Wake Up,Girls!七人のアイドル
2017年2月26日 日常WUGの中の人については奥野香耶、田中美波、永野愛理は他作品で知ってラジオやイベントで見てたし、高木美佑も名前は知ってた。先週やった音泉のイベントで吉岡茉祐と山下七海も知ったので(というかこの2人がすごく光ってたので)いい機会だからとライブBDを買ったのが月曜日。
んで、金曜日にキャラも曲も全然知らないながら(7 Girls Warはラジオのテーマ曲だと思ってた)BDを見はじめて、「極上スマイル」っていい曲だけど「日本の笑顔が~」って歌詞でモーニング娘。を思い出しちゃって、仙台ローカルのアイドルにしては大仰な歌詞だし自分の空耳かなと思ってggったら歌詞タイムにはアーティストとしてI-1Clubがクレジットされてて、ニコニコ大百科を読むとどうも劇中でWUGに提供された曲だったのにI-1Clubに奪われたって書いてあって、何その展開ちょっと待って。
という訳で過去に2度ほど1話切りしてるけど3度目の正直でアニメを見てみようと思ったのが金曜の夜。土曜は体調崩して1日動けなくて、んで日曜日に映画版を借りて見てた、と。
(追記)
実は2回ともまさにこの映画を見てたので以下の文章に一部説得力が無くなってるけど、丹下社長のキャラクターを初見で受け入れるだけの胆力が自分には無かったってことだよ。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★
結論からいうと、山も谷も爽快感もあって、視聴者としてWUGを応援したくなるようなしっかりした劇場版でした。実際ライブシーンの作り込みは素直に物凄いなって思ったし。
じゃあなんでTV放送時とニコ生で一挙やったときにはついていけなかったのかというと、現在はコンテンツに興味を持ってる状態だってのもそりゃあると思うんですけど、この映画が前日譚としてすごく意義があるものだからなんですよね。
集まった経緯はバラバラだし温度差もあるけど、それでもアイドルをやりたい!と努力してきた6人、自分の過去と向き合って自分のために走った真夢、逆境の中こぎつけたライブ最中に挿入されるスタッフロール。
実際、ライブ⇒エンディングクレジットに移る演出がすごく印象的でカッコよくて震える部分はありました。この映画の続きが見たい。雪の舞う中1人アンコールを叫び手で○を作った劇中のアイドルオタクのように、自分もTVでもう一度会いたい、って思わせる仕組みがしっかりしてる。
映画を経ずにTV版1話を見るのは、DQ4を5章から、しかもブランカからはじめるようなものだったんじゃないだろうか。導かれし者たちへの愛着もシンシアへの未練もデスピサロへの憎しみも持てないままエンドールで水商売のチャンネーとPTを組む勇者にリア充じゃんコイツなんて思う人がいてもその人を責められない。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★
個人的に一番凄みを感じたのは、ライブのパンチラでした。……といっても別にラッキーだとかお色気要素だとか描き込みがリアルだったとかじゃなくって、こんなに意味も必然性もあるパンチラ初めて見たってことで。
劇中では時間が無い中で、「いいじゃん減るもんじゃないし」って夏夜の一言がキッカケとなって見えても大丈夫な下着抜きでステージに上る訳だけど、みんな恥ずかしがったりしない。飛び入りでエントリーした学生バンドの発表会、雪舞う12月の東北、寒空の下で彼女たちは制服さえバラバラ、見せパンも用意できてない、自分たちを観てくれている人は(彼女たちの主観では)マネージャーしかいない。それでも彼女たちは力いっぱいのダンスを見せて、その結果としてめくり上がるスカートから下着が覗いたとして誰が下心を抱けるだろう。
これ、パンチラを描かなかったら、鉄壁スカートだったら動きが凄いなで終わってたと思うんですよね。パンチラから逃げない姿勢が、パンツだから恥ずかしいかもしれないけどそれでも自分はアイドルとしてここに立つという気概が、見る者の胸を撃つ。
そもそも、CDのプレスとか地道な営業とか、湖面に舞う白鳥ではなくてその水かきを見せたいんだろうなってのは伝わってくる。今まで自分が見てたアイドルものの中心だったアイドル同士の関係性だとかアイドルとして歌うことについてはメインテーマにしてないのが新鮮だった。
好きか嫌いかで言えば必ずしも自分は好きじゃないというか、アイドルが濁流にまみれることなくキラキラしてる方が好きだけど、描きたいものがしっかりしてれば観るに値するよね。公開当時でさえアイドルものは後追いだったところで、一定の個性は発揮できたんだろうなあ。
