ここ数年で最大級の悪夢。
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国?受験者が発表前にとあるホテルの宴会場に集められる。一緒に面接を受けた人たちとの再会。「緊張するねえ」「いやあ、でもmarioくんはしないでしょ。無理そうだし」「そうそう。流石にあれじゃねえ」「筆記の点数も良くないんでしょ?」
そんな中、黒服サングラスの男がやってきて合格者を読み上げていく。自分の名前は無い。周りの人たちは狂喜している。響く黒服の言葉、「えー、ただいまより敗者復活を行います。早い者勝ちですので早く我々に連絡してください」
敗者復活?急いで席を立ち、黒服に挨拶に行く。しかし「電話じゃなきゃ受け付けないよ」とのこと。電話って。どこにかければいいんだ?そもそも人事院も受けた官庁の電話番号も俺は控えてない。黒服たちの座るスペースではひっきりなしに電話が鳴り始めた。
気づくと、ドヤドヤと立って採用面接を受けに行く一団がある。わらにもすがる思いでその一団に紛れ込むと、不合格者だと看破されずに待合室まで移動できた。しかしそこで不安が鎌首を持ち上げる。面接の準備なんてしてないし、そもそもここに居ていいんだろうか。
席を立ち上がり、廊下に居た係員に状況を告げる。係員は胡散臭そうな目でこちらを見た後、自分を無視するかのように携帯電話で何者かに指示を出していた。俺が再び声をかけようとすると、めんどくさそうに右手をスナップさせた。まるで餌をねだる野良猫を追い払うかのように。
俺はホテルを出た。夏の日差しがひたすらに強い。近くでバスが止まった。仕事先の仲間がぞろぞろと降りてくる。「やあmarioくん。俺も実は試験受けてたんだよ。来年から一緒に頑張ろうな」「俺は中央官庁に決まったよ、君は?」
俺は絶叫した。
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起きた瞬間、眩暈と吐き気に襲われて泣きたくなる夢ってのは多分相当久しぶり。
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国?受験者が発表前にとあるホテルの宴会場に集められる。一緒に面接を受けた人たちとの再会。「緊張するねえ」「いやあ、でもmarioくんはしないでしょ。無理そうだし」「そうそう。流石にあれじゃねえ」「筆記の点数も良くないんでしょ?」
そんな中、黒服サングラスの男がやってきて合格者を読み上げていく。自分の名前は無い。周りの人たちは狂喜している。響く黒服の言葉、「えー、ただいまより敗者復活を行います。早い者勝ちですので早く我々に連絡してください」
敗者復活?急いで席を立ち、黒服に挨拶に行く。しかし「電話じゃなきゃ受け付けないよ」とのこと。電話って。どこにかければいいんだ?そもそも人事院も受けた官庁の電話番号も俺は控えてない。黒服たちの座るスペースではひっきりなしに電話が鳴り始めた。
気づくと、ドヤドヤと立って採用面接を受けに行く一団がある。わらにもすがる思いでその一団に紛れ込むと、不合格者だと看破されずに待合室まで移動できた。しかしそこで不安が鎌首を持ち上げる。面接の準備なんてしてないし、そもそもここに居ていいんだろうか。
席を立ち上がり、廊下に居た係員に状況を告げる。係員は胡散臭そうな目でこちらを見た後、自分を無視するかのように携帯電話で何者かに指示を出していた。俺が再び声をかけようとすると、めんどくさそうに右手をスナップさせた。まるで餌をねだる野良猫を追い払うかのように。
俺はホテルを出た。夏の日差しがひたすらに強い。近くでバスが止まった。仕事先の仲間がぞろぞろと降りてくる。「やあmarioくん。俺も実は試験受けてたんだよ。来年から一緒に頑張ろうな」「俺は中央官庁に決まったよ、君は?」
俺は絶叫した。
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起きた瞬間、眩暈と吐き気に襲われて泣きたくなる夢ってのは多分相当久しぶり。
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