ライブの感想を日記に書くときはタイトルに出来るだけライブの正式名称を、と思ってるんだけど長いな今回。
内容の方もそこそこ長くなりそうなので、読むのが面倒な人のためにこれだけ知っておけば行った気で話ができるポイントをまとめましたよ。
1.環顕現
2.休憩・アンコール無しの3時間28曲
3.こちまのへそ

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アイマス関係で最初に連れてって貰った西武ドームで発表されてから半年余り、ミリオンの3rdライブは是非とも行きたかったんですよね。
アイマスって現状ラインが活発に動いてるものとしては、765AS、デレマス、ミリマス、sideMがあるという認識なんだけど、最も心惹かれてるのがミリマスなんですよ。だって若い子が好きだから……一部ジャスサーやアラサーもいるけど、やっぱり若い子が好きだから……。あとは単純に絵柄や雰囲気が好きだってのも大きいけど。

ただ、チケットの競争率は神田明神の方から流れてきた身には若干理解不能な倍率で、えっなにこれ全然当たらないんだけど、という状態でした。まあ私はゲーム内課金での応募はしてなかったから自業自得とはいえ、課金して30口以上応募してた某氏が1箇所しかチケット取れないとか……。中でも名古屋公演だけは絶対に見たかったので、LVまで外れた日には「やっぱりアイマスには出会わなかったことにしようか」と悩みもしましたが、1週間前に某氏と「あったよLV!」「でかした!」というやりとりを経て参加が決定。

なんで名古屋公演が見たかったかっていうと、
1.宮尾美也(as桐谷蝶々)が唯一参加する公演である
2.キャスト的にデコレーション・ドリ~ミンッ♪や初恋バタフライ、水中キャンディが聴けるかも?
3.若手声優の中で動静を追っていきたい稲川英里や諏訪彩花、愛美が参加する
4.お馴染みの面子が少ないから雰囲気が変わりそう(特に麻倉もも不在はかなり影響しそう)
5.ツアー初日だから新しい衣装を最初に見ることができる

という理由があったんですが、いやホント楽しみで。

だから、まさか前日に37.9℃の熱で寝込むとは思ってなくて。

あっこりゃやべえって思って熱計ったのが土曜日の18:00。そのまま寝ること3時間、起きてリンゴとお菓子を食べてまた寝て、翌日にはなんとか36℃台まで低下してよかった。The Believe the power of the Apple(りんごの力を信じるのじゃ).

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以下セトリ(ファミ通.comから丸々引用、ちょい追加)。
01. Dreaming!/THE IDOLM@STER MILLIONSTARS
02. エスケープ/愛美、藤井
03. カーニヴァル・ジャパネスク/諏訪
04. BOUNCING♪ SMILE!/稲川
05. デコレーション・ドリ~ミンッ♪/渡部
06. Smiling Crescent/桐谷、稲川
MC1
07. Eternal Spiral/木戸、山崎
08. Bigバルーン◎/渡部、高橋
09. Growing Storm!/Machico、山崎
10. 初恋バタフライ/桐谷
11. おまじない/木戸
MC2
ここからカバーコーナー(1番+落ちサビ)
12. START!!/山崎、諏訪
13. I Want/Machico、藤井
14. ゲンキトリッパー/稲川、木戸
15. 99 Nights/桐谷、高橋
16. オーバーマスター/渡部、愛美
MC3
17. Decided/諏訪、高橋
18. 素敵なキセキ/山崎
19. アフタースクールパーリータイム/藤井
20. 瞳の中のシリウス/諏訪、愛美、木戸
21. ジレるハートに火をつけて/桐谷、藤井、稲川
22. 深層マーメイド/渡部、Machico
23. 水中キャンディ/高橋
24. 流星群/愛美
25. Believe my change!/Machico
26. STANDING ALIVE/Machico、木戸
MC4
27. Welcome!!/THE IDOLM@STER MILLIONSTARS
28. Thank You!/THE IDOLM@STER MILLIONSTARS

cut.cut.cut.でちゅっちゅるっちゅ~・ぱやっぱー、出来なかったのが心残り。あと、ハルカナミライは温存しましたね。
それと、全編通じて青のサイリウムは一回も使いませんでした。ピンク、赤、白、黄色が一部と、他は概ねオレンジ振ってればオーケーという感じ。個人的には水中キャンディとか深層マーメイド、Decidedには青振りたいんだけど、そこは和の心で。

