時間は無いけど書きたいので書く。流石に1週間経ってるので簡単に。←書きはじめたのはライブ1週間後だったんですが、やっぱり時間が無くって書き上がったのはライブ終了2週間を過ぎた頃だという話。
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キタキタキタ!福岡キターーーー!!!!1!(cv.上田麗奈)
福岡公演は名古屋公演と同様に、3rdツアーの詳細が発表された瞬間に、これは見たい!って思った公演なんですよね。名古屋の場合は初回のプレミア感と初恋バタフライへの可能性だったけど、福岡はリーダー持ち回り制が最も発揮される、まさに全国キャラバンの真価が問われるライブになる気がしたので。
だってぴょん吉やゆきよさんみたいなリーダー格が不在で、Machicoやゆい㌧みたいな定番メンバーも不在。しかもリーダーを務めるのはもちょ(後に天さんが追加されたけどこっちもリーダー向きではない)ってことは、これはもう1st、2ndと進化してきたミリオンのライブとは全く違う景色が見られそう!って思ったんですよね。他にもクレシェンドブルーは4/5が揃ってるし上田麗奈さんは出演するし、これはもう行くしか!ああでも翌日の朝に帰ってこられるか微妙だな……というジレンマ。
まあチケットは外れたし、予想外の異動で月初がパニック(今も)だったので結果的にはLVで正解でした。
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当日は15:30に集合。今回はepo、nagiPにブルーノートや種さん大好きっ子Satohも加えての大所帯。僕は14:40現着で新しいワイシャツでも見繕ってようかな、と思って家を出て快速電車に乗車。ひと駅すぎて座れたのでカバンからPSvitaを取り出して電源を――
違和感。
カバンの中にあったのは、vita、財布、タオル、サイリウム、ペットボトル。それで全て。ライブを楽しむ最低限のアイテム。最低限の――
チケットだ!家の引き出し!忘れた!
慌てて駅の時刻表を調べるも、引き返す電車がタイミング合わず、乗り換えで10分も待ちぼうけることに。14:20に家の近くの駅に着いて14:40の電車でLV会場である池袋を目指さねばならない事態が眼前に迫っている。家との往復にかけられる時間は20分。普段、家から駅まで徒歩で15分。
間に合う時間じゃない。しかもその電車に乗れたとしても池袋着は15:53。OPに間に合わない可能性が高い。
一人だったら諦めていたかもしれない。でもTwitterで励ましてもらったり、俺のチケットで入場を待っている同僚Pのことを思うと、あとこれで遅れてった時の自分の評価の滑落ぶりを考えると立ち止まる訳にはいかなかった。走る。邪魔な鞄は路上にうち捨ててただ走る。土足で家に入り引き出しを乱暴に開けて、セブンイレブンの白いチケット入れを掴むと全力でいま来た道を引き返す。捨てた鞄を途中で拾って、ただ駅へ。
Suicaのタッチさえもどかしく、ホームに来ていた電車に文字通り転がりこんでスマホで時間を確かめると、14:46。ドラマのような秒を争う劇的展開ではなかったけど、間に合った。
その後も2回の乗り換えでそれぞれ1本ずつ先の電車を掴めたおかげで、集合場所に着けたのは15:40。なんとか信頼を損なわずに済んだ……とホッとしていると、しばらくして映画を見てたnagiPが満足気な表情でゆったりと登場。……まあ、なんにせよライブに遅れなくてよかった!
