酔ってるんでゲスいこと書くけど、まあ僕はそんな小男ですよ。

読んだ本
○震災風俗嬢 小野一光
2011年3月11日に太平洋側の東北地方でデリヘルをしていた女性たちのその後を追ったルポ。住む世界が違いすぎるから読み物として楽しめる。あとはまあ汚い言い方をしちゃうと自分は女性を信用してないし水商売なんかは心の底から軽蔑してて、大抵は家庭環境に問題を抱えてるこうした女の、ただでさえ安定してない生活が震災で破壊されるのを安全圏から覗き見て越に入ってた面はある。
女性声優を神聖視するのも、自分が好きな対象が女とかいう薄汚く劣った存在なんかであってはならないという自己防衛の産物だと分析している。だから声優には天使でいて欲しい。俺みたいなクズが近づくなんて以ての外。

○バーナード嬢曰く。
ド嬢の行動原理が自分と完全に一致してて困る。僕が映画を見る理由もだいたい「偉ぶりたい」「自分の価値を高めたい」なんですよね。オススメの映画ありますかって聞かれて、「まあ○○なんかいいんじゃないの?名作って言われてるだけのことはあるよ」とか、「うーん、僕は○○(マニア好きのする作品)が好きだけど万人向けじゃないんだよねえ」とか言って通ぶりたい!見てない映画でもあらすじだけ知って見てるふりしたい!下衆だけど承認欲求にコンプレックスを抱えてるんだから仕方ない。

○野望の王国
まだ読んでる途中だけど物凄い牽引力だ。大学の会室で読んでおけばよかった。というかAmazonPrimeだと10巻までしか読めないじゃん!騙された!読まなかったことにしよう!

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映画
○スパイダー・パニック
パニックもの。ショッピングモールに立て篭もるところとかコメディリリーフの黒人は生き残るところとか、教科書通りなんだろうか。蜘蛛眺めるのが好きな自分でもそこそこ不快だったから、嫌いな人は本当に駄目だろう。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★
すみぺのラジオを最新回まで聴いて、アルバム2枚と新曲のCDを借りてきた。もう革命的ブロードウェイ主義者同盟に入るわ……。年末のライブのチケット、なんとか一般で手に入らないだろうか。
AmazonUnlimitedをとりあえず試してみました。ゲームサイドの既刊分とTarzanが読めるだけでも十分だし、他にどんなものがラインナップされてるのかも気になる。色々ダウンロードしてみたので1ヶ月で頑張って読んでみよう。

Amazonプライムもお試ししてみた。使ってる人なんていないだろうと思ったら、実は周囲でもそんなことなかったようで気になったのが原因。言っちゃえばライフスタイルの違いかな、ニコ動のプレミアムは必須だと思ってたんだけどバニラで使ってる人も多くって、そんなもんなのかなあと。
ひとまず2000円縛りが無いのは便利ですね。注文した翌日に届くのも。パントリー使うこともありそう。Primeビデオはどんなもんだろう、ちょいちょい試したいですね、ということで早速1本見てみた。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★
○超高速参勤交代
この間から借りてくるビデオはだいたい「名・作・保・証」されてるものなので、どうしても分が悪いよね。6行ほどdisってしまったので削除。それを削っても全体的に否定的な感想になるなあ。
監督が「民の生活が大事だ」「いわきの自然を永遠に守らねば」ってメッセージを伝えたいのは分かるけど、それを作中の人物に言わせちゃうのは下も下じゃないですかね。というか江戸時代にそんな民の生活を守るために我ら大名は我慢せねばとかそんな価値観あったんですかね。ヒロインの性格設定もあんな女が江戸時代にいたの……?という感じ。真田丸できりが発する異物感と同様の不満。
一方で呆れるほどのフィクションを通しておきながら陣内智則みたいな悪人が生きてるのも謎。「世の中、生まれがすべてよ!」と嘯いて裁きも受けない人間が生きてたらカタルシスまったく無いですよね。アクションも敵方の隠密による興が冷めるようなワイヤー全開で、これならテレビ放送時のゴーカイジャーの方がよっぽどしっかり動いてたぞという。
唯一の見どころは閉門の鐘が鳴り終わった→矢を撃ちこんで強引に鳴らす、という終盤の逆転手。でもまあ、続編は見なくていいかな。

