趣味とは泡沫の如きもの

最初は大抵思い付きか成り行きではじまる。
１週目は恐る恐る、測るように嗜む。
遊び方が分かって来ると嵐の様に日記を書き散らす。海の底を目指す勢いでのめり込む。
明けても暮れてもその事しか考えられなくなって、生活の全てがそれ中心になる。

そのうち、それは完全に生活の一部として自然なものになる。日記に書く頻度が減る。

ある時、忙しさから１週間それに触れない週が出来る。
それをしなくても１週間過ごせるもんなんだと、変に感心したりして。

２週間が過ぎる。それがなければつまらなかった筈の世界は、案外いつもと変わらない。

３週目が終わる。こうなると逆になぜそれをしていたのか分からない。

４週目に入ると、もうそれをすることなど考えられない。痕跡を消すしかない。

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あくまで一般的な、新しい趣味をはじめて、ハマって、飽きるまでの流れ。あくまで俺調べだけど、概ね３ヶ月程度でこのサイクルを繰り返すらしいね、一般的には。たまに夢中になるものは６ヶ月も続くそうだけど。
……別に俺がまた何かに飽きたとか、そういう話ではないよ。だいたい、アニメの方はまだ見るつもりだからセーフ！

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これだけ趣味の入れ替わりが頻繁だってのにMTGはずっと続いてるところを見ると、「細々と」ってのが長続きのコツなのかもしれない。