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以下セトリ。どこかのサイトのコピペ。もうMC入ってる位置とか忘れちゃったから、ライブの感想は生物だってことなのよ。
M01:Dreaming!(THE IDOLM@STER MILLIONSTARS)
M02:Understand? Understand!(上田麗奈、種田梨沙)
M03:サマ☆トリ~Summer trip~(平山笑美)
M04:ココロ☆エクササイズ(上田麗奈)
M05:おまじない(木戸衣吹)
M06:fruity love(中村温姫、伊藤美来)
M07:piece of cake(雨宮天、平山笑美)
M08:“Your”HOME TOWN(麻倉もも、田村奈央)
M09:Eternal Spiral (木戸衣吹、田所あずさ)
M10:あのね、聞いてほしいことがあるんだ(田村奈央)
M11:ジレるハートに火をつけて(上田麗奈、種田梨沙)
M12:夢色トレイン(麻倉もも)
M13:乙女よ大志を抱け!(伊藤美来、木戸衣吹)
M14:KisS(上田麗奈、麻倉もも)
M15:inferno(雨宮天、田所あずさ)
M16:First Stage(平山笑美、中村温美)
M17:チクタク(種田梨沙、田村奈央)
M18:Fu-Wa-Du-Wa(木戸衣吹、中村温姫)
M19:透明なプロローグ(伊藤美来)
M20:STEREOPHONIC ISOTONIC(中村温姫)
M21:Helloコンチェルト(田村奈央、伊藤美来)
M22:Shooting Stars(田所あずさ、麻倉もも、雨宮天、平山笑美)
M23:Precious Grain(田所あずさ)
M24:ホントウノワタシ(種田梨沙)
M25:絵本(雨宮天)
M26:星屑のシンフォニア(雨宮天、麻倉もも)
M27:Welcome!!(全員)
M28:Thank You!(全員)
まだミリオン経験値が浅いのでキャラのパーソナルカラーとか分かってないんですね。だからDreaming!のあとの自己紹介でチェックしてるんですが、初登場メンバーがいるライブは毎回「誰……?」って顔があるので新鮮ですね。そんな中で「誰……?(知らない)」ではなく、「誰……(見たことある!)」だったのが平山笑美さん。隣のPに「いやなんか誰かに似てるような」って尋ねると「日笠ですよね」って返ってきて膝を打った。
ほか、リリイベではG党としてゆい㌧を煽りまくってたらしい温姫(読めない)さんと、ミリラジの直前放送でゲストに来てたけどよく分かんなかったでんでんさん。
残りのメンバーはみっくにうえしゃまに種さんにころあずに木戸ちゃんにTrySail……と思ったらナンスいねえでやんの。意外なことに種さんって2ndに参加してないし今回も福岡だけなんだよね。琴葉はメインキャラなイメージが強いのでもっと出て欲しい。ソロ曲どっちも好きだし。
正直アニメ化は既定路線なのであとは誰がメイン格になるかって話なんだけど、やっぱりDreaming!のPVで動いてた組なんだろうか。未来・静香・翼の3色を中心に、志保や美奈子、杏奈や百合子が絡む感じなんだろうか。可憐や美也は背景枠なんだろうか茜ちゃんは……背景でも美味しいからいいや。
さておいて、シアター組だけで37人もいるんだもの、目立たないキャラが出てしまうのは仕方ないにせよ、十分に掘り下げられそうなキャラを使わない手はないよね。
というわけで2クール目は琴葉・ころめぐ・エレナの裏信号機を主人公格に据えませんか。個人的に合同フェスを開催した際のころめぐの台詞「じゃあはじめようか。アタシは仲間を裏切らないよ!」って、凄く妄想の余地があると思うんですよね。かつて仲間に裏切られたから自分に自信を無くして周りのサポートに走るころめぐも、逆に仲間を裏切ってしまったために自罰的になってしまってるころめぐも美味しい。ころめぐが目立てば可憐も話に絡む余地が出てくるし……いやかれめぐ派って訳でもないですけど。