かつてハイ・ファンタジーへカウンターとして放たれたスレイヤーズのように(この辺の解釈は個人の妄想も含む)、華やかなアイドルアニメに対する必ずしも華やかではない、ただし女の子が努力して夢に向かう、視聴者に勇気を与えるアイドルという存在を描くことにブレはない映画になったと思う。そもそも、アイドルのキラキラした面を描くアニメならこんなモブみたいな明度も彩度も低いキャラにしないでしょ。
真夢がアイドルから逃げた先でドン底からの再出発を図ってる時にかつてセンターを務めてたI-1Clubはドームでライブという対比のほか、松田が電話してた相手は恐らく彼女でアイドルか歌手だろうし、逃げた丹下社長の行方や真夢がアイドルを再開すればI-1のメール相手にも再会することもあるかもしれないし、そもそも真夢がアイドルから逃げ出した(他人どころか自分も幸せにできない)理由も明かされてないし、こんな伏線貼りまくられたらそりゃ次が気になるよ。
どのキャラクターが気に入ったとか中の人は誰を推すとかは書けないというか、判断できるほど材料が揃ってないから保留。滅多なこと言って虎の尾を踏んだら怖いし。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★
以下、映画を見ながらメモしてた雑感
社長、処女厨か
みにゃみ歌唱力枠だったのかよ
寒い夜だからを使えたのはavex関係だからか
アイドルには人を励ます力、人を勇気づける力があるんじゃないかと語る松田、いい。
丹下社長ひどすぎじゃない?というか酷くない?いや意味わかんないくらい酷くない?
他人のためじゃなくてあくまでも自分本位で雨の中に走り出す真夢はいいね。
伊達藩士の名折れっていうか伊達にいいイメージ無いなあ
客がいなくても歌う、よしのプロ意識あるね
かやたんのキャラ頼れるなあ
ああ、リーダーはあくまでよしのなのか。
こんな頼れるアイドルオタクはさばげぶっ!以来だ。あ、時系列ではこっちが先か
このパンチラは凄みがあるな……
うわ松田、浅沼さんか。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★
じゃあライブBDに戻ります。近くのTSUTAYAはCD置いてくれませんかね。
んで、金曜日にキャラも曲も全然知らないながら(7 Girls Warはラジオのテーマ曲だと思ってた)BDを見はじめて、「極上スマイル」っていい曲だけど「日本の笑顔が~」って歌詞でモーニング娘。を思い出しちゃって、仙台ローカルのアイドルにしては大仰な歌詞だし自分の空耳かなと思ってggったら歌詞タイムにはアーティストとしてI-1Clubがクレジットされてて、ニコニコ大百科を読むとどうも劇中でWUGに提供された曲だったのにI-1Clubに奪われたって書いてあって、何その展開ちょっと待って。
という訳で過去に2度ほど1話切りしてるけど3度目の正直でアニメを見てみようと思ったのが金曜の夜。土曜は体調崩して1日動けなくて、んで日曜日に映画版を借りて見てた、と。
(追記)
実は2回ともまさにこの映画を見てたので以下の文章に一部説得力が無くなってるけど、丹下社長のキャラクターを初見で受け入れるだけの胆力が自分には無かったってことだよ。
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結論からいうと、山も谷も爽快感もあって、視聴者としてWUGを応援したくなるようなしっかりした劇場版でした。実際ライブシーンの作り込みは素直に物凄いなって思ったし。
じゃあなんでTV放送時とニコ生で一挙やったときにはついていけなかったのかというと、現在はコンテンツに興味を持ってる状態だってのもそりゃあると思うんですけど、この映画が前日譚としてすごく意義があるものだからなんですよね。
集まった経緯はバラバラだし温度差もあるけど、それでもアイドルをやりたい!と努力してきた6人、自分の過去と向き合って自分のために走った真夢、逆境の中こぎつけたライブ最中に挿入されるスタッフロール。
実際、ライブ⇒エンディングクレジットに移る演出がすごく印象的でカッコよくて震える部分はありました。この映画の続きが見たい。雪の舞う中1人アンコールを叫び手で○を作った劇中のアイドルオタクのように、自分もTVでもう一度会いたい、って思わせる仕組みがしっかりしてる。
