金曜日は新しい声優グラビア誌"VOICE Channel"の創刊記念お渡し会に参加。声優グラビア誌はそこまで熱心に買う方じゃないけど、かやたんがお渡し会してくれるっていうので、抽選券のために前金で予約。まあ抽選とはいえ平日で香耶なら当選余裕でしょ(7人の人気順が分からない)。

窓口時間の終了間際にやってきた面倒くさい客を仕方なく呼び込もうと思ったら部下が「今日はお渡し会ですよね、ここは僕らに任せて行ってください」とか漫画みたいなこと言ってくれたので、そそくさと退散して秋葉原ゲーマーズ6Fイベントスペースへ。
前から三列目中央くらいでかやたんの顔も服装も、もっといえば服の素材(落ち着いた紅色ビロード調の服にモスグリーン・モザイクのスカート)も、うっすらと下着のラインさえ見えそうなというか見えた気がしたんだけどもしかして自分の中の秘められた『能力(チカラ)』が覚醒(めざ)めようとしてるのかもしれない。

順番にブロマイドを渡し、一言二言会話をし……いや長いな!?一人目に剥がしが入るまで30秒以上の余裕があったことで、カイジばりの擬音が見えるくらい会場がざわめく。
生でかやたんが観られればいいのでお話をするとかまったく頭から抜け落ちてただけにこれは意外というか、慌てて会話の流れをシミュレートしてスマホのメモに打ち込むことに。前に行っただれ?らじのお渡し会なんてベルトコンベアかよってくらいスイスイ流れていったからね。

ところで、待機中は先行の席に居た人がかやたんとどんな話をしてるのか割と聴こえてくるんだけど、朗読会行ってる人が多くて驚いた。お安いものではまったくないので、ガチ勢すげえなというか。あと、「仕事帰りでかやたんに癒されに来ました!」とか言ってたサラリーマンが「元気になれ~元気になれ~(両手をゆらゆらさせる)……癒やされた?」とかされてたのには平たく言って奥歯を噛み締めた。

そして自分の番。どうしよう何話そうハナヤマタのイベントで小さくて可愛かったこととか4th衣装が清楚で儚げで良かったこととか来年のソロイベでピアノ聴きたいこととか12月の幕張行きますとか、あー。
うまくやりたい、恥をかきたくない、そんな願望に防衛本能が働きかけ、スイッチが入る。窓口モードがオンになったらもう怖いものはない。言葉はよどみなく出て来るし表情は口角を少し上げた笑顔、相手の反応を観て的確に反応する余裕がある。難点は仕事と同じ感覚になっちゃって楽しめないこと……でも声優相手に何を話せってんだ!

余談ですが、頂いたブロマイドはWUG7人集合、衣装は4thで7人とも可愛く、特にまゆしぃとななみんは過去最高の笑顔じゃねえのこれって代物だったのでありがたく拝んでる。若くて可愛い女の子って若いうえに可愛いから、見てるだけで健康寿命が伸びる気がするね。

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土曜日はRun,Girls Run!ショーケースイベント 位置についてよーいドン! Vol.2。……どうでもいいけどこのタイトルはちょっと……。会場はAKIBAカルチャーズ劇場。はじめて行ったけど、まんまライブハウスみたいな場所。とはいえ前方は椅子あり(ライブ中の起立禁止)、後方はスタンディングでそこそこのキャパはあったかな。
Run,Girls Run!はラジオもブログもチェックしてるんだけど、まだまだキャラが分からない。デビュー時には5/7が未成年だったWUGに比べるとメンバーの一人が10月11日で20歳を迎えてしまったので未成年が一人だけというのもフレッシュさが足りない気がする。ただ、残り一人はまだ15歳、中学3年生だ。この頃って何を食べても肉になっちゃうせいでお顔パンパン気味ではあるんだけど、パンパンなのは顔だけじゃなくて、お胸を見ると今の子って発育いいんだなあと驚かされる。

イベントスタートは16歳のアガペーから。3人ともブレザーの制服姿がよく似合う。特に推している厚木那奈美は上から下までボディラインが綺麗で背筋も伸びてるから見惚れるね。可愛らしい踊りを、脚がよく上がってるな自分もあれくらい動けたらなと、バネ不足を実感してる身としては複雑な思いで凝視。……しかし前から3列目、座った状態だと上背の差が出づらいからステージが近い!見やすい!Youtubeにあがっている踊ってみた動画よりも動きがよりダイナミックにより洗練された気もするし、なによりダンスは生だと迫力が違う。
続いてのタチアガレ!が終わったあとは3人とも息を切らせてたもののすぐに持ち直すあたり、キャリアの浅さと、一方では若い体力を感じさせていいね。自己紹介では「位置についてよーいドン!わたしたち、Run,Girls Run!です!」を客との掛け合いで成功させ、「ココんにちは~」「こんもちは~」など自分の名前を取り入れた挨拶を披露するはやまるともっちー。正直この手の取り組みは安易な上に寒々しくなることが多いので止めたほうがよい。あっちゃんが「わたしはそういうの無いのでみなさんが考えてください」で躱してたのは賢明。5秒間隔で矢継ぎ早に投げつけられる質問コーナーでは「好きな食べ物は?」「apple(アポーゥ)」と答えたり(しかも適当)、「出身地は?そこの名所は?」で「出身は京都で、名所?名所……寺!」と雑に答えてたもっちーが優勝か。「声優を目指したキッカケは?」で「お父さんがオタクだったから!」と答えたはやまるや「不死身になったら何がしたい?」「致死量になるほど甘いものを食べたい」って返したあっちゃんにもクスリとしたけど。あと、早口言葉コーナーで「ポンコツコンポ」がお題として出てきたあとで「コンポって何?」と聞いてたはやまるには15歳の息吹を感じずにいられませんでしたよ。