コンスタンティンとかメン・イン・ブラックとかフォレスト・ガンプとかジュラシック・ワールドとか、パッケ絵をみたり名前を聞いたことがあるような作品はそこそこありそうなので、ちょいちょい見ていくことにしましょう。あと、ガンダムシリーズやビバップが見放題なのもありがたい……かもしれない。
映画見たよ。

○12人の怒れる男
名前は知ってたけど、白黒の映画でしょー。チャップリンとかトーキー映画みたいな感じなんでしょーという先入観で敬遠してたんですよね。あ、チャップリンとかトーキーが何なのかは知りません。まさに名前だけ。
……っていうかggったら1957年の作品なのね。70年代の映画かなーって思ってたので、60年前って聞くと流石に古く感じる。ただ、自分が生まれる前にもヒトが生きてて、映像で記録が残ってるというのが不思議だしなんなら信じられないし、それを自分が見てるというこの状況に畏れを抱いてしまう。うまく伝わらないけど。

約1時間半がアッという間で非常に面白かった。というか小学校でディベート体験させる前にこれ見せたほうがいいよ。同調圧力で「みんな有罪だと思ってるんだから空気読めよ」って言う人はいなかったし、「あんな奴は有罪に決まってる」って言う人もはじめのうちはいなかった。一方で、個人攻撃が起きた時は、キチンとやめろって注意する人がいて、裁判そのものに興味が無い人、意見がウロウロする人もいる。名前が呼ばれることはないのに12人ともきっちりキャラが立っててお見事。
実際に少年が罪を犯したかどうかは明かされず、主観的な愛とか夢からも遠い、地味に男たちだけで進む話と、それでいて爽やかな結末。今年見た映画の中でもかなり好き。
ストレートに面白すぎて言語化が上手くできてないけど、やっぱり往年の名作って強いなと。


○グッド・ウィル・ハンティング -旅立ち-
自分の小さな世界を失いたくない思いから自身の才能に目を向けず愛されることへの恐怖から他人と深く関わろうとせず捨てられることの恐怖から仲間にベッタリな主人公が、カウンセラーと心を通じ合わせていって自分の世界から飛び立っていくという話。
いい話なんだけど、ズシッときたね。耳が痛い。
「君は何がしたいんだね」とか「アンタも勝負から降りたんだろ?」とか「あなたは愛されなくなることを恐れてるのよ!」とか「フィールズ・メダルがそんなに大事か?私は敗北者か?」とか「みんなが欲しいと思ってるものをお前は持ってるくせに」
とか。いちいち刺さる。マット・デイモンがまだ無名の頃に書いた脚本が下敷きになってるらしいけど、若さ溢れる真っ直ぐでパワーのある映画だなあと。出てくる人物たちはみんな何かしらの壁に閉じこもっていて、最終的にはみんなの状況が動いていく。ラストでチャッキーがウィルの家を訪ねてきたシーン、「ウィル?」「……いない」ってそれだけなんだけど、これもまた非常に爽やか。感動的な一言を発するわけでもなく余韻の残るシーンでした。
一方でレビューサイトで名言だ名言だって言われてる「It’s not your fault.(君は悪くない)」はここで感動させるんだろうなと思いながらピンと来なかったんだけど、虐待を受けた子供は虐待されるのは自分が悪いって思い込んじゃうみたいなんですね。自己肯定を促してあげる発言だったとか。
これからも映画を見ることでその辺を察せられる感受性というか、同調できる力を養いたい。ちょっと前にTwitterのTLで、なんでしたっけ。アニメで主人公が恥ずかしいことすると自分がしたような気分になって辛いっていう。あれ、自分は殆ど無いんですよ。良し悪しは別として、他人の痛みを感じられる人間になりたいですね作文おしまい!

