脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める(築山 節)
2019年11月4日 読書評価:☆☆☆★★
変わったことが書いてあるわけでもなく、どこまでいってもそりゃそうだね、というトピックが並ぶ、軽く読み流すのに向いてる本。ただ、それができれば苦労はねえよ、朝はギリギリまで寝ていたいし夜はギリギリまでスマホ触りたい、って生活のままで脳が冴えてくる!って裏技は載ってない。ダイエットと同じで当たり前のことを当たり前にやれってことだな、難しいが。
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生活のリズムを安定させると脳の活動も安定する。生活のリズムが不安定だと日本にして時差ボケと同じ状態に陥る。朝は早く起きて、
・散歩
・部屋の片付け
・体操など軽い運動
・本を10分以上音読
をしてから出勤するのが良い。
脚を動かす運動は頭頂部に近い脳領域が司っているので、動いている間に血流が脳の高いところまで汲み上げられる。
部屋の片付けは選択・判断・系列化という前頭葉の働きを全て行うので絶好の脳トレ。
音読は入力・情報処理・出力を連続的に含んでいるのでウォーミングアップに最適。
食事の後は血液が胃の周辺に集まりやすくなっており、脳の機能が落ちやすい。
脳の回転数を上げるには時間の制約が必要。一定の回転数があり、時間をかければ成果が出るのではない。いつまでにやらなければ、という制約の中で頭の回転数は上がる。時間ばかりダラダラ使ってもいい結果にはならない。試験を受けている状態を想像すれば分かる。
また、一度脳の回転数が上がるとその状態がしばらく続く。一気に仕事を片付けたあとは覚醒状態を体験できるはず。
つまり、ウォーミングアップ→試験を受けている状態→惰性で仕事が進む→疲れてきたので休憩、を繰り返すのが効率的な脳の使い方。
夜は深刻な問題を考えたり刺激的な映像を見るのではなく、感情系の神経を休めてあげよう。寝る前に同じ行動(入眠儀式)を行うのも有効。朝と夜の行動はパターン化するのがいい。
現代人は平面を見すぎている。立体を見ていないと反応速度が鈍る。
耳からの情報だけを頼りに情報を整理するのは脳トレになる。ラジオが手軽でいい。
話のうまい組み立て方
A.トピックに対する質問を想定し、それに答える形で組み立てる
ex.地元を紹介してください、に対して「どこにあるの?」「名産は?」「名所は?」
B.時系列でメモを取り、話を展開する
ex.この10年で自分が変わったこと、について
C.脳内で映像化する
ex.出勤中にあった出来事を話してください
小さな失敗から分析していく。大きなミスは複合的な要素を含んでおり、しかも主観が入りやすいから分析に不向き。小さな失敗の方が本質に近づける。
失敗は同じ時間帯・同じシチュエーションでやらかしやすい。自分は夕方に失敗しやすい、など自覚しておくことが大事。
変わったことが書いてあるわけでもなく、どこまでいってもそりゃそうだね、というトピックが並ぶ、軽く読み流すのに向いてる本。ただ、それができれば苦労はねえよ、朝はギリギリまで寝ていたいし夜はギリギリまでスマホ触りたい、って生活のままで脳が冴えてくる!って裏技は載ってない。ダイエットと同じで当たり前のことを当たり前にやれってことだな、難しいが。
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生活のリズムを安定させると脳の活動も安定する。生活のリズムが不安定だと日本にして時差ボケと同じ状態に陥る。朝は早く起きて、
・散歩
・部屋の片付け
・体操など軽い運動
・本を10分以上音読
をしてから出勤するのが良い。
脚を動かす運動は頭頂部に近い脳領域が司っているので、動いている間に血流が脳の高いところまで汲み上げられる。
部屋の片付けは選択・判断・系列化という前頭葉の働きを全て行うので絶好の脳トレ。
音読は入力・情報処理・出力を連続的に含んでいるのでウォーミングアップに最適。
食事の後は血液が胃の周辺に集まりやすくなっており、脳の機能が落ちやすい。
脳の回転数を上げるには時間の制約が必要。一定の回転数があり、時間をかければ成果が出るのではない。いつまでにやらなければ、という制約の中で頭の回転数は上がる。時間ばかりダラダラ使ってもいい結果にはならない。試験を受けている状態を想像すれば分かる。
また、一度脳の回転数が上がるとその状態がしばらく続く。一気に仕事を片付けたあとは覚醒状態を体験できるはず。
つまり、ウォーミングアップ→試験を受けている状態→惰性で仕事が進む→疲れてきたので休憩、を繰り返すのが効率的な脳の使い方。
夜は深刻な問題を考えたり刺激的な映像を見るのではなく、感情系の神経を休めてあげよう。寝る前に同じ行動(入眠儀式)を行うのも有効。朝と夜の行動はパターン化するのがいい。
現代人は平面を見すぎている。立体を見ていないと反応速度が鈍る。
耳からの情報だけを頼りに情報を整理するのは脳トレになる。ラジオが手軽でいい。
話のうまい組み立て方
A.トピックに対する質問を想定し、それに答える形で組み立てる
ex.地元を紹介してください、に対して「どこにあるの?」「名産は?」「名所は?」
B.時系列でメモを取り、話を展開する
ex.この10年で自分が変わったこと、について
C.脳内で映像化する
ex.出勤中にあった出来事を話してください
小さな失敗から分析していく。大きなミスは複合的な要素を含んでおり、しかも主観が入りやすいから分析に不向き。小さな失敗の方が本質に近づける。
失敗は同じ時間帯・同じシチュエーションでやらかしやすい。自分は夕方に失敗しやすい、など自覚しておくことが大事。
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