さっすが〜オズさまは話がわかる!
初めてレポートを見たとき周りには二人の弟が。
画面にはいつもの気丈な態度はどこへやら弱々しく「やめて……こないで……」と後ずさるセリエ姉さんが。
勿論このあと起こることは予想がついてたけど、兄弟間に「エロ禁止」な雰囲気が漂ってたので、「殺されるんだねー、残念」とか言いつつAボタン連打。ただ、下半身が危うい自覚はあった。

ネタを振ったつもりはないんですが、返されたらやらざるを得ないじゃない。某幼女大好きさんも「システィーナの園児みたいなヒラヒラがいい」とか昔言ってた気がするし、うちのサークルも大概、オウガ好きだよね。

個人的にはストーリーよりも人物が好き。タクティクスは「ストーリーの中にキャラが配置されてる」というよりも「キャラクターが物語を織り成す」感じがしてた。たとえばCのヴァイスがデニムに強烈なコンプレックスを抱いてて、それでも今わの際に呼ぶ名前はデニムのものだったり、レオナールがCルートのデニムに対して服従を強要せずに「納得いくまであがくがいい」とか言っちゃうところが。自分は現実に縛られてるけどデニムには理想を追って欲しいと死ぬまで考えてたしねー。
他の人物が同じ状況に放り込まれても絶対同じ結末にはたどり着かないだろうっていう空気が……うまく説明できないけど関わった人たちの立場や主義が交錯した結果が全4章に結実してるところは手放しで褒めたい。

ただ主人公なせいかデニムの物分りの良さは当時からずっと疑問。
「父祖の代から続くウォルスタとガルガスタンの争いなんて本当はないんですよ。
「いつの時代も、枢機卿や公爵のような権力を求める人々が、民族紛争を利用していただけなんです。
「憎むべき相手はガルガスタン人という民族ではなく、それを利用する一部の権力者たちなんです。
とか、迫害されてた側の人間が口に出来るものなのかと。

タルタロスもただの悪人じゃないってのは発売当時新鮮だったような。ラスボスがやや唐突だけど名作だよね、コレ。

新兵に「ヒノカグツチ」とか「エクスカリバー」とかいう名前をつけた人間はどれくらいいるんだろうね。一度はみんなやるだろ。

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