育さんやパイセンや環の担当P・おやぶんは、残念だけどロリ枠がメインを張るとは思えないので涙を飲んで星井。
じゃあライブ本編の感想、ここからは覚えてることだけ書いていこう。なんといっても2週間以上前のことなうえ、幕張2Daysの後で書いてるもんだから。
Dreaming!を受けての2曲目は予想してた。参加した名古屋・大阪ではどっちもエスケープだったことを考えると、ハイテンポで盛り上がりやすいLTDの新曲が来るだろうって。……福岡のメンバーだったらもう、Understand?Understand!しかないですよね。
予想できなかったのはサマ☆トリ。普通に考えたらFIND YOUR WINDじゃないですか。いかにもライブ映えしそうな曲調だしさ。どっちも好きだけど、合いの手入れられてよかったよ。
予想外といえばSTEREOPHONIC ISOTONICはイントロの時点でオイオイオイってなったね。IMPRESSION→LOCOMOTIONの方がライブ向けかな、と思ったけど、こっちも路子の魅力が詰まった可愛い曲なんですよ。急に早口になるところでは会場全体が固唾を呑んで見守ってた感があるけど、ばっちり歌いきったねホットプリンセス。
ただ、この日いちばんの見守り案件といえば、ミリオン初参加のもう一人、でんでんさんは忘れられない。緊張で歌詞が飛んだのか心が震えて涙を流しそうになったのか、歌声に詰まりながら、幾度も幾度も詰まりながら「あのね、聞いてほしいことがあるんだ」を歌いきったとき、全国のひなた警察たちが南の空に昇っていくのが幻視(み)えた気がする。
常連組の中でも新鮮な驚きを感じたのはみっく。エラ張ってる子だな、くらいの認識だった今までは何を見てたんだ、ってくらいfruity loveの可愛らしさ全振りな表現がハマってた。乙女大志、Hello,コンチェルトに関しても、見られることを意識した所作が指先までしっかり浸透していて、しかもキビキビというわけでない、流麗な「女の子」のダンス、そして弾けるような笑顔あふれる表情で一気にやられた。未成年の成長って僕らを完全に置き去りにしていくね。
表情で語るなら外せないのが天さん。歌ってる時の彼女の表現力、眼を離すことを許さないオーラはずば抜けてて、志保のキャラソンとしては100点の出来だと思ってる「絵本」(ライアー・ルージュも100点だが)の歌詞一つ一つが胸に降りてきて貼り付いたまま取れやしない。ライアー・ルージュで見せた、かき乱された心の置き場所に困っている志保も、絵本で「守るべきものに会って」「笑うことを思い出した」志保も、歌詞を読む以上に天さんの声が、眼が、全身がこちらに語りかけてくる体験は、歌い終わった後で思わず会場全体で拍手してしまうほど。アニメで天さんの演じる志保がどんな活躍をみせるのか、決まってもいないのに今から楽しみで仕方ないですね。
そんな天さんは福岡のリーダーだった訳ですが、自分でも言ってたけどこの人リーダー向きじゃないだろうなあ。コミュ力が達者ってわけでもなさそうだし、とっつきにくそうだし、自分で引っ張っていくタイプにも見えない。ではもう一人のリーダー麻倉がどうかっていうと、こっちも……。
この日のもちょは珍しく緊張してたんだろうなってのが察せられる程度にはMCが唐突で、決め事を守って進行しなきゃ!って思いが感じられた。なんと言ってもぴょん吉たちが不在だから進行役は大変だったろうね、福岡は自由人が少なくて助かったかも。
とはいえ、もちょもマイクを握れば一人のアイドル。リーダー2人で歌った星屑のシンフォニアも良かったし、もちろんShooting Starsは言うに及ばず。