席についてすぐに現地の中継がスクリーンに映りだしたんだけど、随分狭いハコだなと思いました。渋谷公会堂くらい?3階席まであるにしても。まあ、ここで渋谷公会堂を引き合いに出すあたり感覚が麻痺してるとは思う。ライブって本当にカネになるんだろうなってくらい、ここ5年くらいの加熱っぷり凄いもんね。
まあそんなこんなで中継がはじまったとはいえ、どうせライブの不文律によって10分くらい押すだろうと高を括ってたらほぼ定刻にはじまって、隣のepoPと顔を見合わせるなど。
各提供がスクリーンに映るたび「ブロッコリー!」とか「ランティスー!」とかPの皆さんが声を挙げるんだけど、なぜかよりによって「namco」のロゴ表示の時にカメラさんが遠景にするもんだからgdgdになってたのはどうなんですかね。
それからシルエットで事務員さんが開演にあたっての注意事項を読み上げてたんだけど、「本公演は少しでもアイドルと一緒の時間を過ごしていただくため休憩・アンコールは設けておりません。プロデューサーのみなさまは自己の判断で適宜休憩を取っていただき、気分が悪くなった際には同僚のプロデューサーの皆様に助けを求めて頂いて……」とか会場も映画館もオイオイオイ状態。
個人的にはこれくらいスッパリ言ってくれた方がありがたくはあるんですけどね。アンコール前の「次の曲が最後になります」とか「今日はありがとー!」とか白々しいにも程があるし。

んで、Dreaming!!。10人出てきた!新衣装は白地に黒?濃紺?、そこに金の縁取りが映えてカッコいい!幅広のネクタイがチャーミング!よりも、うわステージ狭!窮屈!しか覚えてないです正直。逆にこの大きさだと現地の最前列とか前世でどんな徳を積んできたのやら。自分がその場でゲロ吐くだけで何千人、何万人の人の願いで作り上げた輝かしい「現在(いま)」を踏みにじることが出来るって優越感、味わってみたいものです、って知り合いが言ってました。

自己紹介はMachikoのへそがいつも通りありがたくって思わずオジュタイ師のポーズ。諏訪ちゃんの頬は触り心地良さそうなんですよね。ましゅまろ☆ほっぺというか。髪型もまつり姫に近づけてきててはいほー!な気分。驚きは稲川氏で、これはもう完全に環。氏の環っぷりは後のMCコーナーで突然ステージに腰掛けたり「ねえもう捌けていい?」って一人で帰ろうとしたり、わざわざ環に慎重を近づけるためにブーツのソールを抜いて臨み体中で環を表現しきった稲川氏のパフォーマンスにはこの日のMVPをあげたい。
愛美はまた前髪パッツンにして、あんまり似合わないんだよなあとか渡辺恵子さんのアイメイクが小保方研究員のそれと一緒だなあとか思ったりもしたけど、2年前のライブ映像からこっち、少女から女性の表情へと変わりつつある木戸ちゃんを見られてよかった。すごいよ、80年代正統派アイドルみたいな綺麗なお顔立ちになってて(個人の感想です)。
蝶々さんがOPの挨拶でいきなり感極まって泣いちゃったのは驚いたけど、あれで心を掴まれたPもいるよね。というか蝶々さんデカい。背が高いというよりガタイがいい。衣装で強調されてたきらいがあるとはいえ肩幅が広く感じた。
というかですね、美也の挨拶が最高だったんですよ。「(人がいっぱいですね~)私のプロデューサーさんはどこでしょう~」って問われた瞬間、俺だよ俺なんだよの世界。「この人は自分のためだけに歌ってくれる」「この人の良さが分かるのは俺だけ」を本気で信じられる才能に恵まれたので、このやりとりはテンション上がった。ただし、その後に「いっぱい居て、なんだかお得ですね~」と続くのがいかにも美也らしい。

