Wake Up,Girls!新章の感想1
2017年10月21日 日常Wake Up,Girls!新章の感想いくよー。監督の真意とか芝居に込められた想いとか出てきた台詞の背景とか、自分が感じ取れなかったものは一切合切わかりませんスタイルで上澄みを攫っていこう。周りのワグナーは考えるタイプの人が多いから深い考察とかはそっちに任せる。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★
1話。
キービジュアルで7人を見たときには癖がある上に高校生~20代前半のアイドルとしては幼さを感じる絵柄だと思ったけど、モブはそんなに変でもないかな。
……けどWUGちゃんたちはやっぱり幼いよ!輪郭も瞳も丸い!1期から1年以上経ってる設定で、最年少の菜々美でさえ高校最後の夏なのに逆に子供っぽくなってるのは違和感あるって!
3/13から物語がはじまるのはあいちゃんのナパーソナルンバー313を拾ってくれててありがたい。導入がWUGによるRGRのアテレコってのは捻りがあった。遊んでるのが未夕と実波までは分かるとして夏夜も混じってるのが意外だけど、未×夏キテル……と言っておけばいいのか。
OPの7人紹介箇所はメンバーの個性が出て……ってこともないけど動きがあって好き。名前の出し方も遊びゴコロを感じる。未夕が可愛い。「歩きだそうよ」のまゆしぃもすっごく可愛いね。
ダンスがCGだってことも、モーションキャプチャーを使って中の人に近づけたことも聞いてたけど、モデルは随分と思い切ってデフォルメしてきた印象を受ける。腕が細くて相対的に顔と手が大きいもんだから人形劇を観てるみたいだ。
「大丈夫だよ、みんな臭いから」はびっくりしたというか、まゆしぃの変化を感じた。優等生な部分が摩耗してて、がーるZOOなまゆしぃが露出してる。
志保とネクストストームへの触れ方があまりにざっくりしてて、これ一見さんフォローする気ねえな……って。そのうち志保も絡んでくるんだろうけど、1枚絵で流されるよりはメイン回(無さそうだ)でインパクトのある登場をしてほしかった。
映画でWUGを見守る大人の女性:アイドルの先輩だった丹下社長が元の口うるさいすぐに手(脚)が出るバイオレンスなワンマンおばさんに戻っててひたすら不快。この人の性格は初見の人が面食らうと思うんだよね、かつての自分はそれが原因で3回も視聴を断念してるから。何か言うたびに松田さんを蹴ったり叩いたりする必要は無いと思うんだよね。視聴者が丹下社長と松田さんのどっちに自分を仮託するかといえば松田さんだろうし。
さっきまでふざけんな遊びの延長でアイドルごっこしてる素人集団めくらいの敵意を放ってた萌歌がテレビの前ではスマイル満開なところが好きだ。I-1は自分たちは商品だって意識が根底にある。WUGにとってステージが自分たちを見つける場所だとしたら、I-1にとっては自分たちを見てもらう場所なんだろう、しほっちやまいまいのISOでも取得しそうな品質への拘りには好感が持てる……っていうか俺、アニメだとI-1と白木統括Pの方が好きだわ多分。
7GWのCGダンス、中の人たちが言うように「中の人のダンスの再現」は完璧だったように思える。けどさ、それって日本語の原文をエキサイト翻訳してから更に日本語の文章に戻すようなものっていうか……WUGちゃん達は声優界だとかなり踊れる方だと思うけど、それでもアニメに持ってくるハッタリが足りない。
あと、3Dモデルには筋肉が無いし物理演算をしっかりやらない限りは重力も無い。だから動きに連続性がありすぎてメリハリ――キレを感じないの。大きく手を振る動作があったとして、動き出しと動き終わりとその間で関わってる力はまったく違うはずなのにそれを感じない。
「私、アイドルの仕事ってその人らしさを目一杯出すことだと思うんだ」というまゆしぃの台詞は、映画の「WUGらしさってなんだろう」に対してまゆしぃが見つけた答えなんだろうか。I-1のカウンターイデオロギーとしてアリだね。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★
2話。
OP、背景とサインが追加、名前にも色が付いた。
「心配しなさんな。これからピンの活動も増やしてガンガン露出していく予定だから」
普通のアニメだったらソロ活動が増えた結果すれ違いの時間が増えて「やっぱり私たちは一人一人じゃダメ、7人全員でWUGだよね!」って流れになるところだが、さて。
未夕が可愛い。
菜々美が分かりやすいツンデレになってて、板垣監督にはこう見えてる――あるいは、こう見せたいんだなってのが見えた気がする。えんじ色も小豆色も緋色もまとめてレッドだみたいな描写にはやるせなさを覚えるね。
真夢が料理できないのってハイパーリンクなんだろうか。まゆしぃは真夢に申し訳ないみたいな感じで気にしそうだ。
香耶、ところどころ夏夜の演技忘れてない?
