読書12

2017年4月23日 読書
上に行く人が早くから徹底している仕事の習慣 著:中尾ゆうすけ

・トップから一目置かれるようになりたいし、他部署から舐められたくないので
・ビジネス書としては平凡。前に読んだ本と重複する部分が多くて、やっぱり周囲の支持って大事だなと再確認。

・昇進する人は自分の仕事以外にも目を配れる人。自分の決めた範囲内の仕事しかしない人は評価されない。
・新しい行動をしなければマイナスの評価はされない、と思って保身に走るよりは失敗した時に力不足を認めて頭を下げられる人の方がトップの印象に残るし、チャンスも巡ってくる。失敗の仕方を学ぶべき。
・上に行けばいずれ「組織の改善」に着手しなければならない時が来るので、単なる上意下達しか出来ない人は引き上げられない。
・上に行けば広範に業務を見なければならないので、強みを伸ばすよりは弱みを潰しておけ。弱みは他人から見えやすく、マイナスの評価を受けやすい。
・部署横断的なプロジェクトがあれば積極的に加えてもらい、顔を売っておけ。新プロジェクトなら上層部の注目も高く、信頼を得られる場合もある。
・革新することは「変えてはならないもの」をはっきりさせることから。多くの場合は理念やポリシーで、それ以外は何を変えてもいいとすべき。
・上層部からの命令で部下に朝令暮改を強いることもあるだろうが、「なぜ変えるのか」「なぜ変えてもいいのか」を説明できれば不信感を払拭しやすい。
・上司への連絡・報告はこまめに。上手く行かなかったとき、隠していたのではないかと疑われるし、上司にとっては必要な情報が含まれているかもしれない。信用を失うと、何をするにも口を挟まれ、行動を制限される恐れもある。
・報告は「自分から見て必要かどうか」ではなく、「それを伝えないことで上司はどう思うか」を基準にして考える。
・挨拶は基本。受け答えはきちんと相手の顔を見て。相手の顔を見て返事する程度(せいぜい3秒)が取れないために不信感を持たれるとか馬鹿馬鹿しい。呼びかけもちゃんと相手の名前を覚えてから名前で。
・部下や後輩が上司に期待するのは「困ったときに助けてくれる」「悩みの相談に乗ってくれる」「責任をとってくれる」「失敗を許しフォローしてくれる」「育成してくれる」……といったところ。
・上手く注意できないならクッション言葉+依頼系で「仕事が速いのはありがたいけど、正確さにも気を配って」「確かに忙しいだろうけど、客の前で愚痴らないで」など
・提案に対して上司の支持を得られそうになかったら、まず「なるほど」と頷いておけ。そのうえで「つまり○○が良くないということでしょうか」「○○は間違っていないということでしょうか」と確認していくことで現状を確認し、改善点を洗い出せる。
・提案への反対に対しては堂々としていることが大切だが、あまりにもダメ出しが多いときは根本が間違っている可能性があるので、目的のすり合わせをおこなうこと。
・相手への敬意は準備に現れる。会うことが分かっている社外の人ならせめて業種や社員数、拠点の数などは把握しておくこと。

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