なんぴょんち~くわ~。
仙台に行かなかったので1ヶ月半ぶりのミリオン3rdツアー参加。今回はうえしゃまの3rd衣装お披露目にワクワクドキドキ、野村さんが大阪初日だけだからPersona Voice確定、ころあずがツアー初参戦ってことでアライブファクターやるだろうし、仙台でライアー・ルージュやったから天さんのソロは手紙かな、あれもいい曲なんだよな、と思いながら自宅を出発。
まあ、後ろ2つは叶わなかったけど。というか天さん出てさえいねえ。もう少し出演者情報を見ておこうね。
今回の感想もそこそこ長くなりそうなので行ったつもりになれるポイントを3つ。
1.あっという間の3時間50分
2.ミリオン興行 演芸劇場
3.「言っとくけど、みんな~大好きだよー」
3つでまとめるとか無理だった。
池袋で、LV初参加というnagiPと合流してシネマサンシャインへ。スクリーンを見下ろすような角度がある場所だとますますLV組は楽なんだけど、ここはスクリーンを見上げるタイプで昔ながらの映画館スタイル(LVにおけるアリーナ席)。それでも後ろの方だったのから角度は気にはならなかったかな。それよりも会場が埃っぽいのかスクリーンが悪いのか、最初は映像の鮮明さに欠けてるような気がしてました。まあ生じゃないってのは当然のことだし、現地に行く手間とトレードオフなんですが、それでも俺は気に入ってます、LV。
小鳥さんによる注意点説明があって、さあ開演。ところでこの日記には一部disと取られかねないところがあるけど、貶す意図は無いんだ。ただ、その時は確かにそう思った……掌が泡立て機並みにクルックル回る自分にとって、オンタイムの感想を残しておくことには意味があるんです。
以下セトリ(ファミ通.comから丸々引用、ちょい追加)。
01. Dreaming! THE IDOLM@STER MILLIONSTARS
挨拶
02. エスケープ 愛美/藤井ゆきよ
03. 恋愛ロードランナー 上田麗奈
04. スマイルいちばん 大関英里
05. Happy Darling 夏川椎菜
06. Sentimental Venus 山崎はるか/Machico/野村香菜子/愛美
MC1
07. PRETTY DREAMER 渡部優衣/山口立花子/夏川椎菜/上田麗奈
08. 未来飛行 山崎はるか
09. 君想いBirthday 駒形友梨
10. 成長Chu→LOVER!! 夏川椎菜/山崎はるか
11. 夜に輝く星座のように 渡部優衣/上田麗奈
12. トキメキの音符になって 麻倉もも
13. アフタースクールパーリータイム 藤井ゆきよ
ミリオン興行 演芸劇場
1.もちぜっきーずギター
2.ラブ・トライアングル
3.なんぴょんちくわ
4.大阪スペクランド
5.ゆきよ&ゆい㌧(名乗ってないよね?たしか)
14. おとなのはじまり 夏川椎菜/麻倉もも/山崎はるか
15. 自転車 田所あずさ/愛美/角元明日香
16. MEGARE! 大関英里/藤井ゆきよ/上田麗奈
17. 風花 Machico/駒形友梨
18. またね 山口立花子/渡部優衣/野村香菜子
MC3
19. Smiling Crescent 麻倉もも/角元明日香
20. たしかな足跡 山口立花子/Machico
21. ドリームトラベラー 大関英里/角元明日香/藤井ゆきよ
22. Blue Symphony 麻倉もも/駒形友梨/田所あずさ
23. 想いはCarnaval 角元明日香
24. 恋心マスカレード 野村香菜子
25. Be My Boy 山口立花子
MC4
26. プラリネ 愛美
27. Persona Voice 野村香菜子/田所あずさ
28. Believe my change! Machico
29. Precious Grain 田所あずさ
30. Melody in scape 大関英里/駒形友梨
31. Super Lover 渡部優衣
32. ココロがかえる場所 渡部優衣/藤井ゆきよ
挨拶
33. Welcome!! THE IDOLM@STER MILLIONSTARS
34. Thank You! THE IDOLM@STER MILLIONSTARS
公演中もすっごく気になってたけど、角元さんの出番が後半に集中し過ぎだし上田さんは前半ばっかりだし、ファンの人は3曲しかやってないのな。リーダー二人は本当に目立ってたのでお二人のファンは満足いく内容だったんじゃないでしょうか。
……って書くとじゃあお前は不満なのかって思われそうだけど、大満足でしたよおためごかしじゃなく。いつもライブ中は時計をチラチラ気にしてるんですが、今回は終わって伸びをして時間を見たらデジタルの表示板が20:49で思わず苦笑。駆け抜けたライブだったなーと。
------------------------------------
OPはもうおなじみのDreaming!。西武ドームでの初披露から半年以上経ってるわけで、既に新曲感は全く無いんだけど、OPに持ってこられると安心感があるね。
今回のライブはOPにDreaming!、ラストは挨拶のあとでWelcome!!→Thank you!って統一してるからセトリがまとまってるように感じるんだよなあ。
ところでセトリといえば、アイマスのライブって(まだあんまり行ってないけど)MCで「折り返しです」とか「このコーナーでは~」って言うことからも、MCとMCの間を1ブロックとして構成されてるんだなって実感します。
そして最初のブロックではアップテンポなナンバー、次に可愛い系、折り返しは聴かせるバラードを中心に、最終コーナーで盛り上がる曲をぶち込んで終了ってパターンが多いんじゃないかなと。それによって「ここまでこの人がソロやってないってことはバラード系のアレを歌うな」とか予想しやすいのはいいですね。
挨拶は14人。キャラでコメント→中の人の挨拶ってシークエンスはどう頑張っても20分はかかる気がするんだけど当日は実際どんなもんだったんですかね。
