2010年にプレイしたゲームについて(1)
まず6月まで。評価は5段階。あくまで「プレイしたゲーム」なんで、随分前に発売されたゲームも含む。20年以上前に発売されたゲームを誇らしげにレビューするとか何事だよって感じだけど、そういうのはスルーすればいいと思うの。
今年はなんというか、今までDOLにハマって全然コンシューマをやってこなかった反動が出た。そしてクリアしてないのも多い。結果的にDOLより不毛だったんじゃって気になるから不思議。

気をとりなおして、行きましょう。

------------------------------------
★ 「制作スタッフからのメッセージをお読みください」なら喜んで寄付する
◆ 「なんかおすすめのゲームある?」って訊かれた時の答え
☆ プレイ中は楽しく、クリアしたあとにプレイ中の思い出が蘇る
◯ 金がない時にフリーゲームだったら手を出してもいい
△ 自分に合わないゲームで余暇を潰すのは非生産的だと思う

1月 
・英雄伝説空の軌跡FC 状況:クリア 評価:◆
正月休みを彩ってくれた。神ゲーかどうかはともかく個人的には名作認定したい。
不満点も沢山あるけど、Sophisticated Fight(通常戦闘)とか空を見上げて(2章フィールド)とか銀の意志(レーヴェ戦)とか卑怯だろう。もうそれだけで十分だよ。地味に操作性がヌルヌルなことや街並の作り込みは流石。
ただ、敵が個性豊かってわけじゃないし、難易度上げても戦闘でやることは変わらない。絵も古い。装備のカスタマイズの幅もほぼ無し、工夫の余地があるのはアクセサリだけって辺りはワイルドアームズ1・2に似てますね。こっちはクオーツの組み合わせが豊富で、しかもキャラが没個性になってないのが評価点。
主人公が可愛いのはいいよね、不人気だけど。

・英雄伝説空の軌跡SC 状況:クリア 評価:☆
FCに比べてふろしきが随分広がっちゃった印象。次々出てくる敵ボスのカタログスペックと不自然なまでのPCとの因縁に説得力が感じられなかったのが個人的にマイナス。まあ主人公が駆け出しなのに強すぎだろって辺りはクサすといろんな漫画やゲームが該当しそうだから触れないでおこう。
ほか、より複雑になったクオーツの組み合わせや自由なPT構成はプラス。長すぎるメインストーリーはマイナス。クローゼが皆口声でエロいのでプラス。戦闘は一部の壊れアーツのお陰で後半ほど作業になるのはマイナス。ラスボスとかノーダメだった気が。
ジョゼットの笑顔曇らせ隊。

2月
・英雄伝説空の軌跡3rd 状況:2時間 評価:△
主人公が厨設定の腹黒・世界の広がりを否定する舞台設定・同じシステムここまで連続は飽きる。のトリプルコンボで終了。旧キャラの掘り下げはあるからファンディスクとしてはいいらしいね。動画サイトで見ればよくね?って言われたらそれまでだけど。
SCからこっちアガット×ティータが推されすぎてて吹く。ティータわりと覚悟完了してるっぽいし、そのうち赤毛さん襲われるよね。

・estpolis 状況:クリア 評価:☆
音楽だけなら★、ストーリーと演出は◯程度、ARPG部分は◆。総合評価は☆。ただし、エストポリス伝記としては△でもまだ足りない。いや酷いよやっぱ、これを許容できるファンがいるとは到底思えない出来なんだけど。
正直、タイトル変えてまったくの新作ARPGとして出した方が良かったと思う。戦闘では簡単ボタン操作と敵の動きを見切ってHIT数を稼ぐ爽快感があるし、ダンジョンの仕掛けをキャラごとの特殊行動で切り抜けていくのはエストポリスの名に恥じてない。慣れてくると二段ジャンプと特殊アクションと敵の誘導でダンジョン内を縦横無尽にショートカットで来たり、ARPG部分はワゴンに並ぶような出来じゃないんだが。
それにしたってティアの涙イベントと真実の鏡イベントを削ったうえに2週目で誰得な生存ルート開放は納得がいかない。VCでのエスト配信を夢見て今日も床に就く。

3月
・Gダライアス 状況:クリア 評価:◯
横STGは久々。ダライアスはSFCのTWIN以来。ボスもかっこいいけど横STGでこんなに演出頑張れるんだ、ってのに驚いた。キャプチャービームとかシステムはやりこめば評価が上がるんだろう。ただプレイしたのがちょうど引越し時期でね、もう起動したくないんだ。思い出しちゃうから。

・MGS 状況:最初の面の最初の敵兵士 評価:△
ごめんなさい、引越し間際にプレイしたゲームは思い出したくない。ていうかこのゲーム難しすぎるわ。主人公の攻撃力低すぎて、奇襲しても倒しきる前に返り討ちに遭う。どこかで強い装備取ってから戦うのが定石なのかも。
……という内容のメールを弟に送ったら、「そういうゲームじゃねえからこれ!」って返ってきた。いやこの見た目だと天誅シリーズのスパイ版だと思うじゃん?

