古都ちゃわん

2012年6月25日 旅行
旅行の詳細は同行者の誰かが書いてくれると信じて……!いるけれど、俺が書かないとは言ってない。
なんかね、もう駄目なんだわ。イベントがあったら日記を書かずにはいられない。続けてればそのうち日記所有者になれるかもしれないでしょ?ヤンデレとラブラブH出来るかもしれないでしょ?職場でそれっぽい人が相談に来る度に「私はあなたの味方ですよ」「私はあなたの傍にいますよ」とあの手この手で下地は作ってるんだから。

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そもそもどうして京都かというと、随分前に「今度は西日本へ旅行するよ」って何人かに言っちゃった手前、ブルーノートが関西にいる間に行っちゃおうと思ったわけなんですよね。伏見稲荷の千本鳥居を見てみたかったのもあるし。

で、実際に有休が取れそうな日を調整して、とりあえず数人に声をかけてみたところ判明した事実が。
「そのへん、アイマスのライブがあるからPは横浜に集合だぜ?」

前の週にも後の週にも日程が入ってる間の悪さ。今回はそれ以外にも計画段階での不手際とか変更とか多くって、いろんな人に迷惑かけたよなあとか。

置いといて。
メンバーはニッパーさん、マックさん、SATOH、俺。このへんは価値観だと思うんだけど、畳の部屋で休もうとするとこのくらいの少人数が限度なんですよね。安いホテルに一人一部屋でもいいのかもしれませんけども、個人的には旅先で布団に寝転んだ時、傍に他人の気配がしないのは寂しいの。

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22日。
東京から東海道線で京都へ、というルートだったために集合はまあ東京駅になりますよね。でも、東京駅構内って個人的に場所がスゲエ判りづらいんですよ。で、いい集合場所をリサーチ。結果、八重洲南口構内の本屋がベネ、って話を聞いたんで決定。
昨年末の旅行では集合時間を1時間間違えるというワンダーをやらかした身としては集合時間に遅れる訳にはいかない、と気合を入れて20分前に到着。駅員に場所を聞いて本屋でスタンバイ。雑誌を読みながら待つこと20分。
……つまり、誰も来ない。連絡をとってみるとどうも俺が待ってたのは八重洲中央口の本屋だったというオチ。ただっ広くて嫌いだよ東京駅。

行きの車内のトピック
・東海道線沿いの車内から見える古戦場や城跡で盛り上がるマックさんとSATOH。
・東映チャンネルの話題で盛り上がるニッパーさんと俺。

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車内で話し合った結果、初日は洛中ガン無視で南下することに決定。

・伏見稲荷大社
まあここさえ見れれば京都は満足なんですよ。
というか歴史の知識がない上に信仰も雅心も持ち合わせてないもんで、寺社仏閣を訪ねてもピンと来ないんですよね。結果、インパクトがでかいものを見たがるというだけで。
でも良かったですねニョキニョキと鳥居が林立してる様は。圧巻と言うよりはなんかのギャグというか、ちょいと高級な絵馬みたいなノリじゃないですかね、たかだか6桁くらいで一本立てられるんですもの。

そのまま南下して宇治へ。

・中村藤吉本店
全くメシを食べてなかったので、下がりすぎた昼下がりに遅めのランチ。そして茶そば系は頼まずに抹茶スイーツに走る面々。
生茶ゼリィを所望したんですが、まずデカい。そして旨い。観光地のスイーツって小さくて十人並み、って印象を覆すボリュームは食べても食べても器の底が見えないほど。そして舌の上でつるんと滑る、抹茶の風味豊かなゼリーと、甘みを控えた抹茶アイスに白玉。それらを包み込むように上品な甘さの小豆が調和する様は、まさに和スイーツの奏でる雅楽の如し。
ただなんというか……寒いんですよ!半テラスみたいな場所でアイスを食べてるんですから、いいように腹が冷える。しかもアイスじゃガツンと腹に貯まるものもない。
俺はまだ白玉があったけど、「本場の」宇治金時を頼んだニッパーさんは要するにシロップ入りウォーターを口にしてたわけで、良く持ったよなあという感想です。
ちなみにSATOHは宇治抹茶とアイスの取り合わせが余程お気に召さなかったらしく、旅行中ずっと愚痴ってました。都路里本店は別の機会に行こう。