そう、Shooting Stars。もうさんざん言われてるけどこの日のSSsからPrecious Grainの流れは田所あずさの圧倒的な存在感を見せつけられましたね。特に歌い出しの「聴こえているでしょう?」の力強い伸び。最上静香ってあんまり好きなキャラじゃなかったんだけど、ゲッサンの連載ところあずの歌唱力のおかげでかなり好感度上がってる。
さて、最高のPrecious Grainの後ってやりづらいよなあ誰が歌うんだろう、という杞憂を完全に払拭してくれたのは種田さん。ホントウノワタシは丁寧に歌えばそれだけ上手く伝わるタイプの曲なので、じっくりと聴き入ることが出来た。逆に朝焼けのクレッシェンドは、これを歌って「上手い!」と思わせるのが難しい曲だと思う。サビ前の「過去形に変わる」とか2番ラストの「情熱で」を筆頭に曲の随所に長音符が配置されてて、ともすれば間の抜けた歌い方になりかねない。
福岡の出演者繋がりだと、恋愛ロードランナーもメロディに対して歌詞を詰め込みすぎなうえに、ブレスを入れる箇所が少ないから上手く聴かせるのが困難な曲という認識。
そういえば765カバーコーナーは個人的に文句なし!って感じでしたね。未成年組が歌う乙女大志はきちんと落ちサビやってくれたし、Infernoは「インフェルノー」こそなかったものの、千早&雪歩の青白に合わせて静香&志保とか心憎いじゃないですか。二次設定の異母姉妹説が好きです。
First Stageは文字通り初舞台の2人に。盛り上がる曲からはじまったコーナーのトリをしっとりとチクタクで締める構成も、短い時間の中で満足感を最大限に高めてくれた。
でもまあ、もちょとうえしゃまのkisSはちょっと刺激ありすぎたよね。DNA解析したらヒトより妖精とか天使に近い構成してる2人が妖艶に歌いあげるんですもの。うえしゃまがソロデビューしたら失恋ソングとか普通のラブソングも歌うんだろうか、そんなん聴いたらショックで体調崩すわ恋愛ロードランナーの時点で歌詞聴いてるのが辛いレベルなのに、という不安で膝が折れかけた。
って、ここまでうえしゃまのことに触れてませんでしたね。ええ、大阪しゃまも良かったけど福岡しゃまはもう最高でしたね。まず動きがダイナミックで見てて気持ちいい。というのも、例えば右脚を振り上げる動作にしても他の人は準備として左足を踏みしめてから右足を上げるんですね。当たり前の話で、踏みしめる準備がおろそかだと片足立ちの時点でふらついてしまう。
ただし、うえしゃまは左足を踏みしめるかわりにワンテンポ早く右足を後ろに振って、勢いをつけて振り上げる。脚を振り降ろす勢いを殺さずに次のステップに繋げる。巧みな体重移動とボディバランスが、オンリーワンのダンスを成り立たせてるんですよ。嘘だと思ったら3rdライブのBDが発売されてから是非チェックして欲しい。他の人がベタ足でもうえしゃまは背筋を伸ばしたまま常にカカトを浮かせて膝もやや曲げてる。センター返しが飛んできたら全部止めてみせる、と集中力を高めているセカンドのような頼もしさがある。
ただ、そんなうえしゃまが歌の通りに腹筋・背筋・胸筋を鍛えたゴリウーかというと、天さんいわく「絹」らしいですね。手を触ると肌が白くてしっとりとしててきめ細かくて瑞々しく吸いつくようで……って、ここまで言ってたかは定かじゃないですけど。
いずれにせよ、本人のパーソナリティはともかく、動く曲で映える人なので高坂海美とはいい出会いでしたね。ひょっとしたら海美を表現しようとしてこの動きになったのかもしれないけど、卵が先か鶏が先かってだけのことでしかない。派手に動けないバラードだと歌唱力の地力が高い人達との間に歴然とした差を感じるのは以前からだもの。
立て!やー!とかダンプリン(弾力のあるプリン)だとかプレイス!(値段)だとか、その辺のことは他の方が触れてくださいましたよね。
