読書14

2017年5月20日 読書
始めよう。瞑想 著:宝彩有菜

・空き時間に瞑想してる人ってデキるサラリーマン感あるよね……という憧れから。
・批判してばっかりも何なので読み返したら、グラフを使って瞑想中の脳の働きに言及してる箇所もあった。一番最後にちょこっと足すのも恥ずかしいからここに追記しておく。
・序文からして瞑想を科学的アプローチで検証と謳っておきながら根拠が一切示されず「~な筈です」「~になった気がしませんか?」で押していくスタイル。最初に瞑想のやり方が解説されてるものの、暗めの部屋でリラックスして浮いてくる雑念はひとまず棚上げして等、ネットで手に入るような知識ばかり。あとは考えている脳と大切にすべき「あなた自身」は別なんですよとか瞑想の効能とか、まあ勘違いしたインテリ女が書きそうな内容で心底うんざりさせられた。
・『瞑想中に唱えるマントラはなんでもいいのですが、瞑想は科学的なものですから、私のお勧めは特定の宗教と関係ないコレです!コレは世界中の赤ちゃんが生まれて初めて声に出す音、「アーメン」「南無」と同じ音が入っています』って、書いてておかしいと思わなかったのか。
・各章が『この素晴らしい瞑想、次に体験して人生を変えるのはあなたです』的な引きで終わるのは、自分が疑い深い性格だということを差っ引いても読者に警戒心しか与えないと思う。
・1円+送料で買ったからこれ以上文句は言わない。けど最近も、何この文章……って思ったら著者がコンサルやら新しいライフスタイルを提案する仕事やらやってる女性だったってことが何度もあったので、書き手の性別は意識しようと思いました。
あと、Amazonレビューも性別を表記してほしいかな。

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