タイプしながら考える
2013年10月13日 日常今日は色々と悩ましいことがあったので酒を煽りつつ考え事をつらつらと。
どうもウチのトップが言うには「誰も県外に行きたがらないから、総務課は人事交流のノルマに毎年悩んでいる」「てっきり君は千葉県への異動を希望しているものと思っていた」らしい。
65歳で定年を迎えるまでは二度と故郷の土を踏むこともないと思ってたけど、どうやら事情が変わるかもしれない。しかし新潟に留まるにせよ千場に帰るにせよメリット・デメリットがある。モヤモヤしてもはじまらないので、脳内会議でそれらを詳らかにしてみよう。
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ところで自分にとって人生の目標の大きな一つが「市川or千葉で死ぬこと」なワケですね。だから退職するまでに3,000万ほど貯めこんで千葉県に帰る。これが長期目標なんです。目標のためには軽々と転職や結婚なんて出来ない。
それを踏まえると「千葉に戻るチャンス」というのはすごく美味しい。しかしまあ、考えなきゃならんこともあるよね。
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千葉に戻ると
・住むには最高。公共サービスは充実してるし雪も降らない。
これに尽きる。冬なのに晴れてる。冬なのに雪が降らない。公園が多い。街がきれい。お店が多くてひとり暮らしに優しい。まさにパライソ。
・趣味を活かしやすい
新潟でオタク兼ランナーをやるってのは、海中でドラゴノサウルス相手にビームライフル撃つようなもんですよ。千葉なら大雪山おろしが使える。そのくらいの差があるんです。俺だって皇居走りたい、イベントに参加したいんです。
でも、これは時間の経過とともにメリットが薄れるでしょうね。流石に30代後半で声優のイベントに出かける奴なんておらんやろーという振り。
・友人関係が関東に集中している
正直に告白すると、新潟には現在、一人も友人がいない。親友と呼べる唯一の男はこの春から関東に異動した。
・千葉支社の職員は質がひどい。あと支社そのものもヤバい。
いい事ばかりではない。この問題が占めるウェイトも大きい。2年居てわかったけど本当にレベルが低い。特に若い世代が少なく士気が低くて、仕事ぶりから誇りを感じられない。
ていうか新潟支社だと自分はせいぜい「応対が得意で他はそこそこ」って立場なのに、千葉支社だと無双できちゃうバランスなのが酷い。こういうのって思い上がりや勘違いなことも多いけど、千葉では「この人達本当に何十年も仕事してきたの?」って思ったことが一度や二度ではない。
あと組織の硬直化がパない。横の繋がりが皆無で、頑張って新しいことをして成功するくらいなら何もせずに失敗しよう、儲けは他の支社に出して貰おうって雰囲気が支配的。
勿論、満員電車も十分以上に嫌だ。本当に嫌だが、田舎の風景を見ながら通勤するのと精神的な苦痛は大差無いかもしれない。田園風景は人を腐らせる。還ろう、人が人らしくいられるコンクリートジャングルへ。
・いざという時駆け込める場所を知らない
新潟には小さい頃からお世話になってる病院や、ずっと髪を切ってもらってる床屋がある。千葉が故郷なのにね、ふしぎ!
でも千葉にはこれが無い。ノロにやられた時も親知らず砕いた時もどこに行っていいか分からなかったし、髪は結局、2ヶ月に1回、新潟まで散髪に帰ってた。
まあ、これは生活してるうちに行きつけが出来る気もする。
・南海トラフ地震リスク
こんなもん当たるも八卦だよね。東海がヤバい!ってのは生まれてからずっと聞いてきたのに、既に新潟で大地震が2回も起きてる。しかも柏崎刈羽原発だってある。狭い日本に住む限り、安全な場所なんて無い。
・家族と離れられる
弟としょっちゅう会えないのは身を切られる思いだけど、父の顔を見なくて済むのはありがたい。クソ親の始末を弟に押し付けるようで、というか押し付けるわけで申し訳ないが。
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一方、新潟に居座ると、
・仕事はまあ、先が見通せる
まず千葉よりも客がまともだ。そして仲間は非常に頼れる。なにより組織全体の雰囲気がとてもいい。プロであれ、という社是のもとに、全員で努力してよりよいサービスに昇華させよう、幸せな職業人生を送ろう、困難には全員で立ち向かおうという雰囲気がある。若い層が充実してて、個性的で仕事も出来るメンツばっかりというのも先が明るい。
うちの会社自体も地域でそこそこ認知されてるから営業がやりやすいのも嬉しい。クルマが運転できないから営業に出かけられないというのは大きなストレスだが。
・住むには最悪
まず男が一人で買い物に行くとマジで不審者扱いされる。買い物の内容を店員が漏らし、知り合いづてに広まって、「昨日◯◯屋で惣菜とアイス買ってたんだって?聞いたよー」とかバイトのおばさんに言われる。田舎にはプライバシーという概念がない。にゃんぱすー。
お店も少ないしクルマが無いとロクに動けないしなにより雪が降るし。雪が降るし!