そのまま歩いて平等院へ。

・平等院鳳凰堂
本日初の、教科書に載ってる建物。実際にモノを目にするとその存在感がもう尋常じゃない。歴史の重みを感じるとかなんとか、それっぽい言葉で逃げるのを許さない、ずっとそこに「在った」・「在る」、無言の空間支配。ここまで書いといて明治期に建て直されました、とかだとあんまりなんで一応ggったけど、当時から現存してるみたいね。すげえな鳳凰堂。
池の水面に映る建物は一見してアンコール遺跡を想起させる。よく見れば全然違うんだけど、水面に映る巨大建造物ってだけでそう思っちゃったのかも。じっくりと外観を楽しみながら記念ミュージアムへ。問題は入館した時点で閉館10分前だったことかな!中には鳳凰像やら多数の菩薩像、西方極楽浄土をイメージした鳳凰堂内の内装再現や菩薩が集合した天井画じみたものまであって、時間が全然足りなかったのが残念。

・京アニ


・宿
京都駅に戻ってきてチェックイン。若いスタッフに抹茶を立ててもらいつつ記帳。マックさんは心づくしに感心したみたいですけども、俺はなんで脱がないのかと怒り心頭。冷静になってみると旅館の女性従業員は脱ぐものだと確信してる俺の頭のがどうかしてますね。

・夕食
初日は外食と決めてたので、繁華街である河原町~祇園方面へ。拾ったタクシーではマックさんが交渉力をフル活用して情報収集を図ってましたが、後部座席では運転手のタメ口っぷりにムキムキ来てた人がいました。偉そうな年寄りはどうにかして恥をかかせてやりたい、やり込めたい。そんな風に思うのは大人気ないけど、敢えて大人ぶることもない。

で、河原町からえっちらおっちら鴨川を越えて祇園へ。うん、まあ、高いよね。
普段から食事に気を使わない身としてはたった一食のために15日分の食事代を突っ込む神経は理解できなかったんですが……腹が減ってれば話は別。
固形物を求める気持ちが、ニクを乞うハングリーハートが、精進料理やおばんざいを打ち捨ててジャンクを求める。エイヤッと入ったモツ鍋屋はあいにく満席だったんですが、そこで案内された姉妹店でしゃぶしゃぶを頂きました。

席に通されると、メニューの説明やら火起こしやらを大学一回生の可愛いオネーちゃんがしてくれる。「美味しい食べ方を実践」してくれるということでお任せしてみたんだけど、「あ~ん」はしてくれなかった。「そういう店じゃねえから」とは周囲の弁。
ただし肉やタレ、ネギなどはみんな絶賛。ただ、その時は空気を読んで口に出さなかったんですがね、俺は豚肉と牛肉の味の違いがわからないレベルの味覚障害なんですよ。安い肉をジャンクな味付けで頬張ってるほうが自分には合ってるのかもしれません、ていうかお似合いです。

・就寝
帰りのタクシーは無駄口を叩かない運転手で助かった。助からなかったのは自分の腹で、とにかくしくしく痛みっぱなし。下痢ってわけでもなく、ただ喉が渇いて、腹が痛くて眠れない。簡単に言うと食中毒的な痛みなんですよ。無理そうなら翌日は宿で寝てよう。あるいは内科に行こう、と悲壮な決意をしながらも、週末の京都の夜は更けていくのでありました。

2日目に続く。

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YOUTUBEでシャイダーがはじまったけど、アニーは今見ても綺麗で可愛い。でもヘアヌードはガッカリだと思うんだ。関係ないけどこれがアヘヌードだと途端に興味が湧いてくるのが日本語ワンダー。
しばらく休みます。

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