驚いたのは山口さんが場馴れしてたこと。2ndではガッチガチだったから不安だったんだけど良かった。うえしゃまは「キタキタキタ!大阪、キターーーー!!」と完全に海美を降ろしてきたかと思えば、中の人の挨拶では「はい~」とか「えっと~」とか「こっち(のカメラ)がライブビューイングですか~」とか途端におぼこくなっちゃう落差。ファンの人は終始フワッフワしてて、やっぱりこの人は脇よりもセンターに居てほしいなと思ったり。
μ’sもそうなんですけど、リーダーがセンターにいて欲しいんですよね。締まりがいいから。人気とか色々あるだろうけどそこだけは弄って欲しくないと思うのは、戦隊ヒーローの名乗りを見てきたせいかもしれません。
なお、あとでnagiPが言うには「体調が思わしくなかったのかも」と。成程言われてみれば熱に浮かされてたような感じはする。
初参加組はゆきよが挨拶を言い間違えて「ここはゲームのボイスで収録されるから」とTake2!を宣言するあたりでその後の緊張が少しでもほぐれたんだろうか。あの場面、今日は私がルール!ステージを創るリーダーなの!というゆきよの気負いが感じられました。
さて、今回の初参加組はエレナ役の人と千鶴さん役の人だって分かってたから、ステージで見たことない顔の人がいればその人だって思いながらDreaming!を見てたんだけど、エレナ小せえ!ドラマでもアニメでも演じる役を中の人に重ねちゃうって悪癖は自覚してるものの治癒しようがなくて、エレナもてっきりスラっと背が高くて髪が長い小顔の声優さんなんだろうなと思ってたらまさかの子供体型。全体的に丸い感じも秋葉原で客引きしてるメイドの平均値ってこんな感じだよなって(今更だけど単なる感想です)。可憐Pではあるけども仙台にわざわざ足を運ばなかったのも3次元→2次元フィルターの調整がうまくいってないのが主因ではあるし、ちょっちょさんのガタイが思いの外よくって、美也のか細いイメージが……と頭を抱えたりもした(ちょっちょさん好きだけども)んですよね。志保や海美の姿は声優さん越しにしっかり幻視してるんで、単に好みの問題と言われてしまうと何も言えない。しかし原嶋さんは再現率すごいな……。
MC明けのエスケープに続いて壇上に出てきたのはうえしゃま。心の準備できてなかったから慌ててしまった。上田麗奈は芸達者で演技の幅も広いとは常々思ってたところだけど、歌が巧いと思ったのは今回が初めて。てさぐれ!では技術よりも柔らかい声質が曲に合ってただけだと思ってたので。
恋愛ロードランナーってサビ前からサビに入るところが特に難しいと思うんだけど、しっかり歌いこなした上田麗奈はまた一つ上のステージへ進んだなと。勿論、表現力だって据え置きどころかパワーアップしてて、キレッキレというよりは躍動感あふれる、気持ちのいいダンスで楽しませてくれるかと思えば、海美よろしく笑顔でカメラに向かってビシッバシッと指差すポーズを決めるたびに心臓を撃ち抜かれるような気分になるんです。
後輩にニヤケ面を見せる訳にはいかない、という謎の矜持があるので、思い入れのあるアニメや好きな声優の活躍にも敢えて仏頂面をしてしまうんですが、心の中では飛び上がらんばかりに幸せでした。
そういえば隣のnagiPとの「上田さんってソロ活動してませんよね?」「そうだね」というやり取りを経て、MCがはじまるまでの2曲中に上田麗奈3rdツアー千秋楽、東京国際フォーラムでの終演挨拶で泣いちゃったうえしゃまに、客席から「頑張ってー!」って声をかけるところまで幻視した。一つの目で明日を見て一つの目で昨日を見つめてる男!
美奈子の曲ってあまり聴かないんですよ。スマイルいちばんも知ってはいるけど程度。でもぜっきー可愛かったね。緊張してるのが傍目にも分かるくらい、でも健気さを感じるスマイルはよかった。おでこが広いのが気になるけど、愛嬌愛嬌。
どうでもいいけどぜっきーの隣のダンサーが気になって仕方なかった。顔がうるさいというか手脚が短いというか。前のライブでもバックダンサーを務めてくれた人たちだから今後も来るよね、多分。
HappyDarlingのコールは覚えられる気がしない。続いてのSentimental Venusには山口さん入れてやれよ……と思ったけど、スタッフがその辺を気にしないのは名古屋のStanding Aliveで分かっていただろうにのう。今回は演奏がストップしたりしなくてよかったです。
Pretty Dreamerはカメラが随分とうえしゃまばっかり追ってるなあという印象だったんですが、僕がそこばっかり注目してたからかもしれません。未来飛行のあとは君想いBirthday。駒形さんは2ndのBD見た時は今時珍しい髪型だなとか独特の眼をしてるな……とかくらいの感想しか持てなかったんだけど、映像特典の完全オリジナルゲームでキャラが立った。フィリピン人とのハーフだそうで、苦労もあったんだろうと思うから応援したい。歌唱力は抜群ですよ。
成長Chu→LOVER!!に続いては夜に輝く星座のように。これ聴けるなら仙台行けばよかったなーと少し後悔した原因でもあるし、まさか聴けるとは思わなかった。しかもゆい㌧の相方がうえしゃまとは、嬉しさと現実感の無さに半ば呆然としながらかっこよく決める二人を見守るしかなかった。
……そんなぼんやりした意識の中でゆい㌧の長い脚が躍動するのを見ながら気付いたことがある。家にいる時はライブBDでゆい㌧の脚が映ってるところを一時停止して、寝る時までそのままにしておく位には好きなんだけど、この好きってのは性的云々じゃなくて、かっこいいMSを見てる時のそれなんだなあ。パラスアテネやグシオンリベイクを見てワクワクするのと同じなんだなあと。
トキメキの音符になって、は星梨花の幼さとか優しさとか知らない世界に飛び込んでいく勇気を感じる大好きな歌なんだけど、「自分発見で」の部分で必要以上に構えちゃう。笑うところじゃないのに!誰のせいだ!