OPも終わり本編スタート、一発目はジュリア&恵のエスケープ。正直、ジュリアと恵のデュオならもっと上手い料理のしようがあったと思うんだよね。ベタベタなガールズロックに寄せるとか。いやまあ、俺がそういうの聴きたかっただけです。
カーニバル・ジャパネスクで「あっ、ソロもやるんだ」と一安心。続いてのBOUNCING♪ SMILE!では明日仕事に行けなくなりそうなおやぶんが出るな……と他人の心配をする。んで、デコレーション・ドリ~ミンッ♪ですよ。いやこの曲大好きでしてね。さあ3rdから参加組が続いたから次は美也のソロか……?からのSmiling Crescent。いいんですけどね、美也×環という新しいカップリングの可能性が生まれたし。

ところで曲のはじめと終わりにタイトルと歌手が表示されてたんですけど、キャラの名前じゃなくて演者の名前がクレジットされてたんですよね。そこは「愛美・藤井ゆきよ」じゃなくて「ジュリア・所恵美」じゃないの?みんなアイマスの曲をアイマスのアイドルとして歌いに来てるんでしょ?ってずーっと気にしてた。なんか前にも似たようなことを書いた覚えがあるんですけど、どうしても気になっちゃうんですよね。2次元キャラのライブと中の人の乖離と融合というか、アイマスって中の人のパーソナリティがキャラにちょくちょく反映されるって聞いてるけど、ラブライブ!もそんな感じなんですよ。そんな中であくまでもキャラはキャラ、自分は自分、ラブライブ!のライブは「南ことり『役』の内田彩」ってスタンスを貫くうっちーが好き。

MCでは蝶々さんがステージ裏で持参のサイリウム振って応援してたことが暴露されたり、諏訪ちゃんが名古屋凱旋への思いを語ったり。

んで暗転からのEternal Spiral。インド風のオリエンタルな振り付けに赤を貴重としたステージライト、カメラさんがぴょん吉の口元をアップで捉えたり全体的にオトナっぽい雰囲気の曲だったけど、「歌詞が難しくて未来は意味分かってなさそう」って。まあ退廃的というか淫靡な内容だしね。もともとはそれを加奈とやよいに歌わせるってんだからキレキレだなミリオンP。
Bigバルーン◎は初披露だったらしいけど、確かに面子的には披露する場無さそうだな……って。
Growing Storm!は練習中にぴょん吉が「翼!」って呼びかけたらMachicoが「未来!」って返してくれて嬉しかった、というシーケンスをステージの上でも披露。ハイタッチで左右をチェンジした乙女ストームは2人になっても迫力は落ちず……というか2ndではゴンドラだったしね。ゴンドラだとどこ見ていいか分からないし、ステージで歌ってくれる方がまとまりがあって好きだよ。

そして初恋バタフライだよ。UO振りながらちょっと泣いたよね。「指折り数えているのは」で親指から順にたたんでいって小指だけ立たせて「この次あなたに会えるとき」。なんかもう、自分の中の悪い部分は全て浄化されて綺麗なだけのNEO俺に生まれ変わった気分。まさにサナギから蝶。蝶々さんのソロなかったら会社休もうと思ってたけど、これを聴いちゃったら何連勤でも出来るぜ!って気分になった。尚、この日記はライブの翌々日に有休とって書いてる。あ、ハッピ~エフェクト!も好きですよ、念のため。
おまじないは何よりも何よりも木戸ちゃんの堂々たる歌いっぷりに感じ入ってしまった。2ndだとやたら動くなあくらいでさっぱり印象に残らなかったんだけど、元気な中にも艶が出てきたというか将来が楽しみになってきたね木戸ちゃん。

ここのMCではよくある「回っちゃおうか!」ってやつをやってくれたんだけど、これって会場が有利だよなあ。LVのカメラが下手側から映してたのもあって、上手最奥のゆきよが全然見えやしない。
あとはカメラがこちまのへそをアップで抜いたりみんなでそのへそを隠す……体で触りにいったり。

