WHITE ALBUM2とは何だったのか

ほんと、何だったんだ。村様の劣化ぶりを衆目に晒しただけなんじゃないのか。
ONEとかNatural～身も心も～とかTo Heartとか、ギャルゲーの２は初代ほどの支持を得られないケースが多い気がするんだわ。To Heart２は受けたけど、ファン層が完全に入れ替わったというか、人気あるのタマ姉だけだしなあ。

でもまあそのおかげで初代が見直されるのは、懐古にとっては良い事だね。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm10460434
うお、スゲエ。出勤前にたまたま見つけたPVで、今日はテンションうなぎのぼりでしたよ。WHITE ALBUMって、発売当時はとにかく斬新だったよね。従来のゲームが知り合う前の０の状態から結ばれるまでを描いた０→１の物語主流だったのに対して、ホワルバは既に由綺がいて、１→２への関係の移り変わりを描いてる。誰に転んだとしてもスタンドアローンなシナリオは無く（マナマナ除く）って、由綺との関係の清算は必ず主人公と、選んだヒロインに突きつけられる。既存の関係を崩して前に進む責任は、ナンパゲーから脱却出来なかったエルフをも置き去りにしてる気がした。

ウィンドウズ９５の発売によって色数だとか容量だとかの制限撤廃が業界にインパクトを与えたとしても、やっぱり業界には老舗エルフやアリスソフトの牙城を崩す新勢力って無かったと思うんだよね。

それがウィンドウズ９８発売に前後して、痕あたりからじわじわ名声を得て来たleafと、ONEで開拓した層を引き連れてKanonを発表したKeyによって業界勢力が塗り替えられる。同級生が０→１、WHITE ALBUMが１→２のゲームだとしたら、幼馴染との再会だとか過去の因縁だとかをこれでもかと詰め込んだKanonは、－１→１のゲームと言えるんですよ。

ただ、To Heartとこみパに挟まれたホワルバが谷間の作品扱いされてるのも仕方ないと思う。でもね、東京開発室に主役の座を明け渡す前の、大阪開発室の持つ湿っぽさとかどこか危うさを今に伝える作品だと思うんだよね。

リメイク版、声もあってるじゃないですか。メインヒロインと新ヒロイン以外は。新ヒロインはタマ姉でハートを掴んだアクアプラスの、二匹目のドジョウ狙いが透けて見えるようだし、森川由綺＝平野綾は政治的な意図あるいは安易なネームバリュー頼みがアリアリで辛い。そんなキャンキャンした声で、美咲先輩を選んだ時の由綺を演じきれるのか不安ですよ。

しかし6/24発売ですか。ラブプラス＋の影に隠れてしまわないかなあ。PS3は持ってないんで素直にPSPへの移植を待ちますわ。

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こんなに楽しく日記を書いたのはいつぶりだろう。多分読み返すと何この気持ち悪い、って感じだろうから見直さない。

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噂によるとハガレンがブームらしい。こっち界隈じゃなく、極めて一般層で。命の大切さや民族問題・紛争の悲しさ・虚しさを描いた重厚な作品。幼い頃に両親を亡くした主人公兄弟は旅を続ける中で人間のあり方そのものを考えていく。
……なんだろう、好意的な解釈っていうか恣意的な解釈っていうか。ハガレンて大佐とヒューズがうふんあはん（リバシ可）な群像劇だと思ってたんだけど。

でも「等価交換」て概念はいいよね。当たり前なんだけど何かを得るためには何かを捨てなきゃいけないっていう。俺、結構捨ててるはずなんだけどその割にゲインが少ない気がするんですがどうなんですかエドワードさん。

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MOSのCMが心に痛い。今履歴書書いたら普通免許しかねえわ。