それにしても今回のもちょは丸さが少し軽減されて、髪を縛ってたのかな?良家のお嬢様っぽさが5割増しくらいになってて目を見張る可愛さ。
アフタースクール・パーリータイムは最早ゆきよの曲というより会場全体の曲か。あんまりコール入れるの好きじゃないんだけど、キャストから振られたら入れざるを得ない。当のゆきよはダンサー四人とステージの台に腰掛けて、右隣の人の方に手など回しながら脚をぶらぶら、決めるところでビシっと組んで魅せるパフォーマンス。泣きそうになった顔をカメラに抜かれてたりしたけど、泣いてないし!らしい。ゆきよさんは今回のライブを通じて終始ソワソワしててその分ゆい㌧がしっかりしてたね。OPの挨拶で「帰ってきたでー!」と地元に錦を飾れたことへの感謝を口にしてたから、期するところもあったんだろうなあ。
んでMC。ここでいわゆる衣装見せがあったんだけど、LVの弱点が露呈。
LVは好きなんですよ。現地まで行かなくていいし安いし見どころちゃんと抜いてくれるし。でも今回はステージ全景が上手のカメラだけで、下手から3番目のところにいたうえしゃまが全然見えなかったのは許されざるよ。
でもまあ、現地にいても場所が悪ければ同じだし、大きな会場だとアリーナ後方じゃ何も見えないしね、LVはいいぞ、と言っておく。
あと、この段階までころあずと角元さんはDreaming!しか参加してないんだよね。引っ張りすぎだろ!と思ったら次の曲へ行かずに衝撃のコントコーナー開始。そんな時間的余裕あんのかと不安になる中でトリオ×4のコントがスタート。
トップバッターはもちょ・ぜっきー・愛美の3人。神戸出身である愛美のノリツッコミが冴えるなあと言いたいところだけど、一番存在感を発揮してたのは新しい楽器ですよね。「モチー!モチー!おわりだよ~(o・∇・o)」ですよね。入荷したら連絡がほしいって藤井さまって客が言伝てしてるのも、オチが「おわりだよ~(o・∇・o)」なのも最高だった。というかこんなクオリティを最初に持ってくるなよ!後がやりづらいだろ!と思ったらやっぱり2番目のうえしゃま・Machico・ころあずは微妙な出来だで……。ころあずのいいところ?声量とか歌が巧いところとか?
独特の世界観で対抗したのはナンス・ぴょん吉・ちくわPによる「なんぴょんちくわ」。ショートコントのはじめと終わりに謎の呪文を入れること、身内ネタをガンガンに詰め込むことによる閉じた笑いがよかった。前の組が割りと早口だったのに対し、のんびりしたテンポだったのも良かったかな、も~なんなんですかあ~。
私は陰で「ちくわ」って呼ばれてるの!?と嘆く山口さんを、私だってギター扱いだよ、と慰める愛美が男前。愛美はミリオンver.とミルキィホームズver.が別人で吹いちゃうなあ。「アイ活中はアイドルに擬態してる」という名言を残した三森はなんだかんだでアイドル状態でも顔芸とかするようになっちゃったしね。
閑話休題、残ったトリオは駒形・角元・野村なんだけど、スター性に欠けるというか角元さんなんてまだ歌ってもいないじゃん!と不安でした(同じ事務所の3人組だと知ったのは終演後)。が、蓋を開けてみれば角元さんのクソガキ演技といい駒形さんのツッコミのキレといい抜群で、君らコントの練習にどれだけ時間かけたん……?という出色の出来。オチの「帰れ~!(↑)」も堂に入ってていかにも芸人っぽい。まさかシンデレラ一門に対抗してミリオン一座が……?
トリは司会に徹してたゆきよとゆい㌧がボケとツッコミのスタンダードな漫才で〆てくれました。「阪神タイガースは兵庫の球団なのになんで大阪ぶるの?」ってネタが、野郎……タブー中のタブーに触れやがった感。
さてライブも折り返し。まずは765プロカバーコーナーから。名古屋では知ってる曲がまったく無いという体たらく(オーバーマスターとか、曲名は知ってるけど聴いてない)だったので、今回こそはとミリオンの予習もそこそこに765の曲を聴いてきました。
……とはいえ、どうしても好きな曲が偏ってしまうってのはありますよね。自分で借りてきたアルバムだと、「この曲いいな」ってのはだいたい貴音か美希が絡んでるっていう。ほら、RMGとかkisSとかI’m so free!とか。
とまれ、予習の成果が多少はあったのか、ごーごーれっつごーあ・だ・る・と!は楽しくコールできました。2曲目は知らない曲だったんですが、周りが一斉に「好きだー!!!」って叫びだして、えっ、えっ、ってなる。なった。お隣のnagiPの表情をチェックしておくべきだったのは後の祭り。
MEGARE!ではお綺麗な3人による開脚屈伸がインパクトありました。ゆきよさんそれ青二はOKなの?って心配になる。うえしゃまはまあ、あじみ先生でそれ以上に危うい振り付けやってそうなのでセーフ。ぜっきーの方もじっくり見ておけばよかった。
私はアイドルとかMEGARE!みたいな「アイドル」を歌った曲って、ミリオンライブ!には無いから新鮮だし、どっちも好きな曲なんだなあ。特に私はアイドルで歌われてるアイドルchangは本当にカッコいい。
