・WA2
クリアしたよ。
もうゲームはじめてから不満が一杯あったから、絶対に感想でメタクソにこき下ろしてやろうと思ったんだけど、うん、まあ、クリアしたらどうでも良くなりました。
でも折角プレイしながら感想を書き溜めておいたから書くよ。今更10年前のゲームを自慢げに語るってどうなの?語り尽くされてるよ?という点からは目を逸らす。

とりあえず良かった点と駄目だった点。

装備品の意義が希薄:無印の時も思ったけど、ホントに酷い。装備はミーディアムとアクセサリだけでいいと思います。

ヒールベリーが売ってない:バランス取りです、って言われればそれまでなんだけどさ、無印はまずヒールベリーを99個買って、戦闘ごとに回復しながら進めてたわけですよ。ポーションベリーがショップに並んでからはそっちも買い揃えて、回復は魔法じゃなくてもっぱらミスティック→ポーションベリーだったり。
で、今回も同じ感覚で進めてたらポーションベリーが非売品だと知った時の絶望感。個人的にこれはないわ。

使わないアイテムが多すぎる:TOもリヴァイブストーンとかパラプリージアとか使いどころの無いアイテムが多かったけど、WA2も大概。っていうかラスダンで混乱喰らった以外は毒と病気にしかならなかったんですが、バステ。石化とかホントに仕掛けてくる敵いるのかよって話で。序盤でオーブが手に入るのにテレポートジェムがいつまでものほほんと店先に並べられてるのもイラッと来ますね、お前はいいからヒールベリー持って来いヒールベリー。

ザコ戦の意味が無さすぎる:エンカウントキャンセルは良かった点。これはホントに便利。だけどそのせいでザコと戦わずに済んで、ボスのくれる経験値が高いから稼ぎにも不要。しかも弱点突くまでもなく魔法で一撃、殴っても一撃って弱さのせいで戦術的にも面白みが皆無。ていうかダメージ半減されてるのに一撃とか、ナニコレですよ。

センスが酷い:個人的な問題なんだけど。「かっぱぐ(あまつさえ攻撃)」と、「ひゃはははッ!踊れッ!踊れッ!」は思わず「うわっ」って口に出しちゃった。終盤の「ギャラクシアンエクスプロージョン」あたりになるともう気にならないんだけど。
あとは敵の名前。アバオアクゥ、グラボイド、ババルウ位しか気付けなかったけど他にも他所のアニメやら特撮起源のものがありそうな。
軽妙な台詞回しだとかキャラ作りについては狙ってやってるだろうから文句を付けるのは筋違いだろうけど、ちょっとジュデッカさんがはじめから終わりまでかませすぎて辛い。説明書には敵幹部の中でも実力者っぽく書かれてたのに、一番のヘタレだとは。

ARMの意義が薄い:プレイスタイルに拠るのかもしれないけど、序盤以降で使ったARMはブラッドのリニアレールキャノンのみってのは少し悲しい。少なくともアシュレーはロックオンプラスが無いせいで命中率を改造せざるを得なくって、結果としてボス戦での使用に耐えないへっぽこ武器になっちゃう。やっぱり3箇所合わせて10回しか改造できない縛りはキツイッすよ。命中に全部振っても100%命中にならないしさ。

ミーディアム集めがノーヒントすぎる:……と書こうと思ったけど、カノンが仲間になったらダンジョンの位置や埋まってるアイテムの位置が分かるようになるのは嬉しい。おかしいとは思ってたんだ、フェンガロンが全然手に入らないんだもの。

エンカウントキャンセルが嬉しい&逃走率高め:これは改善点。無印はエンカウント率もそこそこだし、2回に1回は逃げるのに失敗してたから今回は快適でした。

音楽が耳に残る:OPテーマ、通常フィールド、終盤フィールド、雷音の檻、ミレニアムパズル、ラスボス戦、いい曲がたくさんあるってのに何故サウンドテストを付けないんだ。……と思ったけどSS・PS以降のゲームでサウンドテスト内蔵されてるものの方が少ないですよね。ていうか必ず印象的なフレーズが入ってるのは凄いわ。10年前にプレイしてたらなるけみちこ信者になってたかもしれない。

OPがいい:レビューサイトでも繰り返し言われてたけど、ロードごとに入るのはテレビアニメや特撮を意識してるんだろうなあ。ボス戦前のシルエット演出も含めて趣味の範囲だと思うんですけど、製作者のやりたい事は伝わる。

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とにかくテンポが良くてサクサク進むのは好感触だったんだけど、全体的にイベント演出があっさりすぎた。その割に説明や人物の台詞は多いもんだから冗長に感じる。恐らく製作者の中では当然の下地が出来てるんだけど、それが俺には分かって無いから「あれ?」って思っちゃうんだね。降魔儀式や剣の聖女、アンテノーラやカノン絡みなんかは特にそう感じた。まあdisk2で大体明らかにされるんですけど、それでもうーん?だなあ。
物語の真相は10年前だったら革新的だったのかなあと思ったけど、ディバイン・クルセイダーズの例がありましたね。ただ見せ方はWA2の方が上手かった。まあクリア後はオデッサの連中が可哀想に思えてならないんですけど……特にヴィンスフェルトは2週目はじめたら登場シーン全てで笑っちゃいそう。
あと、ティムはともかくアシュレーはギップルに来て貰うしかないレベルでイチャイチャしすぎてて困る。両手を広げて云々とか、ひたすらにうるせえ。

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まあ、面白かったですよ。ストーリーを思い起こすとヴィンスフェルトが喋るシーンで悉く笑ってしまう。アーヴィングの真意を知った上での振る舞いだったらかっこいい悪役なんだろうけど、アンテノーラにも騙されっぱなしなところを見るとやっぱりオデッサの首魁(笑)なんだろうなあ。

WA3やりたいけど据え置きだと絶対に続かないから手を出さない。428もwii版は埃被っちゃってるしねえ、もっと携帯機に色々と移植されないかしら。

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とりあえず、ブックオフまでサントラ探しに行って来ます。

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