1時間の仕事を15分で終わらせる 著:清水久三子
・無茶言うなよ!と思いつつ、少ないメンバーで残業も減らすためには何らかの知慧が必要なのでヒントを求めて。
・外資系に勤める女性特有のワークライフバランスを重視した姿勢は鼻持ちならないけど、そこに目を瞑ればまあまあ読める。というか、いままで意識せずにやってたことがフレームワークって概念としてまとめられてるってのは知れてよかった。早めに覚えて自分のものにしたい。
・やるべき仕事に集中するための4Cというフレームワーク。
『Cut(目的や必要性から見直してやめる仕事を決める)』
優先順位だけではなく劣後順位(手を抜いて構わないもの)も決めておく。①習慣でやっているだけで本当は必要ないもの。②状況が変わったために必要がなくなるもの。③過剰なサービス
『Convert(苦手な仕事は他の人に任せる)』
幸い、29年度の部下は言うことを聞いてくれるのでバランスを考えて割り振る。
『Combine(分散していた仕事を一箇所に集中させる)』
用意する時間、仕舞う時間が勿体無い
『Create(あるべき姿から取り組むべき課題を設定する)』
評価につながる項目。①「○○が問題だ」という話になったら○○を解決するのではなく、本当にそれが問題なのか考える。②取り掛かる前に最終的な仕事の完成形をイメージする。「どういう状態になったらいいと思うか、そのために何をしたらいいのか」を考える。
・PCで管理する場合、検索性が大事なのでファイル名は命名ルールを作っておくこと。「日雇い・報告・発行した時」や「資料・○○会議・FAX・参加依頼」など、単語列挙式が自分には合いそう。
・一つの仕事に必要なものを箱にまとめておくことで、ロスタイムと忘れ物対策になる。
・書籍は1冊を読み込むのではなく似たようなものを何冊か読むことで、相互の差異や業界の共通認識が見えてくる。
・大きな仕事ほど細かい「作業」に分ける
・作成した資料は一晩寝かせてリフレッシュした目で見直すこと
・締め切りを半分に圧縮して、その時間内になんとか形にしてみる(仕事の量は与えられた時間を使い切るまで膨張する=パーキンソンの法則対策)
・仕事中にどうしてもスマホを弄ってしまうならロッカーに置いておく。集中したいなら、それを妨げるものを物理的に排除する。
・やるべきことへの第一歩を助けるには、逆に手間を無くす。翌日の仕事の準備をしてから帰る、電話をかける前に相手のリストを束にしておく等。
・MECE(漏れなく、ダブりなく)考え方を使って課題を検討する。
①2つに分ける(社内・社外、一元・二元、個人・法人……)
②数値で分ける(50人以上・未満、30時間以上・未満、65歳以上・未満……)
③流れで分ける(成立・設置・取得、概算・確定・精算、仮定・根回し・決裁……)
④数式で分ける(売上=客数×単価、利益=売上ー費用……今はあまり使わない)
⑤既存の要素で分ける(既知の分類、5W1Hなど)
・フレームワークとは特定のシーンで考えるべきことをパターン化したもの。その都度検討の枠組みを考えなくて済む。回答集や方程式ではないため、あくまでチェックに漏れがないか、自分の考えが偏ってないかを確認するものと割り切った方がいい。
・『空・雨・傘』とは、事実(空に雨雲が多い)⇒気づき(雨が降るかもしれない)⇒結論(傘を持っていこう)という仮説の立て方。Aが出来ない⇒~かもしれない⇒ではBしよう。これだけだと当たり前すぎてインパクト薄いけど、一応。
・ロジカルに考えても効果が薄そうな場合、ラテラル・シンキングが役に立つかも。
①前提を疑う(思い込み・噂・上層部の意見・社内文化・業界の習慣・法制度)後ろのものほど覆しづらいが、覆ったときのインパクトは大きい。
②現場に足を運ぶ
③他分野で成功しているものの成功要因を輸入できないか(1000円カット⇒ワンコインランチ)
・アウトプット(成果)をそのまま報告されても困る。アウトカム(その成果がどんな利益をもたらすか)を併せて報告する。
・利害関係者の調整は大事だが、全て自分で対応しない。「どんな場で(会議か就業後か)」「誰から(上司か自分か)」「どう伝えられる(メールか直接か)」のが効果的か相手の性格を考える。
・会議の資料は読み上げない。黙読の方が速いから。むしろ音読は邪魔に感じるし、音読をBGMに違うことを考えてしまう。
・質疑応答では戦わない。手短に答え、複雑になるもの、検討すべきものはあとで回答する。
・自分がヒーローになっていい気分でしゃべらない。むしろ相手に喋らせ、「これをする」と宣誓させる。「~のためにこうすべき」と力説しても相手は頑なになるだけ。回答の傍まで導いて、回答は本人に出させること。会議は全員が発言することで納得感と当事者意識が出る。「あのとき言わなかったけど、などという逃げ道を塞ぐこと」
・仕事の成果は相手目線で。自分目線だと相手は自分の理解できる言葉に変換してから飲み込むのでラグが生まれる。「うちの会社ではこうします」ではなく「御社がこうなります」で。
・何をやったか、ではなく「これはどうすごいのか」を語る
・期待値のズレがクレームに繋がる。期待値は「品質・納期・費用」で決まる。あらかじめ釘を差しておくことで期待値をコントロールできる。あとから言ったのでは言い訳に取られてしまう。
・つまづきがちなことをチェックリストにする、よく作るものはテンプレートにしておく、よく使う表現は辞書に登録する、プレゼンや説明の導入はパターン化しておく、手順書を作成するなど、『技』にしておく。