そして風花。予習を意識する前から好きだった曲なので嬉しかったなあ。そもそも貴音は歌声が好みなんですけど、駒形さんはオリジナルに見劣りしない表現力で思わず感嘆が漏れてしまった。他の曲が3人でカバーしてるところを、この曲はデュエットでというのも贅沢。
さてMC明けてようやくエレナの中の人が本格参戦。曲はゆったり可愛いSmiling Crescent。角元さんともちょって並ぶとなんだか似てて、振り付けの先生からも「姉妹みたい!」って言われたらしいけど、むべなるかな。
たしかな足跡に続いてはドリームトラベラー。オリジナルだと真美の声がかなり存在感あるからどうなるかなと思ったけども、賑やかな曲を賑やかに(コールのアレンジまで!)歌いあげて客席も大いに湧いた感じ。余談だけどLVのカメラさんが執拗にゆきよの腋を狙ってて吹いた。LVはカメラの性癖がかなり出るので(μ’sの5thはとにかく脚ばっかり映してたり)、編集後のBDとは違った味わいがあるね。
その盛り上がりを受けてのBlue Symphony、ここでも駒形さんが輝いてた。キレがあるというより手脚の動きに目が離せなくなるというか……勿論、歌声の迫力は言うまでもなく。ここに柔らかいだけじゃなくキリッとした表情の麻倉ももと、田所あずさの伸びのあるボーカルが加わって、いやもう最高でしたね。最高だからコール無しで聴きたかった。この辺はライブの参加スタイルの問題だし我侭だって自覚もあるけど、スノハレに警報入れんな党員なので仕方ないね。
まあここまでエレナの曲が無いって時点で、流れ的にソロ曲はファンタジスタ・カーニバルじゃないって予想してたので、想いはCarnivalは想定内というか。どっちも好きだけど想いは~の方はポルトガル語の語りが分からない。mermaid festa vol.1の「do svidanya」みたいなもんだとは思うんだけど。情緒たっぷりに歌い上げる角元さん、カッコいいけど眼力もすごい。あんなベビーフェイスで、くわッと見開かれたら驚くわ。
続いて「さぁ、行きますわよ」と登場したのは野村さん。恋心マスカレードって台詞を歌詞にしてる部分が多いから感情の込め方で評価が変わると思うんだけど、よかったなあ……。角元さんともども、初舞台とは思えないパフォーマンスだった。福岡のロコがハードルめっちゃ上がるじゃん!どっちが来ても難しい曲なのに!(歓喜)
BeMyBoyに続いてのMCでは次の曲の予告が。ステージ奥からガーターベルトを締めギターを担ぎ目尻に☆を湛えた愛美が登場すると、うえしゃまはガーターベルトに手を入れたいと近づいては周りに止められてたね。
それにしてもみんなの彼氏との定評がある愛美、囁くような曲紹介、「プラリネ。」から場の空気を一気に持っていってしまった。愛美って声が高めだからジュリアのイメージに合わないと思ってたんだけど、歌い出すと本当にカッコいいから納得させられる。はにかんだ顔で「ありがとう」と〆るところで、もうため息しか出ないほど満足。
んで、楽しみにしてたPersona Voiceですよ。鏡合わせのような振り付けにパワフルなころあずの声と伸びのある野村さんの声が綺麗にハモってこれは……ありがたい……。帰りにオリジナル聴いても満足できなくなっちゃうほどだったので、音源が欲しいというかきちんと映像化して欲しいというか……。
息付く間も無くBelieve my change!からPrecious Grain。とにかく、この日のころあずは特に調子が良かったんだと思う。そんなに聴いてる曲じゃないんだけど、Precious Grainにぐっと引き込まれた。コントコーナーでうえしゃまの台詞にもあったように、「聴こえているでしょう?」がいいんだよなあ。精一杯やってます!というよりも余裕が、広がりがある声で、カッコイイ系の曲なのに安心する。
Melody in scapeもCDで聴くと綺麗だけど長くて冗長な曲、って感じてたのがライブだと化けて驚いた。透き通るような、それでいて芯のある声に圧倒。多分、駒形さんの歌声が好きなんだな。キングが認めるだけのことはあるわ。
ソロ曲のラストはゆい㌧のSuper Lover。LTHのライブBDでは色っぽい振り付けだなと惚れ惚れしてたんですが、ゆい㌧が高起動MSにしか見えなくなってたので、脚がステップを踏み度にローゼン・ズールっぽいかな?バーチャロイドならフェイ・イェンかな?とかそんなことばっかり考えてた。申し訳ない。
曲が終わると、スポットライトに照らされるゆきよがライブへの思いと感謝を語り、ゆい㌧とデュエットでココロがかえる場所。これ、本当にいいですよね。曲もさることながら歌詞がまた、頑張り続けてきたミリオンのメンバー……特に大阪でまとめ役を頑張ったゆきよにぴったりで、そりゃ涙も浮かぶわ。自分はサイリウムを振れずにただ立ち尽くしてました。
終演前の挨拶では、最初に角元さんが長々と初々しく感想を語ったのを受けての愛美が短くスパっと纏めるのがかっこ良すぎた。こんなんミルキィブラックやない!ジュリアや!
