・映画
シン・ゴジラ
ゴジラシリーズはvsビオランテのみ視聴。と言っても入れ替え制のカビ臭い映画館で、お正月に両親が買い物やら親戚回りをしてる間、弟と一緒に4時間以上放置されてたんだけど。
内容は覚えてないというか、ドラマ部分が画面が暗くて退屈だった。自衛隊の特殊車両が活躍したのはうっすら記憶にあるんだけど、具体的にどうだったか……。
んで、それから25年が経過してのシン・ゴジラ。誰も彼もが絶賛してるので正直「これで楽しめなかったらどうしよう」的な恐怖はあった。ただ、それは開始5分で杞憂となって――というより、「あっ、これは面白そう」って感じてから殆どノンストップで最後まで駆け抜けた。ネタバレに配慮して滅多なことは書けないけど、畳み掛けるようなテンポの良さ、戦闘や治安維持対策のスピーディさは、ともすれば無能に描かれがちな行政TOP層の意地を見るようだったし、自衛隊のプロ意識が随所に感じられたのも良かった。あと全編CGのクオリティがどうかしてた。俳優もドラマでよく見る演技派の起用が光ってて実に画面が締まる。竹野内豊や國村隼、津田寛治なんか本当にいい芝居だった。脚本・演出も含めて現場の士気の高さが感じられる作品っていいですよね。


・旅行
滋賀県は長浜市へ行ってきました。メンバーはナギP・ブルーノート・ガム・私。以下箇条書き。
・なぜ長浜かというと、今年読んだ「関ヶ原」で私がすっかり西軍贔屓になったから。三成いい……でも長浜駅周辺の「義に生きた戦国の智将」って評価には首を捻るぞ。
・あと琵琶湖や比叡山延暦寺、近江神宮を見てみたかったってのはありますね。実際には場所がバラバラで1泊2日ではとてもとても……だったので長浜に絞ったんですが。
・行きはバラバラ、現地集合。しかし新幹線の車内ですれ違った世界樹のギルドカードでガムが近くにいることを知る。
・米原ってFCの初代桃鉄にも存在した由緒正しき駅のはずなんだけど、大した田舎っぷり。でも、知らない駅で知らない在来線に乗るのってわくわくするね。
・お昼ごはんは鯖そうめん。ホロホロの煮鯖を味の染みたそうめんと絡めていただく。スープがないので鯖が崩れることも麺が伸びたり味が薄くなることもなくとても良いお食事でした。お店も有名店だけあって回転が早く(その割に急かされることもなく)雰囲気の良い座敷に通されたのが嬉しい。
・食事の後は竹生島に渡る前に歴史博物館を訪ねたかったんだけど、余裕を持った日程のために見送り。この辺、なかなか難しいところよね。個人的には時間をきっちり決めて予定通りにスケジュールを消化することに楽しさを見出すタイプなんだけど、気の合う仲間とゆったり過ごすのも贅沢な余暇、って気もする。
・初日は竹生島で石段が登れず、2日目は体調が悪くて待機時間が多かったブルーノート。特に何もしてあげられなくて済まなかった。
・ホテルの温泉で男湯に幼女が入ってきた瞬間のガムときたら。僕はやましい心抜きで観察してました。おー、付いてない付いてない。
・ご飯は悪くなかったけど、悪くなかったレベル。いつだか善光寺に行った時の宿、あれは良かったなあ。もう一回泊まりに行きたい。
・耳栓とマスク・アイマスクをきちんと備えているガムはデキる男。
・2日目の海洋堂ミュージアムには2時間ほど滞在したけど、満足度すごかった。長浜に行く機会があったら是非寄って欲しいおすすめスポット。チョコエッグをはじめとした動物系フィギュアの精緻な出来栄えと、アニメ美少女系フィギュアの顔はのっぺりしてるわ目は死んでるわのコントラストが実に極端。
・ゴジラvsエヴァンゲリオンとかいう特別展示もやってて、これがまたタイムリーで面白い。聞いたことのない怪獣がどんどん出てくる。ゴジラ好きのナギが居てくれて正解。
・この日の昼食はイタリアン。いや、イタリア料理ではなく、新潟の郷土料理のイタリアンが滋賀にもあるっていうじゃないですか。それは食べないわけにはいくまいということでGO。まあ、トマトソースの新潟「みかづき」風イタリアンでしたね。長岡「フレンド」系イタリアーナの私としては少々肩透かしでしたが、異国の地で古里の味を思い出せたのはちょっと感動。
・滋賀には「のっぺいうどん」なる、新潟の「のっぺい汁」に相通じるエトセトラもあるらしい。三成と兼続、義の魂が結びつけた食文化……ということか!
・黒壁スクエアのガラススタジオで綺麗なガラス細工をじっくり見て回り、涼し気な柄の盃を自分へのおみやげに。駅前のおみやげコーナーで買った日本酒「石田三成」をこいつで飲むのが楽しみです。
・予め帰りの指定席を抑えてしまいましょう、と言ってくれた軍師ナギのおかげで新幹線の中ではずっと寝てられたのさ。

総じて、楽しかった。特に初日の夜に眠りもせず延々と愚にもつかない話に花が咲いたあたり。年末も仕事納めのあとに仲間と温泉でゆっくりしたいね……。

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