読書8

2017年3月12日 読書
仕事が速いのにミスしない人は、何をしているのか? 著:飯野謙次

・業務効率化、ミスを無くすためのノウハウが書いてあることを期待
・ミスしないように注意力を持ち続けることは不可能なので注意力がなくてもミスしない仕組みづくりを。例えば靴を履かずに外に出ることはないから、靴の中に財布を入れておけば忘れることはない。
・共有するデータは1箇所で保存。ローカルで各人が持っていると最新版が分からなくなる。
・ダブルチェックは逆順で行う、エクセルで表をグラフにしてみる、後ろから読んでみる
・マニュアルの目的は仕組みを理解することではなく仕組みが分からなくても作業を行うためのもの。順不同とか迷わせる要素を入れるならいっそ固定してしまえ。
・仕事仲間とはスケジュールを共有することでミスに気づく機会を増やせる
・記憶に頼らず議事録やメールを使う。「先程の話し合いの結果ですが以下の認識でよろしいでしょうか?」と上司にメールで確認を。特に数字はうろ覚えになりやすい。
・計画は「思考展開図」(何を目標に何が必要で、そのためにどうするかを図示したもの)をきっちり書くように。作業まで明確に言葉で表せなければ人に指示もできないし、何をしていいか曖昧になって作業が止まる、必要ないところに手間をかけることになる。
・指示を受けたら納期と作業内容を具体的に復唱することですれ違いを無くせる。
・郷に入っては郷に従え、相手が気持ちいいやり方で、相手の振る舞いに合わせる。
・失敗の事実をポジティブに捻じ曲げる。次長に怒られた⇒「あの人も社長にせっつかれてストレス溜まってたんでしょ」「イライラを君にぶつけて次長も冷静になれたんじゃないか」「タイミングが悪かったね」「周りへのポーズでたまたま君が怒られただけだよ」
・作業が惰性になると必ず注意力が落ちる。注意力がなくてもミスしない仕組みを。
・逆にどうやったら失敗できるかを考え、その可能性を潰していく。

全編通して「頑張ってもミスはするものだから、そもそもミスできない仕組みを」という話。明日からすぐ役立つものはなかった。

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