ナンスがたこ焼きのことに言及したら(まだ喋ってない)もちょにカメラが移動したり、野村さんは明日も出たい!と言ってくれたり。野村さんには是非また出演して頂いて、恋の音色ラインを歌ってほしいですね。
余談だけども「(会場は)圧迫感があって~圧迫感と言っても悪い意味じゃないですよ~みなさんの熱をすごく感じて……みんなー、言っとくけど大好きだよ~」ってうえしゃまが囁いた瞬間、会場のみならず演者もざわついたよね。自分なんかは過呼吸気味でそこから先のことあんまり覚えてないもの。この挨拶のためだけにソフト化を希望するね!第一、今回のツアーはMILLION STARS37人勢揃いがウリなんだから、幕張2Daysを映像化したって片手落ちにも程がある。全7公演で6万、受注生産でいいから……後生ですから……。お宝映像満載ですから……。
最後は定番のWelcome!!→Thank you!で。今回のツアーはThank you!がいいんですよ。演者がリラックスして思い思いにじゃれあったりお互いを讃えながらプロデューサーに感謝を、プロデューサーはそれにUOで応えて、会場全体で暖かい「やりきった!」雰囲気を作り上げていく。しっとり・しんみりすることなく笑って次のステージへ進める、そんな晴れやかな気分になるEDでした。2日目は行けなかったけど、次は福岡公演。異質なメンバーが織りなす、今までと全然違う(と思われる)ミリオンライブ!に今から興奮が止まらない。
仙台に行かなかったので1ヶ月半ぶりのミリオン3rdツアー参加。今回はうえしゃまの3rd衣装お披露目にワクワクドキドキ、野村さんが大阪初日だけだからPersona Voice確定、ころあずがツアー初参戦ってことでアライブファクターやるだろうし、仙台でライアー・ルージュやったから天さんのソロは手紙かな、あれもいい曲なんだよな、と思いながら自宅を出発。
まあ、後ろ2つは叶わなかったけど。というか天さん出てさえいねえ。もう少し出演者情報を見ておこうね。
今回の感想もそこそこ長くなりそうなので行ったつもりになれるポイントを3つ。
1.あっという間の3時間50分
2.ミリオン興行 演芸劇場
3.「言っとくけど、みんな~大好きだよー」
3つでまとめるとか無理だった。
池袋で、LV初参加というnagiPと合流してシネマサンシャインへ。スクリーンを見下ろすような角度がある場所だとますますLV組は楽なんだけど、ここはスクリーンを見上げるタイプで昔ながらの映画館スタイル(LVにおけるアリーナ席)。それでも後ろの方だったのから角度は気にはならなかったかな。それよりも会場が埃っぽいのかスクリーンが悪いのか、最初は映像の鮮明さに欠けてるような気がしてました。まあ生じゃないってのは当然のことだし、現地に行く手間とトレードオフなんですが、それでも俺は気に入ってます、LV。
小鳥さんによる注意点説明があって、さあ開演。ところでこの日記には一部disと取られかねないところがあるけど、貶す意図は無いんだ。ただ、その時は確かにそう思った……掌が泡立て機並みにクルックル回る自分にとって、オンタイムの感想を残しておくことには意味があるんです。
以下セトリ(ファミ通.comから丸々引用、ちょい追加)。
01. Dreaming! THE IDOLM@STER MILLIONSTARS
挨拶
02. エスケープ 愛美/藤井ゆきよ
03. 恋愛ロードランナー 上田麗奈
04. スマイルいちばん 大関英里
05. Happy Darling 夏川椎菜
06. Sentimental Venus 山崎はるか/Machico/野村香菜子/愛美
MC1
07. PRETTY DREAMER 渡部優衣/山口立花子/夏川椎菜/上田麗奈
08. 未来飛行 山崎はるか
09. 君想いBirthday 駒形友梨
10. 成長Chu→LOVER!! 夏川椎菜/山崎はるか
11. 夜に輝く星座のように 渡部優衣/上田麗奈
12. トキメキの音符になって 麻倉もも
13. アフタースクールパーリータイム 藤井ゆきよ
ミリオン興行 演芸劇場
1.もちぜっきーずギター
2.ラブ・トライアングル
3.なんぴょんちくわ
4.大阪スペクランド
5.ゆきよ&ゆい㌧(名乗ってないよね?たしか)
14. おとなのはじまり 夏川椎菜/麻倉もも/山崎はるか
15. 自転車 田所あずさ/愛美/角元明日香
16. MEGARE! 大関英里/藤井ゆきよ/上田麗奈
17. 風花 Machico/駒形友梨
18. またね 山口立花子/渡部優衣/野村香菜子
MC3
19. Smiling Crescent 麻倉もも/角元明日香
20. たしかな足跡 山口立花子/Machico
21. ドリームトラベラー 大関英里/角元明日香/藤井ゆきよ
22. Blue Symphony 麻倉もも/駒形友梨/田所あずさ
23. 想いはCarnaval 角元明日香
24. 恋心マスカレード 野村香菜子
25. Be My Boy 山口立花子
MC4
26. プラリネ 愛美
27. Persona Voice 野村香菜子/田所あずさ
28. Believe my change! Machico
29. Precious Grain 田所あずさ
30. Melody in scape 大関英里/駒形友梨
31. Super Lover 渡部優衣
32. ココロがかえる場所 渡部優衣/藤井ゆきよ
挨拶
33. Welcome!! THE IDOLM@STER MILLIONSTARS
34. Thank You! THE IDOLM@STER MILLIONSTARS
公演中もすっごく気になってたけど、角元さんの出番が後半に集中し過ぎだし上田さんは前半ばっかりだし、ファンの人は3曲しかやってないのな。リーダー二人は本当に目立ってたのでお二人のファンは満足いく内容だったんじゃないでしょうか。
……って書くとじゃあお前は不満なのかって思われそうだけど、大満足でしたよおためごかしじゃなく。いつもライブ中は時計をチラチラ気にしてるんですが、今回は終わって伸びをして時間を見たらデジタルの表示板が20:49で思わず苦笑。駆け抜けたライブだったなーと。
------------------------------------
OPはもうおなじみのDreaming!。西武ドームでの初披露から半年以上経ってるわけで、既に新曲感は全く無いんだけど、OPに持ってこられると安心感があるね。
今回のライブはOPにDreaming!、ラストは挨拶のあとでWelcome!!→Thank you!って統一してるからセトリがまとまってるように感じるんだよなあ。