書ききれないところはBDで記憶を蘇らせたい。とにかくこの日はココロ☆エクササイズと絵本に尽きる。どっちもキャラが降りてきてた。絵に声で命を吹き込んできた声優が、自分の体を依り代にキャラを降ろすようになっている。epoPの提唱する演者=イタコ説、いいところを突いているかもしれない。
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幕張の感想は今週末くらいに箇条書きで。
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キタキタキタ!福岡キターーーー!!!!1!(cv.上田麗奈)
福岡公演は名古屋公演と同様に、3rdツアーの詳細が発表された瞬間に、これは見たい!って思った公演なんですよね。名古屋の場合は初回のプレミア感と初恋バタフライへの可能性だったけど、福岡はリーダー持ち回り制が最も発揮される、まさに全国キャラバンの真価が問われるライブになる気がしたので。
だってぴょん吉やゆきよさんみたいなリーダー格が不在で、Machicoやゆい㌧みたいな定番メンバーも不在。しかもリーダーを務めるのはもちょ(後に天さんが追加されたけどこっちもリーダー向きではない)ってことは、これはもう1st、2ndと進化してきたミリオンのライブとは全く違う景色が見られそう!って思ったんですよね。他にもクレシェンドブルーは4/5が揃ってるし上田麗奈さんは出演するし、これはもう行くしか!ああでも翌日の朝に帰ってこられるか微妙だな……というジレンマ。
まあチケットは外れたし、予想外の異動で月初がパニック(今も)だったので結果的にはLVで正解でした。
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当日は15:30に集合。今回はepo、nagiPにブルーノートや種さん大好きっ子Satohも加えての大所帯。僕は14:40現着で新しいワイシャツでも見繕ってようかな、と思って家を出て快速電車に乗車。ひと駅すぎて座れたのでカバンからPSvitaを取り出して電源を――
違和感。
カバンの中にあったのは、vita、財布、タオル、サイリウム、ペットボトル。それで全て。ライブを楽しむ最低限のアイテム。最低限の――
チケットだ!家の引き出し!忘れた!
慌てて駅の時刻表を調べるも、引き返す電車がタイミング合わず、乗り換えで10分も待ちぼうけることに。14:20に家の近くの駅に着いて14:40の電車でLV会場である池袋を目指さねばならない事態が眼前に迫っている。家との往復にかけられる時間は20分。普段、家から駅まで徒歩で15分。
間に合う時間じゃない。しかもその電車に乗れたとしても池袋着は15:53。OPに間に合わない可能性が高い。
一人だったら諦めていたかもしれない。でもTwitterで励ましてもらったり、俺のチケットで入場を待っている同僚Pのことを思うと、あとこれで遅れてった時の自分の評価の滑落ぶりを考えると立ち止まる訳にはいかなかった。走る。邪魔な鞄は路上にうち捨ててただ走る。土足で家に入り引き出しを乱暴に開けて、セブンイレブンの白いチケット入れを掴むと全力でいま来た道を引き返す。捨てた鞄を途中で拾って、ただ駅へ。
Suicaのタッチさえもどかしく、ホームに来ていた電車に文字通り転がりこんでスマホで時間を確かめると、14:46。ドラマのような秒を争う劇的展開ではなかったけど、間に合った。
その後も2回の乗り換えでそれぞれ1本ずつ先の電車を掴めたおかげで、集合場所に着けたのは15:40。なんとか信頼を損なわずに済んだ……とホッとしていると、しばらくして映画を見てたnagiPが満足気な表情でゆったりと登場。……まあ、なんにせよライブに遅れなくてよかった!
