とっくに書き上げてたものを死蔵するのはよくないのでアップロード。

2015.5.22といえば世間一般ではモダンマスターズ2015の発売日。ご多分に漏れず私も47,000円ほど剥いてきましたが、世の中の全てを憎むかMtGなんてはじめからやってなかったことにするか迷うレベルの大敗を喫したので向こう1年はモダンやってみたいなんて言いません。
しかし数字にしてみると47,000円があっという間に1万円弱程度の資産価値になっちゃうんだから恐ろしい話だ。というかヴェンディリオン三人衆ってスタンで使えた時期があったんだよね?どんだけ魔境だったの当時のスタン。

そんなショックを引きずって秋葉原から帰りの電車に揺られてたら、両国を過ぎたあたりで「違うじゃん!今日はライブのために東京まで来たんじゃん!」と思いだしてUターン。
五反田ゆうぽうとホールで19:00開始というだけあって、周辺にはサラリーマンが多い。そんな中、判で押したようにチェック柄の半袖シャツに身を包んだオタクの目立つことときたら、スーツ着て行って正解だったかなと実感。少なくとも言い訳は立つよね。
「歌手の人は知らないけど、友人が舞台演出のチーフやるらしいからわざわざチケット取って見に来た新橋のジャスダック上場企業で法人回り営業に従事するサラリーマン」という設定は使う機会がなかったけど。

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会場は思ったより(と言っても1割も居なかったと思うが)女性客が入ってた。うっちーって同性からは蛇蝎の如く嫌われそうだな……と思ってたけど、そうでもなかったらしい。
あと後ろの座席の人が「モダンマスターズ定価で1BOX買ったけど苦花以外ゴミクズだった」ってボヤいてて思わず乗りそうになった。「ミルキアンてなんだよミルキストの方がそれっぽくね?これ流行らせね?」とかワイワイやってたので話しかけなかったけど。
皆さんは御存知の通り、「ミルキアン」は「シャーロキアン」から来てるんですよね。
余談が過ぎた。以下セトリ。

アップルミント
オレンジ
Merry Go
(MC1)
キックとパンチどっちがいい?
泣きべそパンダはどこへ行った
ピンク・マゼンダ
(着替え)
Breezin’
ONE WAY
Sweet Rain
(MC2)
Growing Going
ドーナツ

Encore
Three Hearts(チェインクロニクルラジオ EDテーマ)
遥か彼方(新曲)
Blooming!(新曲)
アップルミント

ぴったり2時間程度、アルバム全11曲を歌い切る、わりとコンパクトなライブでした。ソロのライブに行くのは初めてだなそういえば……。

奈落から飛び出すように登場して即アップルミント、オレンジというアップテンポな曲ではじまって、Merry Goではサイリウムを小道具に使ったり、キックとパンチどっちがいい?では実際にキックとパンチが振り付けになってたんだけど、体幹がしっかりた伸びのあるいい中段蹴りでしたね。
泣きべそパンダはどこへ行った、だったかな、1番からいきなり歌詞を間違えたのは。でもサラッと流したのは流石。そして歌詞間違いが逆に口パクではない証明になった気がします。
ピンク・マゼンダは個人的に一番好きな曲だし楽しみにしてる人いっぱいいたと思うのでもう少し溜めてもよかったのではと思う。でもいい曲だった。本当に捨て曲ないなこのアルバム。

それから生バンドの準備があって、白雪姫風の衣装「白雪姫(改)」から「アップルミント(改)」へ。赤いドレスに青いスカートが鮮やかな格好も良かったけど、上が白で下がミントグリーンのスカートなのは破壊力が高いというかなんというか……本当に脚キレイだな……。

Breezin’での客席の盛り上がり方、サビでリズムよく腰を振るうっちーの、後ろ暗さのないエロスはμ’sで言えば夏色えがおで1,2,JUMP!!並みの盛り上がり鉄板曲になれそう。
ONE WAYではみんなのサイリウムが真っ赤に。それまではタイトルに色が入ってる曲くらいでしか合わなかったのにここはピッタリ合わせてきたけど、なんかコール本でも出回ってたんですかね。
90年代女性ポップスっぽいSweet Rain、典型的なガールズロックナンバーのGrowing Going、ドーナツと続けてアルバム収録曲分は終了。

アンコールは知らない曲ばっかりだったんだけど、遥か彼方は母から、巣立っていく娘への想いを歌ったバラードだとか。早く歌詞を確認したい。一方で気合い入りまくってた次回のアルバム表題曲Blooming!はメロディーラインさえ分からなくなるほど音割れしてましたね、残念。

最後はやっぱりアップルミントで締めよう!って時に「ソロライブは一生に一回しかないから」って何回も繰り返し感謝の言葉を口にするたび客席から「1stライブだよ!」ってツッコミが入って、それでも何が間違ってるのかしばらく気づかなかったり、最後ジャンプ→着地で終えるところでズッコケたり、うっちーらしい1stソロライブでした。

らしい、といえば口さがないのもうっちーの特徴・天使の特権。ライブでよくある会場に来てる女の子確認の時に手を上げた男性に対して「そういう空気読めない人、ホント嫌い」って白けてみたり、物販のアイテムに関しても「このサイリウム、12色っていっても桃と薄桃とピンクって3つも要らなくない?」「ライブTは黒が売れるって言われたけど可愛くないから緑にした」「タオルのデザイン可愛いけどすぐに毛羽立つから素材が良くないよね」等かなりの言いたい放題。ラブライブ!でもライブの演出によく意見するって話は聞いてたし、裁縫とか自分でやっちゃうタイプだから口に出しちゃうんだろうなとは思った。同じクエリエイター気質の徳井さんは政治的なこと考えて賢く立ちまわるのに対し、うっちーは誤解されようがたしなめられようが直言するイメージがあるね。
そういえばライブだってのに「自分は声優だからキャラソン以外を歌うのは本当に嫌だった」「声優が本職だけどこれからは歌手活動も頑張る」と、2回も「自分は声優」ってことに触れてたのも印象深い。ラブライブ!のライブでも「あくまで自分は南ことりを演じてるだけであって、自分自身をことりちゃんにフィードバックすることはしない」というスタンスからはみ出さない内田さんにはプロ意識というか、声優業に対する誇りを感じる。

まあそんなこんなで終わったライブですが、満足したかっていうとうーん、な感じ。今まで参加してきたライブだと今年の冬のμ’s5thライブがエラいクオリティだっただけに中々それを上回るのは難しい。
これは自分の思考の癖なんだけど、なにかをしてる時、常に「どのタイミングで止めるか」が頭にあって。人と一緒に遊んでる時も会った瞬間に帰り時間の事を考えてるし、初めてプレイするゲームも何日間で終わらなかったら飽きるだろうって想定するし、コンテンツを追いかけてる時も、いつ切ろうかって考えてる。
うっちーについても、2ndライブが今以上に盛り上がるとは思えないな、1stに参加しておけばこれから売れても一定の義理は果たしたな、限りあるリソースはやっぱり若くて可愛い新人に向けたいなという判断が働いたのでバースデーイベントも次のライブも多分行かないと思う。こんなことばかりしてるから飽きっぽいって言われるんだろうか。

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