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時は室町時代。人の世が虚しくなったので応仁の乱が起こって戦国時代になった(曖昧)。
美濃のマムシと呼ばれた破戒僧:斎藤道三は修行中に戦災孤児を拾い、信長と名付ける。その後二人はいろいろあって美濃の国を支配し、病に倒れた道三は信長にくれぐれも天下布武するように、と遺言を残して逝く。
壇ノ浦では本陣を強襲して天下一の弓使いと恐れられた毛利元就を倒し、長篠の戦いでは火縄銃の三段撃ちで最強と名高い武田騎馬軍団を打ち破った信長は、なんやかやで天下統一にあと一歩まで近づいたが、天皇を保護するために京都に向かう途中、本能寺で石田三成(別名:明智光秀)に討たれて50歳の生涯を閉じた。
その後は後を継いだ豊臣秀吉が京都入りして天下統一。大阪城を築き、夏の陣・冬の陣を開いてその威光を天下に示した。そのままの勢いで朝鮮に出兵するが失敗して死亡。
徳川家康が後を継いだが、西日本の大名が謀反を起こしたので、関ヶ原で決戦し、勝利。天ぷらと冷たい水の食い合わせが悪く死亡。

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「図解 戦国史 著:菊池正憲」
を読みました。Kindleで108円だったし、ずっと戦国時代には興味あったんですよね。
日本の戦国時代って、三国志と違って「これを読めば概ねOK」って本が無いじゃないですか。個人に焦点を当ててるから何から入っていいか分からない。それで足踏みしてたんですが、この本はとにかくサラッと表面を舐めてくれて非常によかった。おかげで↑に書いた戦国時代に関する知識をアップデート出来ました。

衝撃的な新事実は色々あったけど、「信長はすぐキレる、秀吉は卑しいサル、家康は我慢強く穏やかな人」って印象がまるで変わってしまったのが。特に家康、「タヌキおやじ」なんて呼ばれてるからてっきり、いつもニコニコのほほんとしてて家臣に慕われるいい人だったから平和な江戸時代になったんだとばかり思ってたら権力志向は強いわ豊臣家は根絶やしにするわ自分以外の大名には滅茶苦茶厳しいわで何この畜生。
大阪夏の陣・冬の陣も、コミケみたいに賑やかなパレードでもやってたのかなと思ったら酷すぎた。
信長は何回も反乱起こされては叩き潰してるし、秀吉は基本的に兵糧攻めばっかしてるし、家康は基本姿勢が難癖つけてから開戦っていうパターンばっかりで、戦国大名って……ってなる。

そんな中で真田昌幸・信幸・信繁の活躍がかっこよかったので真田丸はちょっと見てみます。NHKの大河を自分から見てみようと思ったのは初めてです。
あと、「真田親子がカッコよかった」って弟に話したら「ミーハーすぎる……」って返された。お前だって三国志で最初に好きになった武将は趙雲だったじゃねーか!

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