ジョーさんと大航海中に交わしたB級RPGについての話。とりあえずB級の定義から。
ニュアンスとして、一級品に及ばないという卑下(ひげ:程度が低いものとして蔑んでいること)の意味合いと、A級(=高品質だが高価)に比べて費用対効果が優れているという自負の意味合いがあるが、後者は含意としては存在するものの、それのみで使われる傾向は弱い。専ら「強い感銘を受ける程ではないが、どういう訳か意識せざるを得ない」ような個性を持っている場合などに好んで使われる傾向がある。
B級と評されるものの多くは、そのいずれにも熱狂的な愛好者が見られ、見方を変えれば「マニアック過ぎて普遍的な支持が得難いモノ」と見ることができる。

wikipediaの「B級」の項目から抜粋。まあこんなふわふわした言葉に定義もへったくれも無いんだけどさ、多くの人に評価される大衆向け大作RPGをA級とすれば、一部のみで騒がれる、熱心な愛好家がいる、どこか尖ってるRPGはB級としておこうか。全然ダメなのはC級とでもしておく?
こうなると個人的にボーダーなのがロマサガ。感覚的なことだから「ねーよ」と言われたらそれまでなんだけど、アルツールの酒場にいるシェラハやマイルズの「ガウガウ」しか言わない獣人や、ヤーマス武器屋の思わせぶりな扉を見てるとA級ではないよなって気がしてくる。
じゃあ国産RPGで「A級」って言えるのはどこまでなんだろうね。ドラクエ、FFは異論無いと思うんだけど3番手は何かな、テイルズが無難だろうか。でもそれ以降となるとイース、ワイルドアームズ、ペルソナ、メガテン、マザー、幻想水滸伝、……聖剣伝説やSa・Gaにも目があるか。

B級候補としてはアレサ、ヘラクレス、ONI、サンサーラ・ナーガ、ブレスオブファイアとかその辺かなあ。単発で言えばそれこそ幾らでも出てきそうだけど。ルドラの秘宝とかLIVE A LIVEとかラグランジュポイントとかスレイヤーズ!とか……ああ、スレイヤーズはSSでシリーズ化してたね、忘れてたよ。ていうか忘れさせて欲しい。
で、ここでも問題が。B級って響きから連想される要素が、例えばラグランジュポイントに含まれているのかどうか。なんだか非メジャーRPG=B級みたいな決め付けを孕んじゃいないかって。ウルトラマン倶楽部がB級であることに異論は出ないと思うけど、じゃあガデュリンや天地創造がB級かって言われると、うーん。

結局この辺りの判断は個人任せなのかもしれないし、そもそもゲームをこういう風にランク付けすること自体間違ってるのかもしれない。でもB級がS級・A級に必ずしも劣ってるとは思わないんだ。戸愚呂だってB級妖怪だった訳だし。

で、長い長い前フリの末に何が言いたかったかというとですね。私個人としてはエストポリス伝記・メタルマックス・桃太郎伝説の各シリーズがB級RPG御三家ですよ、と。

エストポリス伝記がVCで出ないかなあ。あるいはリメイクされないかなあ。敵うならばオープニングの公開まで行ったⅢ、ルーインチェイサーズが出ないかなあとか。メタルマックスだって形を変えて世に出た訳だし、期待してもいいよね、期待させてよ。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索