訳分かんなくなってきたのでジュンに倣って自分なりに整理してみる。以下、多分に思い込みも含まれてると思うし、1年の長丁場なんで忘れてる設定、そもそも伏線の回収を放棄した可能性もあるので鵜呑みは推奨しないよ。だってデンライナーに乗車できるのは11:11:11とか時刻がゾロ目の時だけ、って設定とか明らかに無視されてるでしょ。

尚以下の文章では金田一桜井を桜井、キリヤ桜井をユートと表記したりしたい。

用語の定義(想像・妄想を多分に含む)

・特異点
良太郎・ハナ・カイ。時間の干渉を受けない存在。例えば過去で良太郎が命を落としてもその事実は現在の良太郎になんらの影響も及ぼさない。
ちなみに普通の人が過去で死んだ場合、現在のその人の存在は消えるが、周囲の記憶に拠ってたちまち修復される。(この時、本人しか知りえない情報は修復されない?本人の手首に傷があっても、その事をひた隠しにしていた場合は誰もその事実を記憶していないため)
特異点がいる場合はたとえ過去を滅茶苦茶に破壊しても、特異点の記憶の範囲で修復されてしまうのでイマジンにとっては邪魔な存在?
思ったんだが、ひょっとして「記憶を辿って過去を修復する」能力って特異点だけ?普通の人は過去のある事象が崩れた時点でその過去のことを思い出せなくなってしまう(無かった事になる)のかな。で、良太郎は過去を再構築できるからイマジンを追って過去へ飛び、破壊の様子を見ることで現在への影響をなくしていると。
こう考えるとスッキリするような、でもスネールイマジンの攻撃で学生桜井が死んだときの話が説明できないか。

・分岐点
良太郎の姉。無数に存在する未来を決める鍵であり、完全に想像だけど過去からの影響を未来へ波及させないための鍵なんじゃないかと考えてる。つまり分岐点が消えて未来が一つに定まれば、過去云々に拘らなくても未来を自分たちのものに出来る。Aという過去があるからA’という未来になる、ではなくB’という未来があるから過去は自動的にBである、という論理の逆転がおきそうな。

即ちイマジンの狙いは過去で暴れることではなく、過去で分岐点である(と信じていた)桜井を抹殺することではないかと仮定できる。他の時間の桜井はたとえ倒してもスネールイマジンの時みたいにゼロノスのカードで復活しちゃうしね。

Q:イマジンて何?目的は?
A:未来から2007/1/10にやってきた未来人。過去を改竄する事で自分たちの望む未来を作ろうとしている。

Q:過去を変えるとどうなるの?
A:未来が変わる。過去で破壊されたビルは現在でも「無かったこと」にされる。ただし、大抵は現在の人がそのビルを覚えてるから現在の人々の記憶を頼りに過去は修正され、ビルは復活する。
これを防ぐためには起点となる時間(現在)でビルを覚えている人を全て消し、その上で過去のビルを壊す必要がある。……実は物語の根幹とも言えるこの部分の理解が曖昧だったりするんだ、俺。

Q:目的を果たすための方法は?
A:現代人と契約し、その人が変えたいと思った過去(印象に残った時間?)にジャンプ。<分岐点>を抹消し、自分たちの望む過去と自分たちの望む未来を繋げる(イマジンの過去→イマジンの未来への因果律修正?)。

Q:進捗は?
A:の前に45・46話の理解が必要だろう。

Q:45・46話ってどういう話だった?
A:イマジン側の思惑では「分岐点だった桜井を倒して次元のはざまに放り込んだ(お姉ちゃんも一緒だけど関係ないと思っていた:46話でカイはお姉ちゃん=分岐点と考え直す)から過去(この場合の過去とは2007/1/10以前を指す)は俺たちのもの」

仮定なんだけど、既に未来ってイマジンの未来になってるのかもね。でも過去がイマジンの物じゃないから、延々過去を遡りつつ修正してきたのかも。はじめからイマジンが電王やゼロノスのことを知っていたのはずっと戦い続けてきたからじゃないかなって。論拠に乏しいのでとりあえずここまでにしておくけど。