映画を経ずにTV版1話を見るのは、DQ4を5章から、しかもブランカからはじめるようなものだったんじゃないだろうか。導かれし者たちへの愛着もシンシアへの未練もデスピサロへの憎しみも持てないままエンドールで水商売のチャンネーとPTを組む勇者にリア充じゃんコイツなんて思う人がいてもその人を責められない。
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個人的に一番凄みを感じたのは、ライブのパンチラでした。……といっても別にラッキーだとかお色気要素だとか描き込みがリアルだったとかじゃなくって、こんなに意味も必然性もあるパンチラ初めて見たってことで。
劇中では時間が無い中で、「いいじゃん減るもんじゃないし」って夏夜の一言がキッカケとなって見えても大丈夫な下着抜きでステージに上る訳だけど、みんな恥ずかしがったりしない。飛び入りでエントリーした学生バンドの発表会、雪舞う12月の東北、寒空の下で彼女たちは制服さえバラバラ、見せパンも用意できてない、自分たちを観てくれている人は(彼女たちの主観では)マネージャーしかいない。それでも彼女たちは力いっぱいのダンスを見せて、その結果としてめくり上がるスカートから下着が覗いたとして誰が下心を抱けるだろう。
これ、パンチラを描かなかったら、鉄壁スカートだったら動きが凄いなで終わってたと思うんですよね。パンチラから逃げない姿勢が、パンツだから恥ずかしいかもしれないけどそれでも自分はアイドルとしてここに立つという気概が、見る者の胸を撃つ。
そもそも、CDのプレスとか地道な営業とか、湖面に舞う白鳥ではなくてその水かきを見せたいんだろうなってのは伝わってくる。今まで自分が見てたアイドルものの中心だったアイドル同士の関係性だとかアイドルとして歌うことについてはメインテーマにしてないのが新鮮だった。
好きか嫌いかで言えば必ずしも自分は好きじゃないというか、アイドルが濁流にまみれることなくキラキラしてる方が好きだけど、描きたいものがしっかりしてれば観るに値するよね。公開当時でさえアイドルものは後追いだったところで、一定の個性は発揮できたんだろうなあ。
かつてハイ・ファンタジーへカウンターとして放たれたスレイヤーズのように(この辺の解釈は個人の妄想も含む)、華やかなアイドルアニメに対する必ずしも華やかではない、ただし女の子が努力して夢に向かう、視聴者に勇気を与えるアイドルという存在を描くことにブレはない映画になったと思う。そもそも、アイドルのキラキラした面を描くアニメならこんなモブみたいな明度も彩度も低いキャラにしないでしょ。
真夢がアイドルから逃げた先でドン底からの再出発を図ってる時にかつてセンターを務めてたI-1Clubはドームでライブという対比のほか、松田が電話してた相手は恐らく彼女でアイドルか歌手だろうし、逃げた丹下社長の行方や真夢がアイドルを再開すればI-1のメール相手にも再会することもあるかもしれないし、そもそも真夢がアイドルから逃げ出した(他人どころか自分も幸せにできない)理由も明かされてないし、こんな伏線貼りまくられたらそりゃ次が気になるよ。
どのキャラクターが気に入ったとか中の人は誰を推すとかは書けないというか、判断できるほど材料が揃ってないから保留。滅多なこと言って虎の尾を踏んだら怖いし。
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以下、映画を見ながらメモしてた雑感
社長、処女厨か
みにゃみ歌唱力枠だったのかよ
寒い夜だからを使えたのはavex関係だからか
アイドルには人を励ます力、人を勇気づける力があるんじゃないかと語る松田、いい。
丹下社長ひどすぎじゃない?というか酷くない?いや意味わかんないくらい酷くない?
他人のためじゃなくてあくまでも自分本位で雨の中に走り出す真夢はいいね。
伊達藩士の名折れっていうか伊達にいいイメージ無いなあ
客がいなくても歌う、よしのプロ意識あるね
かやたんのキャラ頼れるなあ
ああ、リーダーはあくまでよしのなのか。
こんな頼れるアイドルオタクはさばげぶっ!以来だ。あ、時系列ではこっちが先か
このパンチラは凄みがあるな……
うわ松田、浅沼さんか。
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じゃあライブBDに戻ります。近くのTSUTAYAはCD置いてくれませんかね。
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