名将の法則 戦国十二武将の決断と人生 著:安部龍太郎
読んだ。戦国大名をかいつまんで紹介してくれることを期待して。
ぶっちゃけ伊達政宗さえよく知らないんですよね、まだ。例えば、独眼流って片目を瞑ったままの剣術を極めてるから独眼流正宗なんだと思ってたし、戦場で射られた右目を食べてしまった武勇伝で知られてるんだと思ってた。あと、なんとなく愛と正義の人ってイメージがあったけどとんでもない!実の母親に毒殺されかかるとか東北でそこら中の大名に喧嘩売って回るとか、相当の狂犬だこの人。
本当かよって思ったのは、信長が強かったのはキリスト教を通じて西洋の技術や物資(硝石など)のバックアップを得ていたからで、日本がキリスト教によって植民地化されることを恐れた仏教派の僧が明智光秀をそそのかしてキリスト教の陰謀を阻止したと。
秀吉もキリスト教の力を借りたけど、晩年の朝鮮出兵はスペインに圧力をかけられてのことで、それがきっかけてキリスト教弾圧に走ったと。
家康もキリスト教に寛容な姿勢で協力を取り付けたけど、植民地化を憂えて鎖国に至ったと。
この辺は通説が分からないのでトンデモなのかどうかの判断も出来ないけど、考え方としては筋が通ってて面白い。争ってる一方に武器弾薬を渡して傀儡政権を作ってから資源を蚕食するのはキリスト教圏のお家芸みたいなもんだし。
あとは関ヶ原読んだだけだと勇気と正義と公正さに殉じた理想の男子こと石田三成がdisられてて、劇中では頼まれもしないのに家康の足の裏をベロンベロン舐めてた裏切り者の藤堂高虎がageられまくってたこと。インプリンティングによって三成イズ主人公という思考に支配されてる自分にはちょっと受け容れがたい。
他にも島津義弘って首置いてけするだけの人だと思ってたけど苦労人なんだなとか毛利が大勢力になるまでのストーリー面白そうだなとか、三好と細川と足利将軍を巡る権力闘争は分かりづらすぎるとか。苗字が同じなのに敵味方に分かれてたり和睦したと思ったら反対側についたり、頭痛くなるわ。
今度は有名どころの家臣に関する本を読みます。
読んだ。戦国大名をかいつまんで紹介してくれることを期待して。
ぶっちゃけ伊達政宗さえよく知らないんですよね、まだ。例えば、独眼流って片目を瞑ったままの剣術を極めてるから独眼流正宗なんだと思ってたし、戦場で射られた右目を食べてしまった武勇伝で知られてるんだと思ってた。あと、なんとなく愛と正義の人ってイメージがあったけどとんでもない!実の母親に毒殺されかかるとか東北でそこら中の大名に喧嘩売って回るとか、相当の狂犬だこの人。
本当かよって思ったのは、信長が強かったのはキリスト教を通じて西洋の技術や物資(硝石など)のバックアップを得ていたからで、日本がキリスト教によって植民地化されることを恐れた仏教派の僧が明智光秀をそそのかしてキリスト教の陰謀を阻止したと。
秀吉もキリスト教の力を借りたけど、晩年の朝鮮出兵はスペインに圧力をかけられてのことで、それがきっかけてキリスト教弾圧に走ったと。
家康もキリスト教に寛容な姿勢で協力を取り付けたけど、植民地化を憂えて鎖国に至ったと。
この辺は通説が分からないのでトンデモなのかどうかの判断も出来ないけど、考え方としては筋が通ってて面白い。争ってる一方に武器弾薬を渡して傀儡政権を作ってから資源を蚕食するのはキリスト教圏のお家芸みたいなもんだし。
あとは関ヶ原読んだだけだと勇気と正義と公正さに殉じた理想の男子こと石田三成がdisられてて、劇中では頼まれもしないのに家康の足の裏をベロンベロン舐めてた裏切り者の藤堂高虎がageられまくってたこと。インプリンティングによって三成イズ主人公という思考に支配されてる自分にはちょっと受け容れがたい。
他にも島津義弘って首置いてけするだけの人だと思ってたけど苦労人なんだなとか毛利が大勢力になるまでのストーリー面白そうだなとか、三好と細川と足利将軍を巡る権力闘争は分かりづらすぎるとか。苗字が同じなのに敵味方に分かれてたり和睦したと思ったら反対側についたり、頭痛くなるわ。
今度は有名どころの家臣に関する本を読みます。
コメント