ところでセトリといえば、アイマスのライブって(まだあんまり行ってないけど)MCで「折り返しです」とか「このコーナーでは~」って言うことからも、MCとMCの間を1ブロックとして構成されてるんだなって実感します。
そして最初のブロックではアップテンポなナンバー、次に可愛い系、折り返しは聴かせるバラードを中心に、最終コーナーで盛り上がる曲をぶち込んで終了ってパターンが多いんじゃないかなと。それによって「ここまでこの人がソロやってないってことはバラード系のアレを歌うな」とか予想しやすいのはいいですね。
挨拶は14人。キャラでコメント→中の人の挨拶ってシークエンスはどう頑張っても20分はかかる気がするんだけど当日は実際どんなもんだったんですかね。
驚いたのは山口さんが場馴れしてたこと。2ndではガッチガチだったから不安だったんだけど良かった。うえしゃまは「キタキタキタ!大阪、キターーーー!!」と完全に海美を降ろしてきたかと思えば、中の人の挨拶では「はい~」とか「えっと~」とか「こっち(のカメラ)がライブビューイングですか~」とか途端におぼこくなっちゃう落差。ファンの人は終始フワッフワしてて、やっぱりこの人は脇よりもセンターに居てほしいなと思ったり。
μ’sもそうなんですけど、リーダーがセンターにいて欲しいんですよね。締まりがいいから。人気とか色々あるだろうけどそこだけは弄って欲しくないと思うのは、戦隊ヒーローの名乗りを見てきたせいかもしれません。
なお、あとでnagiPが言うには「体調が思わしくなかったのかも」と。成程言われてみれば熱に浮かされてたような感じはする。
初参加組はゆきよが挨拶を言い間違えて「ここはゲームのボイスで収録されるから」とTake2!を宣言するあたりでその後の緊張が少しでもほぐれたんだろうか。あの場面、今日は私がルール!ステージを創るリーダーなの!というゆきよの気負いが感じられました。
さて、今回の初参加組はエレナ役の人と千鶴さん役の人だって分かってたから、ステージで見たことない顔の人がいればその人だって思いながらDreaming!を見てたんだけど、エレナ小せえ!ドラマでもアニメでも演じる役を中の人に重ねちゃうって悪癖は自覚してるものの治癒しようがなくて、エレナもてっきりスラっと背が高くて髪が長い小顔の声優さんなんだろうなと思ってたらまさかの子供体型。全体的に丸い感じも秋葉原で客引きしてるメイドの平均値ってこんな感じだよなって(今更だけど単なる感想です)。可憐Pではあるけども仙台にわざわざ足を運ばなかったのも3次元→2次元フィルターの調整がうまくいってないのが主因ではあるし、ちょっちょさんのガタイが思いの外よくって、美也のか細いイメージが……と頭を抱えたりもした(ちょっちょさん好きだけども)んですよね。志保や海美の姿は声優さん越しにしっかり幻視してるんで、単に好みの問題と言われてしまうと何も言えない。しかし原嶋さんは再現率すごいな……。
MC明けのエスケープに続いて壇上に出てきたのはうえしゃま。心の準備できてなかったから慌ててしまった。上田麗奈は芸達者で演技の幅も広いとは常々思ってたところだけど、歌が巧いと思ったのは今回が初めて。てさぐれ!では技術よりも柔らかい声質が曲に合ってただけだと思ってたので。
恋愛ロードランナーってサビ前からサビに入るところが特に難しいと思うんだけど、しっかり歌いこなした上田麗奈はまた一つ上のステージへ進んだなと。勿論、表現力だって据え置きどころかパワーアップしてて、キレッキレというよりは躍動感あふれる、気持ちのいいダンスで楽しませてくれるかと思えば、海美よろしく笑顔でカメラに向かってビシッバシッと指差すポーズを決めるたびに心臓を撃ち抜かれるような気分になるんです。
後輩にニヤケ面を見せる訳にはいかない、という謎の矜持があるので、思い入れのあるアニメや好きな声優の活躍にも敢えて仏頂面をしてしまうんですが、心の中では飛び上がらんばかりに幸せでした。
そういえば隣のnagiPとの「上田さんってソロ活動してませんよね?」「そうだね」というやり取りを経て、MCがはじまるまでの2曲中に上田麗奈3rdツアー千秋楽、東京国際フォーラムでの終演挨拶で泣いちゃったうえしゃまに、客席から「頑張ってー!」って声をかけるところまで幻視した。一つの目で明日を見て一つの目で昨日を見つめてる男!
美奈子の曲ってあまり聴かないんですよ。スマイルいちばんも知ってはいるけど程度。でもぜっきー可愛かったね。緊張してるのが傍目にも分かるくらい、でも健気さを感じるスマイルはよかった。おでこが広いのが気になるけど、愛嬌愛嬌。
どうでもいいけどぜっきーの隣のダンサーが気になって仕方なかった。顔がうるさいというか手脚が短いというか。前のライブでもバックダンサーを務めてくれた人たちだから今後も来るよね、多分。
HappyDarlingのコールは覚えられる気がしない。続いてのSentimental Venusには山口さん入れてやれよ……と思ったけど、スタッフがその辺を気にしないのは名古屋のStanding Aliveで分かっていただろうにのう。今回は演奏がストップしたりしなくてよかったです。
Pretty Dreamerはカメラが随分とうえしゃまばっかり追ってるなあという印象だったんですが、僕がそこばっかり注目してたからかもしれません。未来飛行のあとは君想いBirthday。駒形さんは2ndのBD見た時は今時珍しい髪型だなとか独特の眼をしてるな……とかくらいの感想しか持てなかったんだけど、映像特典の完全オリジナルゲームでキャラが立った。フィリピン人とのハーフだそうで、苦労もあったんだろうと思うから応援したい。歌唱力は抜群ですよ。
成長Chu→LOVER!!に続いては夜に輝く星座のように。これ聴けるなら仙台行けばよかったなーと少し後悔した原因でもあるし、まさか聴けるとは思わなかった。しかもゆい㌧の相方がうえしゃまとは、嬉しさと現実感の無さに半ば呆然としながらかっこよく決める二人を見守るしかなかった。
……そんなぼんやりした意識の中でゆい㌧の長い脚が躍動するのを見ながら気付いたことがある。家にいる時はライブBDでゆい㌧の脚が映ってるところを一時停止して、寝る時までそのままにしておく位には好きなんだけど、この好きってのは性的云々じゃなくて、かっこいいMSを見てる時のそれなんだなあ。パラスアテネやグシオンリベイクを見てワクワクするのと同じなんだなあと。
トキメキの音符になって、は星梨花の幼さとか優しさとか知らない世界に飛び込んでいく勇気を感じる大好きな歌なんだけど、「自分発見で」の部分で必要以上に構えちゃう。笑うところじゃないのに!誰のせいだ!
