読書23

2017年8月20日 読書
一生使える見やすい資料のデザイン入門 著:森重湧太

・Kindle Unlimitedで無料だったので。
・資料作ったりポスター作ったりするときの参考にしたい

・パワーポイントを作る際の注意が8~9割で、自分はパワーポイントを使ったことがない。ので、まあ考え方を参考にする程度。でも主張は明確で納得もできるものだからよかった。

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・伝わる資料は「写真」「グラフ」「図」が多い。文字は基本的に読んでもらえないと割り切ろう。
・文章で詳細に説明しようとするのは作り手の自己満足。文字で正確に書くより、大まかでも図示した方が良いことが多い。

・数字の変化はグラフで、流れはチャートやラベルで。

・普段使いはメイリオ、英文はSegoe UIを。
・ゴテゴテしてるのでHG創英角ゴシックは見出し向き
・HG明朝は高級感があるが冷たい印象も。
・丸ゴシックは非ビジネス、高齢者向け。以上3つはいずれも太字非推奨。
・A4の読ませる資料なら見出しをゴシック体(見る文字)に、本文は明朝体(読む文字)に。

・一つのスライドに1つのメッセージだけ
・「~なので○○、よって××、つまり△△となる」ではなく、「△△」と言い切ってしまうのがよい。○○だの××だのは口頭で補足。

・1枚のスライドを短文のみにしてスッキリさせると、残った文字に注目が行く
・ワードアートは見づらいだけなので使わない(自戒)。
・単語の途中で改行するくらいなら次の行に降ろせ。
・表中などで短い単語は字間を少し広げると見やすくなる。
・Ctrl+Shift押しながらドラッグで平行移動・垂直移動ができる。
・使うカラーはベース(本文)メイン(見出し・強調)アクセント(特に注目を集めたい箇所)の3色で。
・メインは自社のメインカラー(ウチなら緑)にすると迷わない。アクセントカラーはメインカラーの補色で(ウチなら青・橙・赤・紫・黄色)
・いずれも原色はキツイので、少し明度・彩度を落として。
・ラベルの中で色同士を組み合わせる場合は有彩色背景+文字は白or黒。
・白+黒はドギツイので薄灰色+濃い灰色で。
・強調は太字。長い文章の時は下線。英文の場合のみ斜体。ワードアートは駄目。
・数字は大きく、単位は小さくする。一緒に、数字に関連するキーワードも強調。
・列挙は中ポチを使わなくても見出しの色やサイズ、項目ごとの間隔を取るなどで十分に分けられる。ただし、A4サイズの文章ではやはり中ポチに分がある。
・ラベルの枠はできるだけ細くすること。或いは枠なしでもいい。
・「:」で区切るより、ラベルの左側に項目(メインカラー+白or黒)、右側に説明(ベースカラー)とすれば分かりやすい。

・流れ図はラベルごとにちょこちょこ矢印で繋ぐのではなく最後まで一本の矢印を使って、その矢印を最背面に移動させるとスマート。
・注釈は「※」よりも長方形+小さい三角形で吹き出しを自作したほうが分かりやすい。
・長方形+小さい三角形の吹き出しは、長方形の角を丸くするとセリフ感が出る。語りかけるとき、お客様の声などに。
・注目して欲しいラベルだけアクセントカラーに変える。
・遷移をラベルで表す場合、現在のラベルはアクセント、未来はメインカラー、過去はグレーで。

・グラフは正確さ、公平さよりも目立たせたい、説明したい項目を強調。
・円グラフはカラフルにしてはいけない。重要な項目にだけ色を。
・棒グラフは縦軸不要。必要なら数字をグラフの先端に書けばよい。
・グラフ中ピンポイントで説明(強調)したい箇所を○吹き出しで細く。角吹き出しよりも強調を演出しやすい。ただ、文には向かないので数値か、数文字程度で。
・棒グラフはそのタイミングの「量」を表すもの。折れ線グラフは「推移」を表すもの、円グラフは「割合」を表すもの。

・具体例は文章にできないので読み直そう。

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