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以下セトリ。どこかのサイトのコピペ。もうMC入ってる位置とか忘れちゃったから、ライブの感想は生物だってことなのよ。
M01:Dreaming!(THE IDOLM@STER MILLIONSTARS)
M02:Understand? Understand!(上田麗奈、種田梨沙)
M03:サマ☆トリ~Summer trip~(平山笑美)
M04:ココロ☆エクササイズ(上田麗奈)
M05:おまじない(木戸衣吹)
M06:fruity love(中村温姫、伊藤美来)
M07:piece of cake(雨宮天、平山笑美)
M08:“Your”HOME TOWN(麻倉もも、田村奈央)
M09:Eternal Spiral (木戸衣吹、田所あずさ)
M10:あのね、聞いてほしいことがあるんだ(田村奈央)
M11:ジレるハートに火をつけて(上田麗奈、種田梨沙)
M12:夢色トレイン(麻倉もも)
M13:乙女よ大志を抱け!(伊藤美来、木戸衣吹)
M14:KisS(上田麗奈、麻倉もも)
M15:inferno(雨宮天、田所あずさ)
M16:First Stage(平山笑美、中村温美)
M17:チクタク(種田梨沙、田村奈央)
M18:Fu-Wa-Du-Wa(木戸衣吹、中村温姫)
M19:透明なプロローグ(伊藤美来)
M20:STEREOPHONIC ISOTONIC(中村温姫)
M21:Helloコンチェルト(田村奈央、伊藤美来)
M22:Shooting Stars(田所あずさ、麻倉もも、雨宮天、平山笑美)
M23:Precious Grain(田所あずさ)
M24:ホントウノワタシ(種田梨沙)
M25:絵本(雨宮天)
M26:星屑のシンフォニア(雨宮天、麻倉もも)
M27:Welcome!!(全員)
M28:Thank You!(全員)
まだミリオン経験値が浅いのでキャラのパーソナルカラーとか分かってないんですね。だからDreaming!のあとの自己紹介でチェックしてるんですが、初登場メンバーがいるライブは毎回「誰……?」って顔があるので新鮮ですね。そんな中で「誰……?(知らない)」ではなく、「誰……(見たことある!)」だったのが平山笑美さん。隣のPに「いやなんか誰かに似てるような」って尋ねると「日笠ですよね」って返ってきて膝を打った。
ほか、リリイベではG党としてゆい㌧を煽りまくってたらしい温姫(読めない)さんと、ミリラジの直前放送でゲストに来てたけどよく分かんなかったでんでんさん。
残りのメンバーはみっくにうえしゃまに種さんにころあずに木戸ちゃんにTrySail……と思ったらナンスいねえでやんの。意外なことに種さんって2ndに参加してないし今回も福岡だけなんだよね。琴葉はメインキャラなイメージが強いのでもっと出て欲しい。ソロ曲どっちも好きだし。
正直アニメ化は既定路線なのであとは誰がメイン格になるかって話なんだけど、やっぱりDreaming!のPVで動いてた組なんだろうか。未来・静香・翼の3色を中心に、志保や美奈子、杏奈や百合子が絡む感じなんだろうか。可憐や美也は背景枠なんだろうか茜ちゃんは……背景でも美味しいからいいや。
さておいて、シアター組だけで37人もいるんだもの、目立たないキャラが出てしまうのは仕方ないにせよ、十分に掘り下げられそうなキャラを使わない手はないよね。
というわけで2クール目は琴葉・ころめぐ・エレナの裏信号機を主人公格に据えませんか。個人的に合同フェスを開催した際のころめぐの台詞「じゃあはじめようか。アタシは仲間を裏切らないよ!」って、凄く妄想の余地があると思うんですよね。かつて仲間に裏切られたから自分に自信を無くして周りのサポートに走るころめぐも、逆に仲間を裏切ってしまったために自罰的になってしまってるころめぐも美味しい。ころめぐが目立てば可憐も話に絡む余地が出てくるし……いやかれめぐ派って訳でもないですけど。
