ぼく達は少し　大人になった

終わったね、惑星のさみだれ。
なんというか、来年のプリキュアは昴と雪待でやればいいんじゃないかな。

初めて知ったのは４年くらい前のウラキス帰りアキバツアー。ちょうど２巻が発売したてで、マックさんが凄いプッシュしてた。流石お目が高いってやつですか。追いかけはじめたのは４巻発売直後、ちょうど研修で２週間も合宿所に缶詰になってる間だった。その時読み込んだせいなのか、一番好きなのは半月死亡→三日月登場の辺りだなあ。

それにしてもだよ。１０年後って。１０年て。長いよ。１０年て言ったら俺が大学に入学してから千葉に異動させられるまでの間でしょ？
ギレチのチラシと一言ポスターの物量に圧倒されて、売上横領容疑でバイトを辞めて、FIELD OF VIEWは解散して、アラキスでテキーラが流行るなんて予想できなくて、留年して、弟と一緒に暮らして、就職先は半年で辞めて、フィギュア収集にハマって、軽蔑してた方の祖父が死んで、敬愛してた方の祖父も死んで、新潟の田舎じゃ車が必須で、運転中に目薬刺してたら事故って、今。

漫画のキャラクターが１０年間も変わらず友好を深めて結婚してたり、ストレートで就職してたり人生楽しそうだったりすると妬ましくてギギギしちゃう。

ふと思い出してFoVの曲を引っ張り出して聴いてみた。すげえ。タイムスリップでもしてるんじゃないかって感覚。目を閉じれば京王八王子駅前の松屋で初めて牛丼を食べた日のことや、毎日２０キロの道のりをチャリ漕いで予備校へ通ったことや、生徒会室で大貧民に明け暮れた日々のことや、柔道が嫌で嫌で逃げ出したくなった放課後を思い出す。

……そしてゆっくり目を開けると目の前には明日の研修資料。１８４ページ中、まだ２１ページしか読んでない。５時起きだからもう寝ないと辛いんだけど。