来週はまさに……まさに……
糞脚本。
そうそう。それそれ。

たの幼のバレが本当だとしたら井上に抱いていた数少ない敬意の念がまた一つ崩れそう。本当に大介が殺されるためだけの再登場ならば、引き際の美学を理解してる人だと思ってただけにね。

さて。物語も折り返しですね。ちょっとだけカブトについて書こうかと。
とりあえず25話まで見てきた感想ですけど、ストーリーテリングは平成一どうしようもないですね。というかストーリーが展開しだしたのって3話前からですし。設定の矛盾とか超展開とかもダントツ平成一だと思います。ていうか酷い出来ですホント。問題点をざっと上げるだけでも、
・ひよりの「機械と会話できる」設定が無かったことに
・ひよりが壊れたベルトを触ると直った(この伏線は回収されるかも)
・ワーム探知スコープの存在
・風間大介はどこでドレイクグリップを手に入れたのか
・カブトエクステンダー盗難
・ゼクトによる未成年略取
・ゼクトが神代と風間を野放しにしておく理由
・怪盗シャドウのあんまりな存在理由

天道がいきなり手術室に現れるとかを省いてもざっとこれだけ。見返せばまだまだ出てくる筈ですよ。メイン脚本の米村もサブの井上もノリ重視の面があるんでこういうおかしなことがボロボロ出て来るんだと思うんですが。
しかし、それでも俺はカブト好きです。楽しんでます。何でかって言うと、平成一キャラが立ってて、超展開に耐えうる描写をしてるから。
たぶん今更前述の天道百面相を指して「カブトは糞」なんていう人はあまり居ないと思いますよ。「まあ天道だしなあ」で片付けられてしまう。同様に加賀美がどんなポカしても「加賀美だしなあで」片付けられる。このあたりの巧さが滅茶苦茶な展開の繰り返しでも本編が破綻しないでいられる理由だと思います。今週の神代飛込みのシーンだって、今まで丁寧に「ああ、この坊ちゃんはそういう位置づけなんだ」っていう暗黙の了解を視聴者に提供してきたから笑いどころで済むんであって、これをブレイドの虎太郎がやったらやっぱり叩かれたと思いますよ。
この作り方は今までの平成ライダーというよりシリーズものコントの方法論ですね。Aというキャラの位置づけがはっきりしてると、見てる人はAの役回り、このあとの展開が予想できてしまう。教会のシーンで牧師の顔が見れなければ「天道かもしれない」と予想し、心地よい形で予想は成就する。その繰り返しでキャラクターが固まる。天道なら例えワームに串刺しにされても次のシーンでケロリとしてることに違和感がないですよ。劇中で「無敵キャラ」「何をしても許されるキャラ」としての地位を確立してるから。

さて、この位にして今週の感想を。
・戦いの神ガタックは凄いね。どんな二つ名だ。
・「ボクを苦しめているのはお前だ。いつまではぐらかし続けるつもりだ?」
エロ過ぎ。直後に天道がひよりを抱きしめて、「もう…そうやってまた誤魔化すんだから」的な展開になってたら危なかった。それでなくても最近はひよりの服装が可愛いのでドキドキしますよ。
・ガタック調子乗りすぎ。
・風間の再登場さりげなさ過ぎ。まるでレギュラーみたいに何事もなく出てきたな。

ボウケンジャーはアクセルラーの使い方が毎回本当に巧いと思うんだけど、こっちも25話が終わった時点で語るかも。突っ込みどころ少ないんだけどね。

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