アンチほど視聴に熱心
欝になる奴は気合いが足りない。オドオドしてる奴や声が小さい奴、要領の悪い奴を見てるとイライラする。部活をサボる奴に対してはイジメも辞さない覚悟で臨んで親を呼ばれる。
中学生の頃は扱いづらい生徒だったろうな。そりゃ内申悪くて推薦も貰えないわ。

なんでこんな話かっていうと、ゴセイレッドが似てるんだよね、中学の時の時柔道部だった田中くんに。いや、高田くんだったかな。それだけなんだけど。

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・ゴセイジャー
良かった点
・敵のデザインがまあカッコいい
・敵のモチーフが虫なのが面白い
・スーツのデザインがまあカッコいい
・子役の演技がまあ見れた
・キチンと朝7:30からはじまった
・地球を守ってくれそう

これだけ褒めておけばアンチだと思われなくて済むよね。じゃあ一人反省会始めるよ。

悪かった点
・OPが手抜き過ぎる。
曲は好き嫌いあるから言及しないけど、シルエット攻撃5人分やるのが冗長すぎるし、サビで敵組織のシーンとかどうなの。早い段階でパワーアップが来て映像が差し替えになるんだろうけど、余りにも気が抜ける出来。

・1話とは思えない展開
いつも「特撮は1・2話だけで評価出来ない」って言ってきたのは、1・2話はパイロット版だから金と時間かけてでも派手で面白いものを撮る筈。通常スケジュールになる5話以降でその年の真価を見極めるべきって意味なのね。
まさか1話から面白くないとは。っつーか本当に一話なの?

天装戦隊ゴセイジャー 17話「レッドになれない?」
アラタ(千葉雄大)は友達と仲違いしてしまった少年、望と出会う。変身する所を見てしまった望の記憶を消そうとするハイド(小野健斗)をアラタは止める。そこへ敵星人が現れるがアラタはチェンジカードをどこかに落としてしまい……(全50回)

位だと思った。半分は冗談としても、オープニングで天の塔が破壊され、アラタとデレプタが戦うのを見たときは第0話相当の話をどこかでやったんじゃないかって本気で信じた。いきなりの組織破壊の割に危機感が感じられないし、設定を全部説明セリフで終わらそうという青とピンクの、というか脚本・監督の神経が理解できない。
1話は思う存分派手に大暴れして、1話の終わりで天の塔破壊、どうしよう!の方が盛り上がると思うんだけど。まあこれは出来上がりを見た素人の結果論としても、いらん説明とバンクにばっかり時間をかけて、世界観やキャラクターが全然見せられてない。2話に期待か。

・カードバトルのテンポが酷い
天使モチーフによるフワフワしたサーカスアクションと、カードアクションが完全に食い合ってる。スタッフは龍騎・ブレイド・ディケイドと、同じくサーカスアクション主体だったマジレンジャーをもう少し研究すべき。具体的に言うと、テンソウダーのトレーを引く→カードを取り出す→セット→トレーを閉める→構えるって5つものアクションを直立不動でやってるのがテンポを崩してる要因。しかも戦闘中もヘッダーの召喚、個人武器の召喚と今までの戦隊ならワンアクションで済ますところをやるもんだから冗長になって仕方ない。翼を持った天使のノリで展開される軽やかなアクションをぶつ切りにしてるから害悪でしかない。
スタッフも流石に気づいてる、っていうか今回はカードバトルのチュートリアルみたいなもんだから今後はバンバン省略されると思うけど、カードにはメリハリつけるべきだと思うんよ。例えば必殺技のみとか、トリックベントやコンファインベントみたいな特殊効果のみとか。
龍騎はカードアクションをライダー双方が行う決闘のルールにすることでテンポの悪さを防いだ。ブレイドは甲冑ライダーでハイスピードバトルをする必要が無かった。カードは武士が名乗りをあげるようなもので、戦う上で儀式化されてた。ディケイドはカードアクションをスタイリッシュにして事前動作と連続させることでテンポの悪さを防いだ。カードをスラッシュや収納じゃなく「通過」させることにしたのも英断だったと思う。
カードバトルのノウハウが無い戦隊組がどれだけのものを見せてくれるのか、楽しみにしたい。っつーかマジなんとかしてください。

・ヘッダーの意味が薄い
今日一番言いたかったのは上三つなのでこっからはオマケ。でもわざわざヘッダー呼び出してまでみんな同じ光線撃ってるのはマヌケ過ぎる。

・正義の味方が種族差別
天使なのに「シーイック族、スカイック族は云々」てのはちょっと……今日の話って1話から「友達とは仲良くしよう」「勇気を持って向かい合おう」って説教臭かった割になんで正面切ってこんなことするんだ。種族間の不仲やぎこちなさを演出したいならやり方なんていくらでもあるだろうに。

・赤ちゃんを助けたあとにフォロー無し
ここもリアルタイムで見てて違和感がすごかった。これ、若夫婦は一切反省の機会を与えられてないよね。この姿勢が次の不満点に繋がるんだけど、

・上から目線
「星を護るは天使の使命!」なんですよ。地球人はどうでもいいってスタンスなんですよね。さっきの若夫婦も、ゴセイジャーにとっては別に反省してもらう必要が無い。だって星を護るのは自分たちの仕事であって地球人には関わりませんよ、ってのが伝わってくる。んで、望少年を勇気づけたこととが作中で繋がらないんだよな。望少年に関わるならアラタは親に注意を促さなきゃいけないし、親をスルーするなら望少年の記憶を消すべきだった。ここが分からない。結局一方的に「望はすべきことと、すべきでないことが分かってる!」って言い切っちゃうし。いいセリフだけど使う場面に説得力が無さすぎる。

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・黄色が濃すぎる
フィリピーナにしか見えない。

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まあ来週の展開次第ですけど、横手美智子の悪いところが存分に発揮されてしまった第1話をひっくり返すにはハードルがだいぶ上がった感が否めない。

折角のバレンタインだってのに子供向け番組の粗探しをしてる独身男性ってどうよ。それと、普段は「ひょっとしたら俺ってもうオタクでも何でもない普通の人なんじゃ?」って勘違いもあるんだけどさ、こういう時だけはまだオタクかもしれないなって実感するね。好きなんだもの、東映ヒーロー。

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