・無茶言うなよ!と思いつつ、少ないメンバーで残業も減らすためには何らかの知慧が必要なのでヒントを求めて。
・外資系に勤める女性特有のワークライフバランスを重視した姿勢は鼻持ちならないけど、そこに目を瞑ればまあまあ読める。というか、いままで意識せずにやってたことがフレームワークって概念としてまとめられてるってのは知れてよかった。早めに覚えて自分のものにしたい。
・やるべき仕事に集中するための4Cというフレームワーク。
『Cut(目的や必要性から見直してやめる仕事を決める)』
優先順位だけではなく劣後順位(手を抜いて構わないもの)も決めておく。①習慣でやっているだけで本当は必要ないもの。②状況が変わったために必要がなくなるもの。③過剰なサービス
『Convert(苦手な仕事は他の人に任せる)』
幸い、29年度の部下は言うことを聞いてくれるのでバランスを考えて割り振る。
『Combine(分散していた仕事を一箇所に集中させる)』
用意する時間、仕舞う時間が勿体無い
『Create(あるべき姿から取り組むべき課題を設定する)』
評価につながる項目。①「○○が問題だ」という話になったら○○を解決するのではなく、本当にそれが問題なのか考える。②取り掛かる前に最終的な仕事の完成形をイメージする。「どういう状態になったらいいと思うか、そのために何をしたらいいのか」を考える。
・PCで管理する場合、検索性が大事なのでファイル名は命名ルールを作っておくこと。「日雇い・報告・発行した時」や「資料・○○会議・FAX・参加依頼」など、単語列挙式が自分には合いそう。
・一つの仕事に必要なものを箱にまとめておくことで、ロスタイムと忘れ物対策になる。
・書籍は1冊を読み込むのではなく似たようなものを何冊か読むことで、相互の差異や業界の共通認識が見えてくる。
・大きな仕事ほど細かい「作業」に分ける
・作成した資料は一晩寝かせてリフレッシュした目で見直すこと
・締め切りを半分に圧縮して、その時間内になんとか形にしてみる(仕事の量は与えられた時間を使い切るまで膨張する=パーキンソンの法則対策)
・仕事中にどうしてもスマホを弄ってしまうならロッカーに置いておく。集中したいなら、それを妨げるものを物理的に排除する。
・やるべきことへの第一歩を助けるには、逆に手間を無くす。翌日の仕事の準備をしてから帰る、電話をかける前に相手のリストを束にしておく等。
・MECE(漏れなく、ダブりなく)考え方を使って課題を検討する。
①2つに分ける(社内・社外、一元・二元、個人・法人……)
②数値で分ける(50人以上・未満、30時間以上・未満、65歳以上・未満……)
③流れで分ける(成立・設置・取得、概算・確定・精算、仮定・根回し・決裁……)
④数式で分ける(売上=客数×単価、利益=売上ー費用……今はあまり使わない)
⑤既存の要素で分ける(既知の分類、5W1Hなど)
・フレームワークとは特定のシーンで考えるべきことをパターン化したもの。その都度検討の枠組みを考えなくて済む。回答集や方程式ではないため、あくまでチェックに漏れがないか、自分の考えが偏ってないかを確認するものと割り切った方がいい。
・『空・雨・傘』とは、事実(空に雨雲が多い)⇒気づき(雨が降るかもしれない)⇒結論(傘を持っていこう)という仮説の立て方。Aが出来ない⇒~かもしれない⇒ではBしよう。これだけだと当たり前すぎてインパクト薄いけど、一応。
・ロジカルに考えても効果が薄そうな場合、ラテラル・シンキングが役に立つかも。
①前提を疑う(思い込み・噂・上層部の意見・社内文化・業界の習慣・法制度)後ろのものほど覆しづらいが、覆ったときのインパクトは大きい。
②現場に足を運ぶ
③他分野で成功しているものの成功要因を輸入できないか(1000円カット⇒ワンコインランチ)
・アウトプット(成果)をそのまま報告されても困る。アウトカム(その成果がどんな利益をもたらすか)を併せて報告する。
・利害関係者の調整は大事だが、全て自分で対応しない。「どんな場で(会議か就業後か)」「誰から(上司か自分か)」「どう伝えられる(メールか直接か)」のが効果的か相手の性格を考える。
・会議の資料は読み上げない。黙読の方が速いから。むしろ音読は邪魔に感じるし、音読をBGMに違うことを考えてしまう。
・質疑応答では戦わない。手短に答え、複雑になるもの、検討すべきものはあとで回答する。
・自分がヒーローになっていい気分でしゃべらない。むしろ相手に喋らせ、「これをする」と宣誓させる。「~のためにこうすべき」と力説しても相手は頑なになるだけ。回答の傍まで導いて、回答は本人に出させること。会議は全員が発言することで納得感と当事者意識が出る。「あのとき言わなかったけど、などという逃げ道を塞ぐこと」
・仕事の成果は相手目線で。自分目線だと相手は自分の理解できる言葉に変換してから飲み込むのでラグが生まれる。「うちの会社ではこうします」ではなく「御社がこうなります」で。
・何をやったか、ではなく「これはどうすごいのか」を語る
・期待値のズレがクレームに繋がる。期待値は「品質・納期・費用」で決まる。あらかじめ釘を差しておくことで期待値をコントロールできる。あとから言ったのでは言い訳に取られてしまう。
・つまづきがちなことをチェックリストにする、よく作るものはテンプレートにしておく、よく使う表現は辞書に登録する、プレゼンや説明の導入はパターン化しておく、手順書を作成するなど、『技』にしておく。
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