第二話「夢を追う戦士たち」
2007年11月28日 科学戦隊ダイナマン最初に言っておく。この日記におけるダイナマンの項は人様に読んでもらう事を主目的としていない。勿論読んで貰えると凄い嬉しいけど、「科学戦隊には興味ないから止めろよ」と言われても困る。内向きなんだよ、1年後かそこらに読み返して一人でニヤニヤするために書いてるんだから。
<あらすじ>
ダイナマンへの復讐を誓うジャシンカはサイシンカを作り出し、メギドを筆頭に地上制服を再開。それを食い止めるためにダイナマンも出撃。ダイナレッドへの雪辱に燃えるメギドは一騎打ちの末、必殺の「邪神剣コウモリ返し」でダイナレッドを倒す。止めを刺そうとするも突然の火山活動で地震が起き、決着は流れてしまった。
弾は邪神剣コウモリ返しを破るための修行に打ち込み、星川との特訓を経て攻略のヒントをつかむ。
再戦ではダイナレッドが見事にメギドを撃退した。後は空気だったサイシンカをぶっちめて終わり。
<感想>
ジャシンカは怪人を一から生み出します。プログレッサーっていう機械を生命のスープ(原初の海を模した構成で出来ている特殊な液体)で満たし、それを物凄い勢いで進化させ、未来へと進化を進めることで進化獣を生み出す。つまりカニシンカにせよサイシンカにせよやつらの未来の姿ってことだね。……未来のサイは二足歩行した挙句に火器まで仕込んでるのか。
ところでこの第二話なんですが、見所は沢山あります。ダイジュピターの旋回シーンでは律儀にも4基あるバーニアの出力を個別に変えてるし、弾北斗の決めポーズである「両手サムズアップ」が初登場するのもこの回です。メギド王子が愛馬を駆って現れる際には「どけどけーい邪魔だ邪魔だどけどけーい」ってテメエいつもここからはメギド王子起源!
嘘です、いやこれらも見所だけど最大のポイントはメギド王子と夢野博士の台詞。
「我が有尾人一族にとって尻尾は身分をあらわす絶対のシンボル!命の次に大切なものだ!」
「君達は戦うだけの戦士ではない。子供と一緒に大きな夢を追う戦士なんだ。子供たちが夢を、大きな夢を、もっと大きな夢を持てるような未来にするために君たちダイナマンはいるのだ」
尻尾至上主義はメギド王子のキーワード。彼は「尻尾が多けりゃ偉いのか!?」という命題に苦悩し、その古き考えを乗り越える事で新たなパラダイムを作り上げようとします。これは作中ラストへの流れを牽引するポイントなので覚えておくと吉。
つーか、俺を含めてダイナマンが好きな人ってのは大抵ジャシンカ側の方がより好きなんですよね。あんな魅力的な敵役見たことないぜ、マジで。
一方ダイナマン側のキーワードは「夢」。これも5人が若き科学者であり、戦いが終わった後は自分の夢のために頑張るというラストへの重要なファクターです。自分たちの夢、子供たちの夢、豊かな夢を育んでいける世の中を作ること。正直言って夢野博士のセリフを聴く度に涙が出ますが、作中では正直活かしきれてないですね。ジャシンカとか夢野博士のキャラが立ちまくった結果、ダイナマンのテーマは中途半端になった感があります。……あれ、ゲキレンと同じパターンじゃね、これ。
尚、ダイナマン五人の夢はそれぞれ、
レッド:無公害エンジンでワールドオートレースの優勝
ブラック:宇宙人とお友達になる
ブルー:人工エラの開発
イエロー:植物の品種改良
ピンク:動物とお話できる機械を作る
……ピンク以外はこの夢にちなんだエピソードがあったんだけど、ピンクもあったかなあ。覚えてない。ところでイエローメインはいい話が多くて泣けますよ。今からwktk。
話が逸れましたね。第二話は特訓によって敵を倒すという当時流行のスポ根路線が初お目見えした回でもあります。ダイナマンでは何回か同じような特訓を繰り返しますし、新必殺技ニュースーパーダイナマイト開発時には全員が血の滲むような猛特訓に臨んだりしますよ。さて、今回はダイナレッドですが、彼の必殺技は世界樹の迷宮で言うところのブシドーみたいな感じになってます。
構え:ダイナ剣「夢の翼」→必殺技:ドリーム返し
これに加えて今回の修行で大太刀と小太刀の組み合わせを習得。
構え:ゴールデンスパーク→必殺技:ドリームギャラクシー
になる訳ですな。異端の解釈なんで信じられても困りますが。