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つまり、生活するなら圧倒的に千葉が快適、仕事をするなら圧倒的に新潟が素敵、ということだね。
ただし新潟にいる限り仕事でもクルマを使う機会が多いこと、仕事はある程度開き直ってしまおうと考えると千葉にワンチャンあるかな。
よし、今年の人事面談は終わったから、来年ははっきりと自己主張しよう。関東の太陽の下に戻るんだ。
どうもウチのトップが言うには「誰も県外に行きたがらないから、総務課は人事交流のノルマに毎年悩んでいる」「てっきり君は千葉県への異動を希望しているものと思っていた」らしい。
65歳で定年を迎えるまでは二度と故郷の土を踏むこともないと思ってたけど、どうやら事情が変わるかもしれない。しかし新潟に留まるにせよ千場に帰るにせよメリット・デメリットがある。モヤモヤしてもはじまらないので、脳内会議でそれらを詳らかにしてみよう。
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ところで自分にとって人生の目標の大きな一つが「市川or千葉で死ぬこと」なワケですね。だから退職するまでに3,000万ほど貯めこんで千葉県に帰る。これが長期目標なんです。目標のためには軽々と転職や結婚なんて出来ない。
それを踏まえると「千葉に戻るチャンス」というのはすごく美味しい。しかしまあ、考えなきゃならんこともあるよね。
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千葉に戻ると
・住むには最高。公共サービスは充実してるし雪も降らない。
これに尽きる。冬なのに晴れてる。冬なのに雪が降らない。公園が多い。街がきれい。お店が多くてひとり暮らしに優しい。まさにパライソ。
・趣味を活かしやすい
新潟でオタク兼ランナーをやるってのは、海中でドラゴノサウルス相手にビームライフル撃つようなもんですよ。千葉なら大雪山おろしが使える。そのくらいの差があるんです。俺だって皇居走りたい、イベントに参加したいんです。
でも、これは時間の経過とともにメリットが薄れるでしょうね。流石に30代後半で声優のイベントに出かける奴なんておらんやろーという振り。
・友人関係が関東に集中している
正直に告白すると、新潟には現在、一人も友人がいない。親友と呼べる唯一の男はこの春から関東に異動した。
・千葉支社の職員は質がひどい。あと支社そのものもヤバい。
いい事ばかりではない。この問題が占めるウェイトも大きい。2年居てわかったけど本当にレベルが低い。特に若い世代が少なく士気が低くて、仕事ぶりから誇りを感じられない。
ていうか新潟支社だと自分はせいぜい「応対が得意で他はそこそこ」って立場なのに、千葉支社だと無双できちゃうバランスなのが酷い。こういうのって思い上がりや勘違いなことも多いけど、千葉では「この人達本当に何十年も仕事してきたの?」って思ったことが一度や二度ではない。
あと組織の硬直化がパない。横の繋がりが皆無で、頑張って新しいことをして成功するくらいなら何もせずに失敗しよう、儲けは他の支社に出して貰おうって雰囲気が支配的。
勿論、満員電車も十分以上に嫌だ。本当に嫌だが、田舎の風景を見ながら通勤するのと精神的な苦痛は大差無いかもしれない。田園風景は人を腐らせる。還ろう、人が人らしくいられるコンクリートジャングルへ。
・いざという時駆け込める場所を知らない
新潟には小さい頃からお世話になってる病院や、ずっと髪を切ってもらってる床屋がある。千葉が故郷なのにね、ふしぎ!
でも千葉にはこれが無い。ノロにやられた時も親知らず砕いた時もどこに行っていいか分からなかったし、髪は結局、2ヶ月に1回、新潟まで散髪に帰ってた。
まあ、これは生活してるうちに行きつけが出来る気もする。
・南海トラフ地震リスク
こんなもん当たるも八卦だよね。東海がヤバい!ってのは生まれてからずっと聞いてきたのに、既に新潟で大地震が2回も起きてる。しかも柏崎刈羽原発だってある。狭い日本に住む限り、安全な場所なんて無い。
・家族と離れられる
弟としょっちゅう会えないのは身を切られる思いだけど、父の顔を見なくて済むのはありがたい。クソ親の始末を弟に押し付けるようで、というか押し付けるわけで申し訳ないが。
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一方、新潟に居座ると、
・仕事はまあ、先が見通せる
まず千葉よりも客がまともだ。そして仲間は非常に頼れる。なにより組織全体の雰囲気がとてもいい。プロであれ、という社是のもとに、全員で努力してよりよいサービスに昇華させよう、幸せな職業人生を送ろう、困難には全員で立ち向かおうという雰囲気がある。若い層が充実してて、個性的で仕事も出来るメンツばっかりというのも先が明るい。
うちの会社自体も地域でそこそこ認知されてるから営業がやりやすいのも嬉しい。クルマが運転できないから営業に出かけられないというのは大きなストレスだが。
・住むには最悪
まず男が一人で買い物に行くとマジで不審者扱いされる。買い物の内容を店員が漏らし、知り合いづてに広まって、「昨日◯◯屋で惣菜とアイス買ってたんだって?聞いたよー」とかバイトのおばさんに言われる。田舎にはプライバシーという概念がない。にゃんぱすー。
お店も少ないしクルマが無いとロクに動けないしなにより雪が降るし。雪が降るし!
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つまり、生活するなら圧倒的に千葉が快適、仕事をするなら圧倒的に新潟が素敵、ということだね。
ただし新潟にいる限り仕事でもクルマを使う機会が多いこと、仕事はある程度開き直ってしまおうと考えると千葉にワンチャンあるかな。
よし、今年の人事面談は終わったから、来年ははっきりと自己主張しよう。関東の太陽の下に戻るんだ。
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