聖剣伝説~ファイナルファンタジー外伝~
をプレイ。Vita版。ネタバレあり感想だけど、オリジナルは四半世紀前のゲームだしね。

PSNで1,400円、当時のプレイヤーなら懐かしくプレイできるし全く詰まるところは無いのでオススメできる。初プレイの人は「ウィリーって人は何者なの?」「ストーリーがお使いばっかりじゃない?」「ヒーロー何回落ちるんだ」「ねえこれってラピュタ……」って感想を抱くと思う。25年前の自分もそう思った。ラピュタは見てなかったけど。
でもやっぱり「チョコボでさえあなたが平和を取り戻す最後の希望だってことを感じてる……」「アマンダの血を手に入れた」「ジャンプ機能ナシ」「外に出ていてくれ きっと苦しく……そして最も危険な戦いになるだろう」
あたりは燃える。ストーリーラインが単純だからこその没入感は評価していい。

システム的な話だと、アイテム・魔法にショートカットが割り振れるのは便利。必殺技ゲージがかなり溜まりやすくなってる。カギ無しハマリはオリジナル通りなんだけど、そこまで踏襲しなくても……と思わなくもない。プレイ時間がスリープ中も加算(このおかげでクリア前セーブのプレイ時間が84:20に)されるのはどうかな。
それと、自動セーブが搭載されてて戦闘で敗北してもその部屋に入った状態でその場コンテニューが出来るのはありがたいけど、「その部屋に入った状態で」ってのが曲者。消耗した状態でボスと遭遇して敗北すると消耗状態から再スタートという無間地獄になりかねない。部屋に入る前の状態に戻されればいいのに……まあそもそもセーブからやり直せばいいんだけども。
それと、画面切り替え時に1秒ほど止まることがある。稀にそのままフリーズも(2回遭遇)。フリーズ→リセットしても自動セーブのおかげで実害は無いんだけど、なんとかしてほしかった。実は「いけにえと雪の刹那」をvitaで買う予定だったんだけど、あっちもフリーズが報告されてて手が出せないでいる。かと言ってPS4買ってまでってほどじゃないし。

グラフィックは敵も味方も全キャラが3Dで描き起こされてて、この敵GBだとよく分かんなかったけどこんなヤツなんだ、という驚きがあった。「聖剣を求めて」状態になるとヒーローのグラフィックがマントを羽織ったものに変わるのはジェマの騎士への覚醒を感じられてカッコいい。

総じて、1,400円なら買いだと思います。映画1本見に行くより安いよ。

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カード会社から映画の割引券をもらったのでオデッセイ見てきました。ネタバレあるかも。

火星でただ一人残された主人公が極限状態で奮闘する話……ということだけど、すごく優しい世界だった。てっきりクルーの復讐、NASAの裏切り、中国の妨害工作etcが満載の暗い話なんだと思ってたので拍子抜け。
主人公をどうやって助けよう?補給船を送る?って辺りでうっかり寝てしまったけど、映画全体が問題認識→解決のための行動という流れになっててテンポはよかったと思います。

ストーリーより、主人公が日々のことを航海日誌に記録していくっていう演出?構成?が上手いと思った。とはいえ映画をあまり見ないのでありふれた手法なのかもしれない。

序盤のオペシーンがすごいグロで直視できなかったけど、主人公が火星での一人暮らしを割とエンジョイしてそうなのは雰囲気がそこまで深刻になってないせいか。電力はあるし水も確保、食料も「火星よ、我が植物学の力を恐れるがいい」したり、愚痴が出るような状況でも腐らずに常に解決に向けて努力し続ける主人公に好感。

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劣等感がおかしな発露をしてる自覚はあるんだけど、映画館に映画を見に行く人は「文化人でスポーツマンでイケメンでゲーセンで格ゲーをプレイできる上にランドクルーザーとか乗ってるサーファーで休日は仲間とフットサルを楽しんでからビアガーデンへ行くようなマイホームパパ」というイメージを強く持っていて、これはもうどうにもならない。恐らく映画を見る=自分に無いものを全て持っている、という心理なんだろうけど、なんだろうね。
少しずつでも映画を見ることで劣等感から解放されたいけど、それこそ上のすべてを満たさないと無理だろうな。

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