純度１００％愚痴

最近、自分の歳が怖くなる。正確には年齢に対する給与明細と預金残高が。
そりゃこんな時代だし、高卒に毛の生えた程度の給料で食べてる５０過ぎのお父つぁんもいれば、派遣会社のピンハネで家賃を役所から借りて口に糊してる働き盛りもいる。んなことは分かるんだけど。

それでも思うんだ。いざ田舎に帰ったとき、同級生と会ったときに自分のヒエラルキーはどんなものなんだろうと。新車一台即金じゃ買えない程度の貯金、中型バイク一台即金じゃ買えない程度の月給。

お見合いのエージェントに登録しようにも年収のチェックボックスは一番下が４００万円台なんだぜ、なんだか自分が世間から見放された、どうしようもなく惨めな存在に思えてきて。部屋の隅で黒い人影が俺を指さして哂うんだ。

というか自分は出世コースから外れたんだろうか、今回の出向は栄転に見せかけた島流しなんだろうか、俺以外の人間はみんな俺より高給を貰っていて、影で俺を笑ってるんじゃないだろうか。妄想だと判断するには材料が足りないし、明日庶務課に乗り込んで「全員分の給料リストを見せてくれ」と言っても追い返されるのがオチだ。でも怖い、５年後、１０年後に自分が人並みになれてるかどうかが怖くてたまらない。

こんなにも出世したくて偉くなりたくて金が欲しくて仕方ないのに、なんで「責任取りたくないから偉くなりたくない」なんてノホホンと言ってる人間の尻拭いを薄給でしなきゃいけないんだ、クソッ。なんで貯金も出来ないような状況で働かなきゃいけないんだ。なんで生活保護の申請まで考えてるような人間の方が俺よりいい暮らしをしてるんだ。

自分でも酷いグチを書いてるのは分かってるつもりなんだけど、これも全部カンパリのせいだよ。せめて割るべきだった。ロックとか頭おかしい。苦い。ねばっこい。旨い。

------------------------------------
んー、酔いは冷めてきたけど、やっぱり怖いな。３０代のみならず新卒の平均給与額をも下回ってるのが怖すぎる。死にたい。嘘。死にたくない。笑われたくない。もっと給料が欲しい。高卒に負ける。嫌だ。死にたくない。