「ヴォルテール」で連想するのはTO
2013年1月7日 日常SFC版だとサラは文句なく使えたね、アーチャーだし。この子は駄目っていうか、汎用L男の存在価値自体ちょっと。
とまれ、まあ哲人のヴォルさんもイイコトは言ってるわけですよ。曰く、「私は君の意見に反対だ。だが、君がそれを発言する権利は死んでも守る」
小学3年生の頃の道徳の教科書だか国語の便覧にこの言葉が載ってて、あまりのカッコ良さに早くも中二病を患ってしまった過去を思い出しますね。
その本には他にも「どの港に向かうかを知らぬ者にとってはいかなる風も順風たり得ない(セネカ)」とか「友情は喜びを倍加し、悲しみを半減させる(キケロ)」とかたくさん載ってて、名言を暗記しては人前でわざとらしく、「いいかい、こんな言葉があるんだが……」とひけらかしてみた。ううん正しく中二病。
閑話休題。
例えば俺がラブプラスで寧々さんが好きで、それを公言してたとするじゃない。そうするとさ、例えばmarioが気に食わねえって人は「あんなののどこがいいんだ」とこう来るワケさ。逆にmarioを味方に引き入れたいって人は「寧々さん、いいよね……」と言ってくるかもしれない。寧々さんに対する評価の後ろには寧々さんに対する評価者の影が落ちている。これが最も基本的なパターン。
勿論、好悪を意識する評価者は知り合いに限らない。好きな俳優が好むカクテルだから飲みたい、あのタレントがオススメしてたからこの観光地に行ってみたい、あの芸人が好きだって言ってたからこの漫画を読む気なくしちゃったetc...
あらゆるものから解き放たれた唯一自分の心だけに従う評価なんてものは存在し得ない。評価する側もされる側もそれを心に留めおけば、単純でちっぽけな慰めが名言の輝きを帯びる。即ち、「人の言うことなんて気にするな」
冒頭のヴォルさんがそんなノリで言ったかどうかは分からないけど、人の評価を気にしたり、逆に人に対する好悪をモノを測る基準に使うのは、まああんまり良くないんじゃないかな。「ダメだ」とは言えないけど。
個人的に、この場合大切なのは「ヒトはヒト、自分は自分」ではなく、「ヒトはヒト、モノはモノ」だってことかな。完全に独立した自分だけの評価、ONLY ONEの価値観なんて期待できない。
だからさ、アニメの感想くらい好きに言えるといいですね。
……と結論付けようとしたけどこの文章、日記だからイイようなもののコラムや論文の体は為してないね。俺だってプリキュア好きな人の前では下手なこと言えないもん。結局、作品の評価はそれを取り巻く人間相互の関係に依存するんですね、どっとはらい。
とまれ、まあ哲人のヴォルさんもイイコトは言ってるわけですよ。曰く、「私は君の意見に反対だ。だが、君がそれを発言する権利は死んでも守る」
小学3年生の頃の道徳の教科書だか国語の便覧にこの言葉が載ってて、あまりのカッコ良さに早くも中二病を患ってしまった過去を思い出しますね。
その本には他にも「どの港に向かうかを知らぬ者にとってはいかなる風も順風たり得ない(セネカ)」とか「友情は喜びを倍加し、悲しみを半減させる(キケロ)」とかたくさん載ってて、名言を暗記しては人前でわざとらしく、「いいかい、こんな言葉があるんだが……」とひけらかしてみた。ううん正しく中二病。
閑話休題。
例えば俺がラブプラスで寧々さんが好きで、それを公言してたとするじゃない。そうするとさ、例えばmarioが気に食わねえって人は「あんなののどこがいいんだ」とこう来るワケさ。逆にmarioを味方に引き入れたいって人は「寧々さん、いいよね……」と言ってくるかもしれない。寧々さんに対する評価の後ろには寧々さんに対する評価者の影が落ちている。これが最も基本的なパターン。
勿論、好悪を意識する評価者は知り合いに限らない。好きな俳優が好むカクテルだから飲みたい、あのタレントがオススメしてたからこの観光地に行ってみたい、あの芸人が好きだって言ってたからこの漫画を読む気なくしちゃったetc...
あらゆるものから解き放たれた唯一自分の心だけに従う評価なんてものは存在し得ない。評価する側もされる側もそれを心に留めおけば、単純でちっぽけな慰めが名言の輝きを帯びる。即ち、「人の言うことなんて気にするな」
冒頭のヴォルさんがそんなノリで言ったかどうかは分からないけど、人の評価を気にしたり、逆に人に対する好悪をモノを測る基準に使うのは、まああんまり良くないんじゃないかな。「ダメだ」とは言えないけど。
個人的に、この場合大切なのは「ヒトはヒト、自分は自分」ではなく、「ヒトはヒト、モノはモノ」だってことかな。完全に独立した自分だけの評価、ONLY ONEの価値観なんて期待できない。
だからさ、アニメの感想くらい好きに言えるといいですね。
……と結論付けようとしたけどこの文章、日記だからイイようなもののコラムや論文の体は為してないね。俺だってプリキュア好きな人の前では下手なこと言えないもん。結局、作品の評価はそれを取り巻く人間相互の関係に依存するんですね、どっとはらい。
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