育さんやパイセンや環の担当P・おやぶんは、残念だけどロリ枠がメインを張るとは思えないので涙を飲んで星井。
じゃあライブ本編の感想、ここからは覚えてることだけ書いていこう。なんといっても2週間以上前のことなうえ、幕張2Daysの後で書いてるもんだから。
Dreaming!を受けての2曲目は予想してた。参加した名古屋・大阪ではどっちもエスケープだったことを考えると、ハイテンポで盛り上がりやすいLTDの新曲が来るだろうって。……福岡のメンバーだったらもう、Understand?Understand!しかないですよね。
予想できなかったのはサマ☆トリ。普通に考えたらFIND YOUR WINDじゃないですか。いかにもライブ映えしそうな曲調だしさ。どっちも好きだけど、合いの手入れられてよかったよ。
予想外といえばSTEREOPHONIC ISOTONICはイントロの時点でオイオイオイってなったね。IMPRESSION→LOCOMOTIONの方がライブ向けかな、と思ったけど、こっちも路子の魅力が詰まった可愛い曲なんですよ。急に早口になるところでは会場全体が固唾を呑んで見守ってた感があるけど、ばっちり歌いきったねホットプリンセス。
ただ、この日いちばんの見守り案件といえば、ミリオン初参加のもう一人、でんでんさんは忘れられない。緊張で歌詞が飛んだのか心が震えて涙を流しそうになったのか、歌声に詰まりながら、幾度も幾度も詰まりながら「あのね、聞いてほしいことがあるんだ」を歌いきったとき、全国のひなた警察たちが南の空に昇っていくのが幻視(み)えた気がする。
常連組の中でも新鮮な驚きを感じたのはみっく。エラ張ってる子だな、くらいの認識だった今までは何を見てたんだ、ってくらいfruity loveの可愛らしさ全振りな表現がハマってた。乙女大志、Hello,コンチェルトに関しても、見られることを意識した所作が指先までしっかり浸透していて、しかもキビキビというわけでない、流麗な「女の子」のダンス、そして弾けるような笑顔あふれる表情で一気にやられた。未成年の成長って僕らを完全に置き去りにしていくね。
表情で語るなら外せないのが天さん。歌ってる時の彼女の表現力、眼を離すことを許さないオーラはずば抜けてて、志保のキャラソンとしては100点の出来だと思ってる「絵本」(ライアー・ルージュも100点だが)の歌詞一つ一つが胸に降りてきて貼り付いたまま取れやしない。ライアー・ルージュで見せた、かき乱された心の置き場所に困っている志保も、絵本で「守るべきものに会って」「笑うことを思い出した」志保も、歌詞を読む以上に天さんの声が、眼が、全身がこちらに語りかけてくる体験は、歌い終わった後で思わず会場全体で拍手してしまうほど。アニメで天さんの演じる志保がどんな活躍をみせるのか、決まってもいないのに今から楽しみで仕方ないですね。
そんな天さんは福岡のリーダーだった訳ですが、自分でも言ってたけどこの人リーダー向きじゃないだろうなあ。コミュ力が達者ってわけでもなさそうだし、とっつきにくそうだし、自分で引っ張っていくタイプにも見えない。ではもう一人のリーダー麻倉がどうかっていうと、こっちも……。
この日のもちょは珍しく緊張してたんだろうなってのが察せられる程度にはMCが唐突で、決め事を守って進行しなきゃ!って思いが感じられた。なんと言ってもぴょん吉たちが不在だから進行役は大変だったろうね、福岡は自由人が少なくて助かったかも。
とはいえ、もちょもマイクを握れば一人のアイドル。リーダー2人で歌った星屑のシンフォニアも良かったし、もちろんShooting Starsは言うに及ばず。
そう、Shooting Stars。もうさんざん言われてるけどこの日のSSsからPrecious Grainの流れは田所あずさの圧倒的な存在感を見せつけられましたね。特に歌い出しの「聴こえているでしょう?」の力強い伸び。最上静香ってあんまり好きなキャラじゃなかったんだけど、ゲッサンの連載ところあずの歌唱力のおかげでかなり好感度上がってる。