それにしても今回のもちょは丸さが少し軽減されて、髪を縛ってたのかな?良家のお嬢様っぽさが5割増しくらいになってて目を見張る可愛さ。
アフタースクール・パーリータイムは最早ゆきよの曲というより会場全体の曲か。あんまりコール入れるの好きじゃないんだけど、キャストから振られたら入れざるを得ない。当のゆきよはダンサー四人とステージの台に腰掛けて、右隣の人の方に手など回しながら脚をぶらぶら、決めるところでビシっと組んで魅せるパフォーマンス。泣きそうになった顔をカメラに抜かれてたりしたけど、泣いてないし!らしい。ゆきよさんは今回のライブを通じて終始ソワソワしててその分ゆい㌧がしっかりしてたね。OPの挨拶で「帰ってきたでー!」と地元に錦を飾れたことへの感謝を口にしてたから、期するところもあったんだろうなあ。
んでMC。ここでいわゆる衣装見せがあったんだけど、LVの弱点が露呈。
LVは好きなんですよ。現地まで行かなくていいし安いし見どころちゃんと抜いてくれるし。でも今回はステージ全景が上手のカメラだけで、下手から3番目のところにいたうえしゃまが全然見えなかったのは許されざるよ。
でもまあ、現地にいても場所が悪ければ同じだし、大きな会場だとアリーナ後方じゃ何も見えないしね、LVはいいぞ、と言っておく。
あと、この段階までころあずと角元さんはDreaming!しか参加してないんだよね。引っ張りすぎだろ!と思ったら次の曲へ行かずに衝撃のコントコーナー開始。そんな時間的余裕あんのかと不安になる中でトリオ×4のコントがスタート。
トップバッターはもちょ・ぜっきー・愛美の3人。神戸出身である愛美のノリツッコミが冴えるなあと言いたいところだけど、一番存在感を発揮してたのは新しい楽器ですよね。「モチー!モチー!おわりだよ~(o・∇・o)」ですよね。入荷したら連絡がほしいって藤井さまって客が言伝てしてるのも、オチが「おわりだよ~(o・∇・o)」なのも最高だった。というかこんなクオリティを最初に持ってくるなよ!後がやりづらいだろ!と思ったらやっぱり2番目のうえしゃま・Machico・ころあずは微妙な出来だで……。ころあずのいいところ?声量とか歌が巧いところとか?
独特の世界観で対抗したのはナンス・ぴょん吉・ちくわPによる「なんぴょんちくわ」。ショートコントのはじめと終わりに謎の呪文を入れること、身内ネタをガンガンに詰め込むことによる閉じた笑いがよかった。前の組が割りと早口だったのに対し、のんびりしたテンポだったのも良かったかな、も~なんなんですかあ~。
私は陰で「ちくわ」って呼ばれてるの!?と嘆く山口さんを、私だってギター扱いだよ、と慰める愛美が男前。愛美はミリオンver.とミルキィホームズver.が別人で吹いちゃうなあ。「アイ活中はアイドルに擬態してる」という名言を残した三森はなんだかんだでアイドル状態でも顔芸とかするようになっちゃったしね。
閑話休題、残ったトリオは駒形・角元・野村なんだけど、スター性に欠けるというか角元さんなんてまだ歌ってもいないじゃん!と不安でした(同じ事務所の3人組だと知ったのは終演後)。が、蓋を開けてみれば角元さんのクソガキ演技といい駒形さんのツッコミのキレといい抜群で、君らコントの練習にどれだけ時間かけたん……?という出色の出来。オチの「帰れ~!(↑)」も堂に入ってていかにも芸人っぽい。まさかシンデレラ一門に対抗してミリオン一座が……?
トリは司会に徹してたゆきよとゆい㌧がボケとツッコミのスタンダードな漫才で〆てくれました。「阪神タイガースは兵庫の球団なのになんで大阪ぶるの?」ってネタが、野郎……タブー中のタブーに触れやがった感。
さてライブも折り返し。まずは765プロカバーコーナーから。名古屋では知ってる曲がまったく無いという体たらく(オーバーマスターとか、曲名は知ってるけど聴いてない)だったので、今回こそはとミリオンの予習もそこそこに765の曲を聴いてきました。
……とはいえ、どうしても好きな曲が偏ってしまうってのはありますよね。自分で借りてきたアルバムだと、「この曲いいな」ってのはだいたい貴音か美希が絡んでるっていう。ほら、RMGとかkisSとかI’m so free!とか。
とまれ、予習の成果が多少はあったのか、ごーごーれっつごーあ・だ・る・と!は楽しくコールできました。2曲目は知らない曲だったんですが、周りが一斉に「好きだー!!!」って叫びだして、えっ、えっ、ってなる。なった。お隣のnagiPの表情をチェックしておくべきだったのは後の祭り。
MEGARE!ではお綺麗な3人による開脚屈伸がインパクトありました。ゆきよさんそれ青二はOKなの?って心配になる。うえしゃまはまあ、あじみ先生でそれ以上に危うい振り付けやってそうなのでセーフ。ぜっきーの方もじっくり見ておけばよかった。
私はアイドルとかMEGARE!みたいな「アイドル」を歌った曲って、ミリオンライブ!には無いから新鮮だし、どっちも好きな曲なんだなあ。特に私はアイドルで歌われてるアイドルchangは本当にカッコいい。
そして風花。予習を意識する前から好きだった曲なので嬉しかったなあ。そもそも貴音は歌声が好みなんですけど、駒形さんはオリジナルに見劣りしない表現力で思わず感嘆が漏れてしまった。他の曲が3人でカバーしてるところを、この曲はデュエットでというのも贅沢。
さてMC明けてようやくエレナの中の人が本格参戦。曲はゆったり可愛いSmiling Crescent。角元さんともちょって並ぶとなんだか似てて、振り付けの先生からも「姉妹みたい!」って言われたらしいけど、むべなるかな。
たしかな足跡に続いてはドリームトラベラー。オリジナルだと真美の声がかなり存在感あるからどうなるかなと思ったけども、賑やかな曲を賑やかに(コールのアレンジまで!)歌いあげて客席も大いに湧いた感じ。余談だけどLVのカメラさんが執拗にゆきよの腋を狙ってて吹いた。LVはカメラの性癖がかなり出るので(μ’sの5thはとにかく脚ばっかり映してたり)、編集後のBDとは違った味わいがあるね。