元に戻そう。カイは2007/1/10で桜井を倒した。未来を決める分岐点を消した=自分たちの未来へと時の運行が繋がったと考えたカイは空間を引き裂き(多分時間・時空を接続したイメージ)、2007/1/10の世界は荒野と化してしまう。でも、2007/12/23に戻ってみると、2007/1/10以降の世界が変わった様子は無い。ここでカイは桜井=分岐点説を捨て、お姉ちゃんに狙いを絞る、と。
で、2007/1/10の午前中(仮。少なくともゼロノス敗北前)でまだ消えてないお姉ちゃんを現代の桜井(2007/1/10桜井はこの後カイにやられるのが正史)と協力して救出。しかし、この時代のお姉ちゃんは消えるのが正しい歴史なので、このあと結局45話ラスト同様に消えちゃったと。現在のお姉ちゃんが全然デンライナーとかについて知らなくて、過去ver.だと知ってるってのは、周囲の人にゼロライナーとの邂逅や桜井の変身について教えてないってことだよね。

Q:劇中の展開が把握しづらい
A:個人的な見解。表示は現在時間で。
2006/末-2007/初:桜井&愛理、ゼロライナーと接触
2006/末-2007/初:桜井、イマジンとの戦い・デネブと契約
上記と同時期:ユート、デネブとともに戦い始める
2007/1/10:桜井敗北。46話で救った愛理消滅
上記と同時期:カイ、分岐点は桜井と推測。桜井、時間の中を逃亡開始
2007/1/28:電王放送スタート。良太郎、デンライナーと接触
2007/6/3:良太郎、ユートと接触。
2007/9/16:ハナ、「新たな路線」の影響でコハナに
2007/9/30:桜井、ユートに新たなゼロノスカードを届ける
同時期:モモタロスほか、過去に飛んだ後良太郎に憑依出来なくなる
2007/10/14:カイ、デンライナーを暴走させる
2007/11/11:ゼロノス、ゼロフォームへ
2007/12/16:良太郎、2007/1/10を覗く

Q:なぜハナは小さい姿になってしまったのか
A:前提条件として、まずハナは「イマジンによって過去を変えられ、失われた未来から着た特異点」だという事実がある(10話参照)。時の流れが線路のように一本しかないものであるなら、やっぱりイマジンは未来から少しずつ過去へ遡って時間を改竄していると考えていい気がする。で、ハナのいた時間(現在から見れば未来)の分岐点はイマジンに消されてしまったと。

話が逸れたね。オーナーが33話で「新しい路線の影響で小さくなってるのかも」って言ってた。新しい路線を「どの時間にも接続されて無い未来」だと仮定すると、ねじくれたその路線こそハナが本来いた未来で、ハナのいた未来は消えてしまったんじゃなくて、接続が途切れただけなんじゃないかと。ひょっとしたらハナが本来いた時間と現在との距離が近づきつつあって、その影響で大人ハナの姿はそっちの世界にいってる(本来いた時間で、本来の姿のまま生活している)んじゃないかと。
……まあぶっちゃけ役者の都合なんですけど、言ったらおしまいだろ。

ダラダラ書いてきたけど、良太郎が8月に送ってくれって言ってた懐中時計とか、結婚式の予定日のズレとか気になることがまだあるなあ。特異点なのに時間の干渉を受けてるとしか思えないこれらの描写が意味するのはなんなんだろうね。
? 実は良太郎は特異点ではない
? 別の時間の良太郎が(現在の良太郎が知らないところで)暗躍

位しか思い浮かばないや。トラブルが多い一年だったけど、靖子にゃんならきっと上手く畳んでくれるよ、期待。……それにしてもまた大量発生ですね。タイムレンジャーのゼニット、龍騎のレイドラグーンと見るに靖子にゃんはヒーローが絶対的な数の暴力に押し潰される展開で心の愛液がだだ漏れになるみたいだね。作品のカラーから大丈夫だとは思うけど、良太郎もユートも死なないといいなあ。

余談ついでに。33・34話(ピアニストの話)は傑作だったと思う。好き。

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