余談ですが、特訓中に弾が「駄目だ!」と頭を抱えて拳を床に叩きつけるシーン、これ36話でもまんま同じシーンが出てきます。意図的なのか、弾役の沖田さんが演じ分けられないのか微妙なところ。
<あらすじ>
ダイナマンへの復讐を誓うジャシンカはサイシンカを作り出し、メギドを筆頭に地上制服を再開。それを食い止めるためにダイナマンも出撃。ダイナレッドへの雪辱に燃えるメギドは一騎打ちの末、必殺の「邪神剣コウモリ返し」でダイナレッドを倒す。止めを刺そうとするも突然の火山活動で地震が起き、決着は流れてしまった。
弾は邪神剣コウモリ返しを破るための修行に打ち込み、星川との特訓を経て攻略のヒントをつかむ。
再戦ではダイナレッドが見事にメギドを撃退した。後は空気だったサイシンカをぶっちめて終わり。
<感想>
ジャシンカは怪人を一から生み出します。プログレッサーっていう機械を生命のスープ(原初の海を模した構成で出来ている特殊な液体)で満たし、それを物凄い勢いで進化させ、未来へと進化を進めることで進化獣を生み出す。つまりカニシンカにせよサイシンカにせよやつらの未来の姿ってことだね。……未来のサイは二足歩行した挙句に火器まで仕込んでるのか。
ところでこの第二話なんですが、見所は沢山あります。ダイジュピターの旋回シーンでは律儀にも4基あるバーニアの出力を個別に変えてるし、弾北斗の決めポーズである「両手サムズアップ」が初登場するのもこの回です。メギド王子が愛馬を駆って現れる際には「どけどけーい邪魔だ邪魔だどけどけーい」ってテメエいつもここからはメギド王子起源!
嘘です、いやこれらも見所だけど最大のポイントはメギド王子と夢野博士の台詞。
「我が有尾人一族にとって尻尾は身分をあらわす絶対のシンボル!命の次に大切なものだ!」
「君達は戦うだけの戦士ではない。子供と一緒に大きな夢を追う戦士なんだ。子供たちが夢を、大きな夢を、もっと大きな夢を持てるような未来にするために君たちダイナマンはいるのだ」
尻尾至上主義はメギド王子のキーワード。彼は「尻尾が多けりゃ偉いのか!?」という命題に苦悩し、その古き考えを乗り越える事で新たなパラダイムを作り上げようとします。これは作中ラストへの流れを牽引するポイントなので覚えておくと吉。
つーか、俺を含めてダイナマンが好きな人ってのは大抵ジャシンカ側の方がより好きなんですよね。あんな魅力的な敵役見たことないぜ、マジで。
一方ダイナマン側のキーワードは「夢」。これも5人が若き科学者であり、戦いが終わった後は自分の夢のために頑張るというラストへの重要なファクターです。自分たちの夢、子供たちの夢、豊かな夢を育んでいける世の中を作ること。正直言って夢野博士のセリフを聴く度に涙が出ますが、作中では正直活かしきれてないですね。ジャシンカとか夢野博士のキャラが立ちまくった結果、ダイナマンのテーマは中途半端になった感があります。……あれ、ゲキレンと同じパターンじゃね、これ。
尚、ダイナマン五人の夢はそれぞれ、
レッド:無公害エンジンでワールドオートレースの優勝
ブラック:宇宙人とお友達になる
ブルー:人工エラの開発
イエロー:植物の品種改良
ピンク:動物とお話できる機械を作る
……ピンク以外はこの夢にちなんだエピソードがあったんだけど、ピンクもあったかなあ。覚えてない。ところでイエローメインはいい話が多くて泣けますよ。今からwktk。
話が逸れましたね。第二話は特訓によって敵を倒すという当時流行のスポ根路線が初お目見えした回でもあります。ダイナマンでは何回か同じような特訓を繰り返しますし、新必殺技ニュースーパーダイナマイト開発時には全員が血の滲むような猛特訓に臨んだりしますよ。さて、今回はダイナレッドですが、彼の必殺技は世界樹の迷宮で言うところのブシドーみたいな感じになってます。
構え:ダイナ剣「夢の翼」→必殺技:ドリーム返し
これに加えて今回の修行で大太刀と小太刀の組み合わせを習得。
構え:ゴールデンスパーク→必殺技:ドリームギャラクシー
になる訳ですな。異端の解釈なんで信じられても困りますが。
余談ですが、特訓中に弾が「駄目だ!」と頭を抱えて拳を床に叩きつけるシーン、これ36話でもまんま同じシーンが出てきます。意図的なのか、弾役の沖田さんが演じ分けられないのか微妙なところ。
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