双子編、終盤は○ボタン連打ゲーム。アクアプラスに「泣き」は求めてませんから。てかすげー置いてけぼり喰らってました。小難しい話は苦手なんですよワタシャ。「街で怪人が暴れています!」「出動!」位が好きなんだ。

感想。なんか鍵のゲームっぽいシナリオだって思いました。主人公が双子に対して徐々に「君しか見えない」状態(この場合複数形。しかも相手の双子は既にこの状態)になってるからってのもデカイんだけど、たぶん最大の原因は双子のパーソナリティ。プレイヤーの心を揺さぶる手っ取り早い方法はむき出しの感情のぶつかりを見せる事だってのはご理解頂けると思うんですが、そのためのキャラクターとして所謂「池沼」が選ばれるのも道理だよね。年相応に大人の対応ができるキャラじゃあ原色の感情はだましだましで行動しちゃうから。
鍵が独特の匂いを持ってるのはシナリオの方向性によってキャラの性格が制限されてるせいじゃないかと。泣かせるシナリオには今風のサバサバした娘じゃなく、どこか未発達の部分を残した娘を。一方、普通の「恋愛」を描く他の会社は、キャラクターの根底に関わる程の設定(自閉症とか)は必要無いからオミットして、故に出来上がる物語が(主としてF&C型キャラかねえ。オーガストとか、最近の会社は知らん。)は大抵同じ方向になるっていう。

で、双子編も「姉妹の絆と存在意義」っていう「恋に落ちてチューすること」とは無関係なものが題目になってる以上、自然と鍵っぽいキャラ付けにならざるを得なかったんじゃないかと。ああ、読み返すと独りよがりな文章になってそうで怖いな。
てかね、「18禁じゃできないことをしよう!」って気合と「ちょっとしたサービスは必要」って妥協がシナリオに微妙な居心地の悪さをもたらしてるんですよ。コレならいっそPCで出せば良かったのに。あ、このみは18禁要りませんから。いや、でもあれば欲しいな。いやどうだろ。

しかしタマ姉=いいんちょ>>>>他って感じなんスかね、人気は。みんな甘露好きだな。どうも最近の甘露は線が丸くなった気がしてならない今日この頃です。

>ぐらぐら

あー、分かるわ。俺もジョーさんと同じくジャンル分けに厳しいタイプ。推理小説だと思って読んでたのにトリックが「ベリー力持ちだったから凶器が無くても犯行出来た」とかだと腹立つし。書店でも紹介文読んで本格かどうか、叙述トリックかどうか、とか確かめないと買えない。自分がどんなスタンスで小説に接していいか分からないから。で、それを磐石なものにするためにあとがき読んだりオチを確かめたりする。

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