「うんめーにゃー」じゃ勝てない、いつまでも通じない、って実波が理解したのは面白い。成長のきっかけになるのかな、と思ったのに夏夜が体重を気にするというありがちオブありがちな話で収束させたのは本当に残念。
このエピソードにはフックが無い。これだけアイドルアニメがあるんだから、観てる最中、観終わったあとに引っかかるものがほしい。がっかりだよ。
2017年にもなってヴァーチャルなアイドルをメインストーリーに絡ませるのはどうかと思うんですけど、面白くできるのか。ただでさえWUG、I-1、ネクストストーム、RGRと描くべきものがあるのに意味を持たせられる?
「さーて夏夜と実波は片付いたと。次はアンタたちよ!」
もともとWUGはラストにメタな台詞持ってくる傾向があるけど、2話の劇中でかなりの時間が経過したことは想像に難くないにも関わらず5人が売り出されてなかったことにも、この程度で夏夜と実波が「片付いた」と思われてることにも失望した。
ネガティブな感想が多くなったけど、キャラものとして見た場合、未夕は結構お気に入りなので、時間の無駄だから切るわってトコまでは行かないからご安心です。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★
実は1話のデキが割と不安なものだったので、全部見終わるまでは感想を呟かないようにしようと思ってて。その代わり日記を書いておいて完走後に「このときはこんなこと考えてたんだなあ、終わってみれば名作だったから今となっては笑い話だぜ」って振り返ったら面白いかなと。
ただ2話が明確に期待値を下回ってしまったのでそんな余裕がなくなってしまった。女の子アイドルのアニメとしては作中人物の平均年齢も活動期間もかなり長めなWakeUp,Girlsたちが、他のアイドルアニメと同じレベルで悩んでもがいて壁を乗り越えてどうする。
3話以降に期待……と言うよりはノーアウト1,3塁で交代したピッチャーを見守る気持ち。1点は覚悟した。ルーズベルトゲームでも最終的に勝てばいいのだ。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★
1話。
キービジュアルで7人を見たときには癖がある上に高校生~20代前半のアイドルとしては幼さを感じる絵柄だと思ったけど、モブはそんなに変でもないかな。
……けどWUGちゃんたちはやっぱり幼いよ!輪郭も瞳も丸い!1期から1年以上経ってる設定で、最年少の菜々美でさえ高校最後の夏なのに逆に子供っぽくなってるのは違和感あるって!
3/13から物語がはじまるのはあいちゃんのナパーソナルンバー313を拾ってくれててありがたい。導入がWUGによるRGRのアテレコってのは捻りがあった。遊んでるのが未夕と実波までは分かるとして夏夜も混じってるのが意外だけど、未×夏キテル……と言っておけばいいのか。
OPの7人紹介箇所はメンバーの個性が出て……ってこともないけど動きがあって好き。名前の出し方も遊びゴコロを感じる。未夕が可愛い。「歩きだそうよ」のまゆしぃもすっごく可愛いね。
ダンスがCGだってことも、モーションキャプチャーを使って中の人に近づけたことも聞いてたけど、モデルは随分と思い切ってデフォルメしてきた印象を受ける。腕が細くて相対的に顔と手が大きいもんだから人形劇を観てるみたいだ。
「大丈夫だよ、みんな臭いから」はびっくりしたというか、まゆしぃの変化を感じた。優等生な部分が摩耗してて、がーるZOOなまゆしぃが露出してる。
志保とネクストストームへの触れ方があまりにざっくりしてて、これ一見さんフォローする気ねえな……って。そのうち志保も絡んでくるんだろうけど、1枚絵で流されるよりはメイン回(無さそうだ)でインパクトのある登場をしてほしかった。
映画でWUGを見守る大人の女性:アイドルの先輩だった丹下社長が元の口うるさいすぐに手(脚)が出るバイオレンスなワンマンおばさんに戻っててひたすら不快。この人の性格は初見の人が面食らうと思うんだよね、かつての自分はそれが原因で3回も視聴を断念してるから。何か言うたびに松田さんを蹴ったり叩いたりする必要は無いと思うんだよね。視聴者が丹下社長と松田さんのどっちに自分を仮託するかといえば松田さんだろうし。