さて、最高のPrecious Grainの後ってやりづらいよなあ誰が歌うんだろう、という杞憂を完全に払拭してくれたのは種田さん。ホントウノワタシは丁寧に歌えばそれだけ上手く伝わるタイプの曲なので、じっくりと聴き入ることが出来た。逆に朝焼けのクレッシェンドは、これを歌って「上手い!」と思わせるのが難しい曲だと思う。サビ前の「過去形に変わる」とか2番ラストの「情熱で」を筆頭に曲の随所に長音符が配置されてて、ともすれば間の抜けた歌い方になりかねない。
福岡の出演者繋がりだと、恋愛ロードランナーもメロディに対して歌詞を詰め込みすぎなうえに、ブレスを入れる箇所が少ないから上手く聴かせるのが困難な曲という認識。
そういえば765カバーコーナーは個人的に文句なし!って感じでしたね。未成年組が歌う乙女大志はきちんと落ちサビやってくれたし、Infernoは「インフェルノー」こそなかったものの、千早&雪歩の青白に合わせて静香&志保とか心憎いじゃないですか。二次設定の異母姉妹説が好きです。
First Stageは文字通り初舞台の2人に。盛り上がる曲からはじまったコーナーのトリをしっとりとチクタクで締める構成も、短い時間の中で満足感を最大限に高めてくれた。
でもまあ、もちょとうえしゃまのkisSはちょっと刺激ありすぎたよね。DNA解析したらヒトより妖精とか天使に近い構成してる2人が妖艶に歌いあげるんですもの。うえしゃまがソロデビューしたら失恋ソングとか普通のラブソングも歌うんだろうか、そんなん聴いたらショックで体調崩すわ恋愛ロードランナーの時点で歌詞聴いてるのが辛いレベルなのに、という不安で膝が折れかけた。
って、ここまでうえしゃまのことに触れてませんでしたね。ええ、大阪しゃまも良かったけど福岡しゃまはもう最高でしたね。まず動きがダイナミックで見てて気持ちいい。というのも、例えば右脚を振り上げる動作にしても他の人は準備として左足を踏みしめてから右足を上げるんですね。当たり前の話で、踏みしめる準備がおろそかだと片足立ちの時点でふらついてしまう。
ただし、うえしゃまは左足を踏みしめるかわりにワンテンポ早く右足を後ろに振って、勢いをつけて振り上げる。脚を振り降ろす勢いを殺さずに次のステップに繋げる。巧みな体重移動とボディバランスが、オンリーワンのダンスを成り立たせてるんですよ。嘘だと思ったら3rdライブのBDが発売されてから是非チェックして欲しい。他の人がベタ足でもうえしゃまは背筋を伸ばしたまま常にカカトを浮かせて膝もやや曲げてる。センター返しが飛んできたら全部止めてみせる、と集中力を高めているセカンドのような頼もしさがある。
ただ、そんなうえしゃまが歌の通りに腹筋・背筋・胸筋を鍛えたゴリウーかというと、天さんいわく「絹」らしいですね。手を触ると肌が白くてしっとりとしててきめ細かくて瑞々しく吸いつくようで……って、ここまで言ってたかは定かじゃないですけど。
いずれにせよ、本人のパーソナリティはともかく、動く曲で映える人なので高坂海美とはいい出会いでしたね。ひょっとしたら海美を表現しようとしてこの動きになったのかもしれないけど、卵が先か鶏が先かってだけのことでしかない。派手に動けないバラードだと歌唱力の地力が高い人達との間に歴然とした差を感じるのは以前からだもの。
立て!やー!とかダンプリン(弾力のあるプリン)だとかプレイス!(値段)だとか、その辺のことは他の方が触れてくださいましたよね。
書ききれないところはBDで記憶を蘇らせたい。とにかくこの日はココロ☆エクササイズと絵本に尽きる。どっちもキャラが降りてきてた。絵に声で命を吹き込んできた声優が、自分の体を依り代にキャラを降ろすようになっている。epoPの提唱する演者=イタコ説、いいところを突いているかもしれない。
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幕張の感想は今週末くらいに箇条書きで。
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