その盛り上がりを受けてのBlue Symphony、ここでも駒形さんが輝いてた。キレがあるというより手脚の動きに目が離せなくなるというか……勿論、歌声の迫力は言うまでもなく。ここに柔らかいだけじゃなくキリッとした表情の麻倉ももと、田所あずさの伸びのあるボーカルが加わって、いやもう最高でしたね。最高だからコール無しで聴きたかった。この辺はライブの参加スタイルの問題だし我侭だって自覚もあるけど、スノハレに警報入れんな党員なので仕方ないね。
まあここまでエレナの曲が無いって時点で、流れ的にソロ曲はファンタジスタ・カーニバルじゃないって予想してたので、想いはCarnivalは想定内というか。どっちも好きだけど想いは~の方はポルトガル語の語りが分からない。mermaid festa vol.1の「do svidanya」みたいなもんだとは思うんだけど。情緒たっぷりに歌い上げる角元さん、カッコいいけど眼力もすごい。あんなベビーフェイスで、くわッと見開かれたら驚くわ。
続いて「さぁ、行きますわよ」と登場したのは野村さん。恋心マスカレードって台詞を歌詞にしてる部分が多いから感情の込め方で評価が変わると思うんだけど、よかったなあ……。角元さんともども、初舞台とは思えないパフォーマンスだった。福岡のロコがハードルめっちゃ上がるじゃん!どっちが来ても難しい曲なのに!(歓喜)
BeMyBoyに続いてのMCでは次の曲の予告が。ステージ奥からガーターベルトを締めギターを担ぎ目尻に☆を湛えた愛美が登場すると、うえしゃまはガーターベルトに手を入れたいと近づいては周りに止められてたね。
それにしてもみんなの彼氏との定評がある愛美、囁くような曲紹介、「プラリネ。」から場の空気を一気に持っていってしまった。愛美って声が高めだからジュリアのイメージに合わないと思ってたんだけど、歌い出すと本当にカッコいいから納得させられる。はにかんだ顔で「ありがとう」と〆るところで、もうため息しか出ないほど満足。
んで、楽しみにしてたPersona Voiceですよ。鏡合わせのような振り付けにパワフルなころあずの声と伸びのある野村さんの声が綺麗にハモってこれは……ありがたい……。帰りにオリジナル聴いても満足できなくなっちゃうほどだったので、音源が欲しいというかきちんと映像化して欲しいというか……。
息付く間も無くBelieve my change!からPrecious Grain。とにかく、この日のころあずは特に調子が良かったんだと思う。そんなに聴いてる曲じゃないんだけど、Precious Grainにぐっと引き込まれた。コントコーナーでうえしゃまの台詞にもあったように、「聴こえているでしょう?」がいいんだよなあ。精一杯やってます!というよりも余裕が、広がりがある声で、カッコイイ系の曲なのに安心する。
Melody in scapeもCDで聴くと綺麗だけど長くて冗長な曲、って感じてたのがライブだと化けて驚いた。透き通るような、それでいて芯のある声に圧倒。多分、駒形さんの歌声が好きなんだな。キングが認めるだけのことはあるわ。
ソロ曲のラストはゆい㌧のSuper Lover。LTHのライブBDでは色っぽい振り付けだなと惚れ惚れしてたんですが、ゆい㌧が高起動MSにしか見えなくなってたので、脚がステップを踏み度にローゼン・ズールっぽいかな?バーチャロイドならフェイ・イェンかな?とかそんなことばっかり考えてた。申し訳ない。
曲が終わると、スポットライトに照らされるゆきよがライブへの思いと感謝を語り、ゆい㌧とデュエットでココロがかえる場所。これ、本当にいいですよね。曲もさることながら歌詞がまた、頑張り続けてきたミリオンのメンバー……特に大阪でまとめ役を頑張ったゆきよにぴったりで、そりゃ涙も浮かぶわ。自分はサイリウムを振れずにただ立ち尽くしてました。
終演前の挨拶では、最初に角元さんが長々と初々しく感想を語ったのを受けての愛美が短くスパっと纏めるのがかっこ良すぎた。こんなんミルキィブラックやない!ジュリアや!
ナンスがたこ焼きのことに言及したら(まだ喋ってない)もちょにカメラが移動したり、野村さんは明日も出たい!と言ってくれたり。野村さんには是非また出演して頂いて、恋の音色ラインを歌ってほしいですね。
余談だけども「(会場は)圧迫感があって~圧迫感と言っても悪い意味じゃないですよ~みなさんの熱をすごく感じて……みんなー、言っとくけど大好きだよ~」ってうえしゃまが囁いた瞬間、会場のみならず演者もざわついたよね。自分なんかは過呼吸気味でそこから先のことあんまり覚えてないもの。この挨拶のためだけにソフト化を希望するね!第一、今回のツアーはMILLION STARS37人勢揃いがウリなんだから、幕張2Daysを映像化したって片手落ちにも程がある。全7公演で6万、受注生産でいいから……後生ですから……。お宝映像満載ですから……。
最後は定番のWelcome!!→Thank you!で。今回のツアーはThank you!がいいんですよ。演者がリラックスして思い思いにじゃれあったりお互いを讃えながらプロデューサーに感謝を、プロデューサーはそれにUOで応えて、会場全体で暖かい「やりきった!」雰囲気を作り上げていく。しっとり・しんみりすることなく笑って次のステージへ進める、そんな晴れやかな気分になるEDでした。2日目は行けなかったけど、次は福岡公演。異質なメンバーが織りなす、今までと全然違う(と思われる)ミリオンライブ!に今から興奮が止まらない。
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