当世立体事情

2006年4月21日 趣味
ゼーガペインをデモンベインと勘違いしてた奴なんてゴマンといるから気にするなよ
>俺

さてフィギュアの話ですよ。とにかく立体物は扱いが難しい。理由はいくつかあるんですが、突き詰めればこれになるかと。
「需要が極めて読みづらい」

例えばどうってことないアニメフィギュアでも、直前に人気が出ちゃったりすると煽りを食って一気に需要が爆発することがあるんですよ。(ex:去年の翠星石)
また乳がすごいとかスカート外すと穿いてないとかおかしな方向に特化することで人気が出たり(ex:デドアラ霞)、純粋に造詣が神レベルだと作品を知らなくても買っちゃう人が多いのもこの業界の特徴。
ついでに日本人の右倣え思想がもたらす害悪としての「アレ人気あるから買ってみよう」。そして転売屋の存在が需給バランスをますます歪め、本来手に入れたい層が手にする確立を押し下げる。
「じゃあもっとたくさん作ればいいじゃんor再販すればいいじゃん」という考えはもっともながら、先の需要の読みづらさが企業に足踏みをさせる。消費者の目が肥えたことで、どんなに人気のあるキャラでも出来が悪ければ売れないという図式が既にフィギュアの世界では出来上がっている。持ってるもので恐縮なんだけど、スパロボヒロインシリーズのラトゥーニが発売1週間経たないうちに全滅してたのに対して、ラミアは割とどこいっても買える事実はひとつの証左になるかもね。
本などと違って全自動の大量生産というわけにいかない、場所をとるので在庫として持っておくリスクが高い、劣化しやすいという点も大量生産や再販をしづらくしている要因。結局画期的なコスト削減につながる技術革新か、新しい小売ネットワークの創出(その点でamazonのような「在庫を極力持たない」取り組みは興味深い)が行われない限りこの運試しや戦争のような状態は続くのだろう。

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長文ウザイ。3行でまとめろ。とか思った人へ。

「アルター様、爆裂天使のメグを再販して下さい」

以上。糞アニメじゃないよ、見たことないけど。

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