面接力 著:梅森浩一
・仕事柄、面接絡みの理論だとかスキルは持っておいて損が無いので。
・一応プロからすれば、当然でしょってことも多いんだけど、状況に至る条件を列挙してあって、理論がカッチリしてるタイプの著者。就職を控えた大学生だけでなく、面接担当を上司と読み替えれば普段のビジネスでも使えそう。
・↓は半分くらい自分の補足が入ってるので、読み返すときは注意。
・面接において大事なのは「対話力」。これは発せられる言葉から相手の望むもの、求めているものを理解する能力。対話力が無いと独りよがりな自己PRになる。
・会社を研究するときは社長の言葉や企業理念などをただ読むだけでなく、「なぜその言い回しをしているのか」その背景まで考えるべき。社外に公開するものは必ず意図を以て作られている。
・人事担当者は過去の実績から「無難な方」を採る。それを覆すためには自分を採用する強い誘引を与えなければ難しい。自分のブランドが劣る場合、他者と同じことをしても不合格は必至。
・ウソをついたり自分を偽るんじゃない。言わなくてもいいことはわざわざ言わない、面接のときは素の自分に化粧をしましょうってだけ。ビジネスなんだからありのままの自分を受け入れてもらおうなんて怠けたことを言うな。
・「快活でバイタリティのある営業マン」が苦手な人だっているんだから、自分で勝手に評価をするな。評価者は面接する側であって面接する側の求めるものを探ることが大事。
・特に転職する人は自己評価が低くなりがちだが、思ったよりいろんなことを経験してることが多いから、いきなり職務経歴書を書くではなく、自分の経験の荷降ろしをしよう。
・面接の基本は「相手がプラスに評価する情報だけを与える」こと。「とはいえプラスの情報だけだと嘘っぽいし弱みも見せた方が正直に映るでしょ?」なんて心配は不要。嘘っぽくなるのは相手の意図と自分の主張がずれてるからであって、相手の望む情報を望む量だけ与えればよい。
・面接官が手に入れたい情報は「モチベーション」「対人能力」「コンピテンシー」の3つ。「業務に全力を注いでくれるか=モチベーション」「他の社員と上手くやれるか=対人能力」、「自社で成功している社員(自社に必要と思われる社員)と同じ特性を持っているか=コンピテンシー」。特にコンピテンシーはどんなに優れた能力があってもそれが求められてなければ無意味だし、求められる能力をいくつも持っていても持っているべきでない能力(=ネガティブ・コンピテンシー)が見つかれば候補から外されてしまう可能性が一気に増える。
・一般的な面接本で「自分だけの特技を磨こう」なんて書かれてるのは罠で、その特技を評価してくれる相手に披露しないとまったく無意味。
・時節の話題からはじめる人もいれば、いきなりビジネスの話をはじめる人もいる。早口な人も、どもりながらの人も。相手にとって心地よい対話のリズムに合わせてあげるのが大事。向こうが遠回りしながら質問してきてるのに直球勝負で返したら、多くの場合、相手は鼻白む。
・圧迫面接はする側も後ろめたいんだから、向こうの罪の意識を少しでも和らげてあげよう。堂々とする、自分はストレス・ダメージのコントロールが出来る人間だと示す、など。
・「仮に~だとしたらどうですか」という質問は相手の本音を引き出すのに有効。「仮にこの仕事が~だったらどう?」など、部下のコーチングにも使えそう。
・知らない人に見つめられるのって疲れるし、下手するとガンくれてんのかコラって思われるから、面接中ずーっと面接官に注目するのはやめよう。考えている時は視線を切る、普段はネクタイあたりを見て、ポイントでだけ目を見るなど。
・仕事柄、面接絡みの理論だとかスキルは持っておいて損が無いので。
・一応プロからすれば、当然でしょってことも多いんだけど、状況に至る条件を列挙してあって、理論がカッチリしてるタイプの著者。就職を控えた大学生だけでなく、面接担当を上司と読み替えれば普段のビジネスでも使えそう。
・↓は半分くらい自分の補足が入ってるので、読み返すときは注意。
・面接において大事なのは「対話力」。これは発せられる言葉から相手の望むもの、求めているものを理解する能力。対話力が無いと独りよがりな自己PRになる。
・会社を研究するときは社長の言葉や企業理念などをただ読むだけでなく、「なぜその言い回しをしているのか」その背景まで考えるべき。社外に公開するものは必ず意図を以て作られている。
・人事担当者は過去の実績から「無難な方」を採る。それを覆すためには自分を採用する強い誘引を与えなければ難しい。自分のブランドが劣る場合、他者と同じことをしても不合格は必至。
・ウソをついたり自分を偽るんじゃない。言わなくてもいいことはわざわざ言わない、面接のときは素の自分に化粧をしましょうってだけ。ビジネスなんだからありのままの自分を受け入れてもらおうなんて怠けたことを言うな。
・「快活でバイタリティのある営業マン」が苦手な人だっているんだから、自分で勝手に評価をするな。評価者は面接する側であって面接する側の求めるものを探ることが大事。
・特に転職する人は自己評価が低くなりがちだが、思ったよりいろんなことを経験してることが多いから、いきなり職務経歴書を書くではなく、自分の経験の荷降ろしをしよう。
・面接の基本は「相手がプラスに評価する情報だけを与える」こと。「とはいえプラスの情報だけだと嘘っぽいし弱みも見せた方が正直に映るでしょ?」なんて心配は不要。嘘っぽくなるのは相手の意図と自分の主張がずれてるからであって、相手の望む情報を望む量だけ与えればよい。
・面接官が手に入れたい情報は「モチベーション」「対人能力」「コンピテンシー」の3つ。「業務に全力を注いでくれるか=モチベーション」「他の社員と上手くやれるか=対人能力」、「自社で成功している社員(自社に必要と思われる社員)と同じ特性を持っているか=コンピテンシー」。特にコンピテンシーはどんなに優れた能力があってもそれが求められてなければ無意味だし、求められる能力をいくつも持っていても持っているべきでない能力(=ネガティブ・コンピテンシー)が見つかれば候補から外されてしまう可能性が一気に増える。
・一般的な面接本で「自分だけの特技を磨こう」なんて書かれてるのは罠で、その特技を評価してくれる相手に披露しないとまったく無意味。
・時節の話題からはじめる人もいれば、いきなりビジネスの話をはじめる人もいる。早口な人も、どもりながらの人も。相手にとって心地よい対話のリズムに合わせてあげるのが大事。向こうが遠回りしながら質問してきてるのに直球勝負で返したら、多くの場合、相手は鼻白む。
・圧迫面接はする側も後ろめたいんだから、向こうの罪の意識を少しでも和らげてあげよう。堂々とする、自分はストレス・ダメージのコントロールが出来る人間だと示す、など。
・「仮に~だとしたらどうですか」という質問は相手の本音を引き出すのに有効。「仮にこの仕事が~だったらどう?」など、部下のコーチングにも使えそう。
・知らない人に見つめられるのって疲れるし、下手するとガンくれてんのかコラって思われるから、面接中ずーっと面接官に注目するのはやめよう。考えている時は視線を切る、普段はネクタイあたりを見て、ポイントでだけ目を見るなど。
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