カバーコーナー、私は「環でビジョナリー」に入れてました。他には「琴葉でrelations」とか「このみさんで君が選ぶ道」も聴いてみたいんですけどね。
でもジュリアのオーバーマスターはすっごいハマってた。愛美これ似合うなあ……。
カバーコーナー終わりのMCで、順番に感想を述べていく中「あれ99 Nightsの二人は……?」ってなってたのは面白かった。あと、歌ってる最中にリストバンドがリボンと絡まったのか、愛美が一旦MC抜けるトラブルもライブあるあるですよね。ディスクではカットされるんだろうか。それ以前に映像化されるのか。普通に考えたら無理だろうけど、環と美也はここでしか見れないんだから……。

そしてDecided。これもいい曲なんですけどいい曲ゆえに言うこともないな。素敵なキセキ、ASPT、シリウス、ジレハも特には。というかシリウスってミリオンの楽曲だとかなり優遇されてるというか特別感があるね。まあ正直この辺になると病み上がりの辛さか集中力なくなってたんですよね。
ただ、Machicoの力強い深層マーメイドで目が覚めた。「視線で抱いて」が決め手だって話だけど、これ確かに響・翼であらためて聴いてみたい曲ではある。そしてマーメイド繋がりで水中キャンディ。たかみなはホント歌ってる時は別人だな!
ギターを抱えて現れた愛美の目の下には青い星。愛美はミリオンの中では完全に地位を確立したというか、この人にしか出来ないパフォーマンスを発揮できるのは強い。ジュリアが開始当初どれくらい人気のあるキャラなのか分からないけど、1stライブの流星群によるブーストはかなりあったんじゃないかな。
続いてのBelieve my change!はライブの構成上、まあそうなるよねって感じ。前半にMachicoのソロ入れるんなら恋のLesson初級編になってた筈。でも、リーダーとして堂々と歌う翼が見られたので良かったかと。あと、ダンスでポーズ取るたびにへそ周りの肌色が危なかったりしたけど、視線誘導されてんだから仕方ない。

長いコーナーのトリを飾るのは名古屋のリーダー二人によるSTANDING ALIVE!……って、なんで?この曲だけすごく唐突に差し込まれた気がしてずっと首をひねってる。LTH最後の曲だけあって集大成感のあるいい曲だし歌詞の内容もようやく辿り着いた全国ツアーにぴったりではあるけど、仙台でも博多でも大阪でもやれそうだし、あえてこの2人が名古屋で歌う必要あるのかなとか思った。でもPの中では「いやこれはこういう理由があって~」ってことかもしれないから気にしないでおく。中途参入のにわかファンはこの辺が辛いところ。

最後のMCパートは恒例の挨拶なんだけど、初参加らしく訥々と話す蝶々さん、「泣かねーし!」と気を張った渡辺恵子さん、環を貫いた稲川プロは特に良かった。中でも渡辺恵子さんかな、待っていてくれてありがとう、もう少し私たちに夢を見てください、だったかな。びっくりするほど良いこと言うな……って衝撃を受けた。Welcome!!とThank you!って、特にThank you!って締めにピッタリの曲だなって思いながら終了。
名古屋のリーダー2人から仙台のリーダー、百合子&杏奈へバトンタッチのボイスドラマ、事務員さんが音頭を取って「アイマスですよアイマス!」。時計を見るとぴったり7時。密度の濃い3時間でした。

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来週の仙台はスルーしたけど、博多はなんか観たくなってきちゃったのでLVの2次先行いっちゃう感じ。ミリオンライブ!の勢いに負けないように追いかけていかなくっちゃね。

コメント

nophoto
epo
2016年2月3日22:06

いい、感想です。
演者=イタコ学説を支持する自分としてはライブは声優クレジットでもいいのかなと思ってる。
演者がどうしても目に入ってくるライブはキャラクター名を出さないことで一線を引くことが
逆にキャラクターを守ることになるんじゃないかと。
CDはキャラクターでクレジットされているしね。
でも環は本物だったよね。

あと渡辺さんの言葉遣いの荒さはドキドキしちゃう。

mario
2016年2月4日21:15

その辺はそれぞれのスタンスよね。中の人を通じて外の人を見てるってのは一緒だし。
2.5次元アイドルのライブは演者もその辺の客観性というか、どこまでが自分でどこまでがキャラなのか、線引きに悩んでる事情はありそう。
この辺はお酒入れながら管を巻きたいところだけど、ただでさえ正解の無い話なのにアルコール入れたら絶対に言いっ放しになるなあ。

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