さっきまでふざけんな遊びの延長でアイドルごっこしてる素人集団めくらいの敵意を放ってた萌歌がテレビの前ではスマイル満開なところが好きだ。I-1は自分たちは商品だって意識が根底にある。WUGにとってステージが自分たちを見つける場所だとしたら、I-1にとっては自分たちを見てもらう場所なんだろう、しほっちやまいまいのISOでも取得しそうな品質への拘りには好感が持てる……っていうか俺、アニメだとI-1と白木統括Pの方が好きだわ多分。
7GWのCGダンス、中の人たちが言うように「中の人のダンスの再現」は完璧だったように思える。けどさ、それって日本語の原文をエキサイト翻訳してから更に日本語の文章に戻すようなものっていうか……WUGちゃん達は声優界だとかなり踊れる方だと思うけど、それでもアニメに持ってくるハッタリが足りない。
あと、3Dモデルには筋肉が無いし物理演算をしっかりやらない限りは重力も無い。だから動きに連続性がありすぎてメリハリ――キレを感じないの。大きく手を振る動作があったとして、動き出しと動き終わりとその間で関わってる力はまったく違うはずなのにそれを感じない。
「私、アイドルの仕事ってその人らしさを目一杯出すことだと思うんだ」というまゆしぃの台詞は、映画の「WUGらしさってなんだろう」に対してまゆしぃが見つけた答えなんだろうか。I-1のカウンターイデオロギーとしてアリだね。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★
2話。
OP、背景とサインが追加、名前にも色が付いた。
「心配しなさんな。これからピンの活動も増やしてガンガン露出していく予定だから」
普通のアニメだったらソロ活動が増えた結果すれ違いの時間が増えて「やっぱり私たちは一人一人じゃダメ、7人全員でWUGだよね!」って流れになるところだが、さて。
未夕が可愛い。
菜々美が分かりやすいツンデレになってて、板垣監督にはこう見えてる――あるいは、こう見せたいんだなってのが見えた気がする。えんじ色も小豆色も緋色もまとめてレッドだみたいな描写にはやるせなさを覚えるね。
真夢が料理できないのってハイパーリンクなんだろうか。まゆしぃは真夢に申し訳ないみたいな感じで気にしそうだ。
香耶、ところどころ夏夜の演技忘れてない?
「うんめーにゃー」じゃ勝てない、いつまでも通じない、って実波が理解したのは面白い。成長のきっかけになるのかな、と思ったのに夏夜が体重を気にするというありがちオブありがちな話で収束させたのは本当に残念。
このエピソードにはフックが無い。これだけアイドルアニメがあるんだから、観てる最中、観終わったあとに引っかかるものがほしい。がっかりだよ。
2017年にもなってヴァーチャルなアイドルをメインストーリーに絡ませるのはどうかと思うんですけど、面白くできるのか。ただでさえWUG、I-1、ネクストストーム、RGRと描くべきものがあるのに意味を持たせられる?
「さーて夏夜と実波は片付いたと。次はアンタたちよ!」
もともとWUGはラストにメタな台詞持ってくる傾向があるけど、2話の劇中でかなりの時間が経過したことは想像に難くないにも関わらず5人が売り出されてなかったことにも、この程度で夏夜と実波が「片付いた」と思われてることにも失望した。
ネガティブな感想が多くなったけど、キャラものとして見た場合、未夕は結構お気に入りなので、時間の無駄だから切るわってトコまでは行かないからご安心です。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★
実は1話のデキが割と不安なものだったので、全部見終わるまでは感想を呟かないようにしようと思ってて。その代わり日記を書いておいて完走後に「このときはこんなこと考えてたんだなあ、終わってみれば名作だったから今となっては笑い話だぜ」って振り返ったら面白いかなと。
ただ2話が明確に期待値を下回ってしまったのでそんな余裕がなくなってしまった。女の子アイドルのアニメとしては作中人物の平均年齢も活動期間もかなり長めなWakeUp,Girlsたちが、他のアイドルアニメと同じレベルで悩んでもがいて壁を乗り越えてどうする。
3話以降に期待……と言うよりはノーアウト1,3塁で交代したピッチャーを見守る気持ち。1点は覚悟した。ルーズベルトゲームでも最終的に勝てばいいのだ。
コメント