朗読劇はもっちーにフィーチャーした内容。長靴を脱いで投げたりその場で走るマネをしたり猫のポーズをしたり、言葉を使わずジェスチャーでWUGを表現する試みには会場が大爆笑。順番的には来月のVol.3があっちゃんお当番回なので楽しみですね。

再びのライブはレザレクションと、カケル×カケル。レザレクションは映画の志保が良かったのもあって好きな曲なんだけど、あっちゃんはハイキックに力があったり動きがキビキビしててよかった。他の2人はごめん正直見てない。LVだと満遍なく見せられるけど、生だったら気になる子ばっかり目で追っちゃうのはこれ仕方ないよ俺のせいじゃない。マイクを両手で握ったりお辞儀が綺麗だったり楚々とした上品な雰囲気だったり、そういったもの全てが好ましい要素なんだもの。
だからね、すぐに大学を特定したりモデル経験を暴いたりミスコン出場歴だとか茶髪画像を漏洩させたりしてビッチだなんだと囃し立てるのは品がないね。私はデビュー前がどうであろうと関係ない、声優デビュー後の所業のみで判断するという中道リベラル処女厨なので、過去に囚われたりしない。ゴータマだって四門出遊を経て仏陀に至った訳だからね。

EDでは2回ほど「今来たばっかり~」「それな~」の掛け合いを失敗したことで「RGR独自のものを作りたい!」という発言があったり、昨日は10時くらいまで大学に居たけど今日のことが不安で仕方なかったというあっちゃんが涙を見せたり……女の子の涙にどうしても弱い。ミリオンのすぐ泣くおばさんを見てもどうとも思わないあたり、年齢がポイントなのか……?(怒られる)

帰りは3人のお見送り付き。応援します、来月も来ます、と声をかけて退場。Run,Girls Run!は推していける!と確信できるいいイベントだったけど、81とavexが彼女らをどうしていきたいのかが不安でもある。現状はWUGにぶら下がってるものだから、WUGというコンテンツが消えるとき一緒に死なざるをえない。WUGから独り立ちするには最低でも彼女らのスピンオフ作品が必要だと思うけど、それができるほどWUG新章が商業的成功を収めるとは思えない。
来年中にピンで出演する代表作ができないと、流れの早い声優業界ではWUG新章のカンフル剤という割に合わないポジションで使い潰されるのではないかと心配だ。

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イベント後はウラキスへ。調布で乗り換えを間違えたり聖蹟桜ヶ丘で迷ったりして疲れ果てた状態でバスに乗ったらとみぃさんが同乗していらして、二人で会場へ。とみぃさんは昼間のRGRのチケット取っておきながら用事が入って行かれなかったらしいので残念というほかない。

宴会場が会議室だったので畳に車座とはいかないものの、椅子に斜めに腰掛けて酒を片手に語り合うのは10年以上の時を経て魂が八王子市東中野のサークル棟へ戻ったよう。ベッドが割としっかりしてる、貸し切りだったので騒いでも文句が来ない、お値段が6,000円と格安、とお風呂も門限も23:00までということを差し引いてもいい場所でした。上は94年入学から下は10年入学まで色々な年代が一堂に会するとあって自己紹介をしたりネームプレートを首から下げたり、今まで話したことがない後輩と話せるのもよかった。距離を詰めるには当然時間がかかるけど、今後もいろいろな現場でご一緒できたらと思います。……しかし下の代はFGOやってる子が多いな!
ジョーンズさんやカズーさんら滅多にお会い出来ない方に会えたこと、お話できたことも嬉しい。特にカズーさんはお仕事大変そうなのでご自愛いただきたい。自分のような後輩の話も寛容な姿勢で聞いてくださる超いい人なので。
……でも仕事が大変なのはみんなそうだっていうか、今回の幹事も前日……というか当日の3時まで仕事してたって言うし、年齢的にも職場の柱石となる立場の人が多いものね、自分は恵まれてるし、恵まれてるならもっと努力できるはずだと刺激をもらいました。

・てんびん君の腕が凄いことになってる。鍛えすぎだ。
・税金やら取り立てやらの仕事をしてる人が多いユダヤ系サークル、ウラキス。
・WUGって一人だけブッサイクなのがいたよな!TrySailって一人だけ~と発言して場の空気を凍らせるというか沸騰させるジョーさんの手管。
・幹事による力強い杏奈P宣言。
・ホワイトボードに記される会長の系譜(89~2017)はもはや歴史と言える。

他にも書けることはたくさんあるはずだけど書くべきことはあんまりなくて、そういった特記すべき程でもないことが、無為な時間と空間の浪費が意義を持つのが大学の繋がりなんだ。最短距離で結果を求めがち、求められがちな人生におけるバッファーとして……あるいはそんな理屈は抜きにして会いたい相手がいるっていうのは幸せなことですね。

はじめての場所、大雨、想像するに余りある大変さだったと思うけど、幹事とそれをサポートした人はお疲れ様でした。合宿を終えて朝から京王線に乗るのは記憶の扉が開きそうな、面白い体験でした。

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