清しろ!(タイの女生徒がらみ?)
俺:無理。
サンデー。いでじゅう。何をかいわんや。あとジャぱん。サンデーは古参の爺婆と同人レベルの若手が多くて、中間層少ない気が。
東野圭吾「名探偵の掟」読了。いや、読了ってほどのもんじゃないんですが。
今は同じく東野さんの「どちらかが彼女を殺した」読んでます。やっぱ面白いよなあ。実は数年前からしょっちゅう推理小説を書こうとは思ってるんですが、大作家の著作を読むにつけ「ぼくはとてもむりだ」状態になるんでヤンス。で、今回「名探偵の掟」読んだことで、ずっと完成稿を挙げられなかった理由が少し見えた気がした。根気が無いとかは置いといて。
ミステリってさ、人殺すじゃない。どうして?ってのがずっと根底にあったんだ。自分も人並みに「殺したいほど憎い相手」が居た事はあるけど、せいぜいそんなの小学生まで。中学に入れば人を殺すことのデメリットが理解できるから実行しようなんて思わない。歳を取るにつれて社会的な慣習、モラル、何でもいいけどそういうのに縛られて益々人を殺そうなんて思えなくなる。
でも実際小説の中ではバンバン死ぬんだよね。一冊平均2〜3人。これってどうなんだろう。動機は「怨恨・金目当て・自己防衛」とか簡単に浮かぶけど、どれも人を殺すに至るのか、って言われると俺は微妙。事実は小説よりも奇なりってやつで、世の中にはもっと頭のおかしな動機が氾濫してるけど、これもどうだろう。人を殺すって、すげーリスクだよ。ばれたら捕まるし、後ろ指ものだし。金田一一の最初の事件だっけか?昔の恋人の復讐のために人バシバシ殺してったのは。どうして死人のために骨折るのやら。愛?ごめんそれマジで理解できない。
それでもばれないならイイですよ。捕まらないなら。でもさ、大抵ばれるじゃん。警察の科学捜査ってのを舐めたらアカン。六角村の事件だって警察がDNAやらナニヤラで検分すれば炭化を免れた体の部位からトリックが漏れたんじゃなかろうか。それだけじゃなく、死亡推定時刻から死因から、細工してもバッチリばれる。マヤさんじゃないけど、まさに科学万能の時代ですね!
それなのにどうしてわざわざ小細工してまで人殺すの?ってところにずーっと納得がいってなかった。警察の介入を防ぐために、もしくはトリックのために所謂「嵐の山荘」で殺人が行われることは多々あるけど、そんなん事後で絶対ばれるじゃん?全てが終わったあと自分も死ぬ覚悟ならいいですけど、何でわざわざ捕まったとき言い逃れのしようの無いトリックやらアリバイ工作やらするかなあ。よほどすれ違いざまに刺したり、夜道で撲殺した方が足が付き難いと思うのだけど。
そんなことを考えてたらまったく小説が進まない。トリックも、動機も、話の流れも考えた。でも実際犯人の身になったとき殺人をするかと聞かれると……。どうなんでしょ、プロってのはその辺り明確な信念を持ってるのか、それとも騙し騙しやってるのか、聞いてみたいなあ。
そんな風に色々考えさせてくれた「名探偵の掟」、ちょっと本格が好きって人には絶対楽しめるのでオススメしておきたい所存。東野圭吾の斜に構えた推理小説(ご本人はミステリって呼ばれるのが嫌いらしい)への愛が心地良い。
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