・ワイルドアームズXF 状況:ラブライナが仲間になるまで 評価:△
ごめんなさい、3月末~4月頭にやってたゲームのことは思い出したくない。ゲームとしては詰将棋に近いんじゃないですか、特に序盤。いや序盤しかやってねえけど適当にクラス選んでると勝てなかった。

4月
・イースⅠ 状況:クリア 評価:◆
BGMだけは好きでちょくちょく聴いてたもんだからこの機にやってみようと思った。
やる前は「体当たりで攻撃w」「半キャラずらしでノーダメw」とか馬鹿にしてたけど、軽快な、時には心震えるような曲に乗って縦横無尽にアドルを動かして敵に向かっていくゲーム性は単純ながらも爽快感があって飽きない。まるで初代聖剣伝説で1列に並んだウェアウルフをミスリルソードのゲージ攻撃で鎧袖一触するような生理的快感がずっと続く。
OPムービーや要所要所で入るボイス、FCと同時期とは思えない音楽や、恐らくアニメや当時のゲームブック・ライトファンタジーを強く意識してるであろう展開。サクサク進んで中だるみしないまま一気にラストまで行ってしまうところも含めてこれは勝てないと思った。
マイナス評価はストーリーが急展開過ぎておいてけぼり喰らったとこと、ピクティモスに勝てなくて危うく詰みかけたトコ。正直、よくまとまっててけなす部分がない。VCだからコスパで考えれば非常に得したゲームだった。お気に入りはFIRST STEP TOWARD WAR。

・イースⅡ 状況:クリア 評価:◆
TO MAKE THE END OF BATTLEがEDじゃなくてOPとか、マジで黄に聴くまで知らなかった。
評価もプレイ感覚もⅠに同じ。演出はより強化されてるかな。塔を登ってたら鐘がリンゴーンと鳴っていくステージは階を上がるたびに窓の外を流れる雲の様子が変わっていったりとか凄いワクワクした。これも良音楽のなせる業なんだろうけど、やっぱすげーなこれ、80年代のゲームだよね?
ただ、展開の理解できなさもパワーアップというか、キースって何者だったの?とかルタ・ジェンマってチョイ役じゃないの?とか、神官の子孫がなんでこんなに都合よく集まってるんだよ、とか引っかかる点は多かった。
でもゲームの面白さは音楽に乗ってアドルが敵に突っ込んでいく快感にあるんで、全く損なわれてない。イースって最近でもPSPでいくつか出てるから手を出してみたいんだけど、どれもこれも難易度が高いって聴くとどうしても尻込みしちゃう。
お気に入りの曲はいっぱいあるけどICE RIDGE OF NOLTIAが一番。ただイースの曲はカッコいいんだけどループしないんだよね。ゲームミュージックとしては反則だと思う。でもカッコ良すぎるから困る。

・聖戦の系譜 状況:クリア 評価:☆
一回クリアしてるんで感動は薄い、かと思ったけど背景をより深く理解できて良かった。というかマンフロイ達はダビスタ感覚だよね絶対。
バランスいじってリメイクされたら面白そうだけどファンが黙ってなさそうだし、このゲームは貴種流離譚というか、神族の血で一般人相手に無双することを肯定してる、無双しなければならないゲーム設定だからこれでいい。
それにしたって5章のキュアンを見てると暗愚という言葉が頭をよぎる。いやートラバントはたしかに悪役だけど、「北上すれば砂漠のどこかでシグルドと合流できるはずだ」って指揮官としてそりゃ無いわ。

5月
・レイトン教授と魔神の笛 状況:クリア 評価:☆
えと……普通。シンプル5000 THE・レイトン教授って位普通。いや安心のクオリティだし悪魔の箱よりは明らかによくなってるよ?でも普通。逆に言えば新作が出ればこれからも安心して買える、とも言える。やってる間は熱中して、終わったら何も思い出せない。理想的なゲームのあり方の一形態だと思います。

・エルミナージュ2 状況:コンプリート 評価:★
神ゲーだった。最近3も発表されたね、楽しみ。いやホント、RPGでここまで全要素集めて遊びきったのは初めてかもしれない。夏真っ盛りになるまで楽しませてもらいました。
と言うと持ち上げ過ぎだろうとは思う。基本的に電源OFFにはしないけどゲームスタート時のローディングはすげえ長いし(ゲーム中は読み込み時間ほぼゼロ。至って快適)、街の人や敵のノリは硬派で骨太なRPGを期待してると裏切られた感満載。
戦闘も、バランスがいいとは口が裂けても言えない。序盤はアロブに後列が狩られ、中盤は不意打ちのエンテルクミスタに怯え、終盤は首切り祭にお手上げ。バランスが完全に武器>魔法なのも勿体無い。魔法は種類こそあれ、魔術師以外では威力の伸びが悪いしそもそも抵抗されてノーダメージの可能性も高い。武器は武器で高レベルになる&いい武器を手に入れるまではダメージの幅が大きすぎる。DQみたいに「戦士はおおがらす、勇者と僧侶でおおありくい、魔法使いはメラをいっかくうさぎに」って計算が成り立たないのは特に序盤で厳しい。
それでもそんな不満をすべて吹き飛ばすくらいに押せるポイントが二つ。戦闘のテンポと図鑑データの充実ぶり。この2つが相まってダンジョン潜り→鑑定→換金がとにかく楽しい。全体的にwisなんだけど、呪文の名前やキャラグラが変更できたり、遊びやすさは本家を超えたんじゃないかなって思える。いやwisは一作もやったこと無いけど。

7月~12月は明日。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索