今年見た映画ランキングを作って年末の日記のネタにしよう。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★
上坂すみれを知ったのは2012年のことだけど、同級生に似てるってことで印象最悪だったんですよね。その上ロシア好きのサブカル高学歴女とか、もう嫌う要素しかないじゃないですか。
まさか4年近くかけてゆっくりと評価が上がっていってとうとう好感度がプラスに転じるとは思わなかった。この人、賢いし話がマニアックで面白いね!(手のひらクルフィックス)

☆★☆★☆★☆★☆★☆★
アイドル事変は新潟代表が主人公なのは嬉しいけどおにぎり好きキャラはマジで新潟のリサーチ不足というか、Gガンでネーデルガンダムをお出しされたオランダ人の気分だよ。
新潟県民はね、小麦が大好きなの。ラーメンは日本屈指の超激戦区だし、イタリアンは新潟県民のソウルフードなんて気取った言い方はしなくても空気のようにそばにあり水のように大切で母のように優しく父のように僕を励ましてくれる料理なんですよ。私の日記をわざわざ読んでくれる人でイタリアン知らないなんて人はいないだろうから説明は省く。
いずれにしても富山代表として上田麗奈さんがメイン格なので応援はしたいコンテンツ。しかし「今期もうえしゃまに仕事があってよかった」とか言ってる間にすっかり売れっ子だな。嬉しいけど無理しないでほしい。種田さんの復帰、待ってます。
・世界樹5
体験版のデータを消してはじめから。難易度はBasic。高難易度に頭を捻ってトライ&エラーを繰り返すことには楽しさよりストレスを感じるので。
「765プロに飛び込んできた仕事はファンタジーゲーム風ドラマの撮影!?ダンジョンに挑みその頂きを目指すアイドルたちの大冒険!」『登れ!アイドル世界樹』開催!
というsetteiでゲームしてるんだけど、可憐に周囲の魔力を感知したり暗いところでも眼が効くってスキルを取らせたら探索中に活躍したり、飼育術をマスターした美也が牛やカブトムシを手懐けたり紗代子が力づくで罠を突破したりしてすごく楽しい。
失敗したのはPT編成の問題で翼(鷹)と未来(犬)を引き連れた静香に軽業のスキルを取らせたこと。落とし穴を華麗に回避したり悠々と高いところに登ったり、そういうのは麗華さんとか姫がやればよいのだ。
二つ名ってシステムも面白く、個人曲を二つ名にすることで、ステータス画面に『ファンタジスタ・カーニバル 島原 エレナ』って感じに表示されるのが自己満足。なんかほら、本家ゲームの方の曲名カードみたいで。

現在は5層入って22階。PTは、
セリアン迅雷フェンサー(チェイス)
アースラン連撃セスタス(縛り)
セリアン鷹ハウンド(縛り・全体攻撃)
ルナリア毒殺ハーバリスト(状態異常・回復)
ルナリア6属性ウォーロック(属性攻撃)

どんな相手にもバランスよく戦えるけど縛りも異常も入らないと前衛が秒で溶ける危ういPTでもある。ハウンド抜いてリーパー入れて相手を弱めるか、ハーバリスト抜いてシャーマン入れてこっちを強くするかすべきなんだろうか。あとセスタスがいよいよ縛ってるだけでは物足りなくなってきた。そもそも縛れないことも多いし、ボス戦は開幕でチェーンブラスト入れたらそのまま押し切る方が安全な気も……。一応クリアまではこの面子で行くつもりだけど。
装備欄全てに刀を装備した『ホントウノワタシ 田中 琴葉』が活躍する機会はあるのか。

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・四月は君の嘘
ニコニコの一挙で見ました。
ピアノを引けなくなってた少年が天真爛漫な少女と出会って音楽の楽しさを取り戻す、よくあるボーイミーツガールだろ?そうそうこういうのでいいんだよ。と思ってたら予想とすこし違った。ステータスだけ見て相手を荀彧だと思ってたら賈クだった位の差。
1話だけ見て、むっ!この宮園かをりって子、いいねぇ……って思ったし、たぶん最近の傾向からmarioはこういうキャラ好きなんだろうなって思われてそうな気がしたけど、公生に伴奏者になって支えてくださいって泣きながらお願いするところでメンヘラかこの女はってちょっと引いた。というか、シナリオがかをりにフィーチャーするのが2クール目なんですよね。
お話も公生が自分の中の母にきっちりとお別れをして歩きはじめる1クール目が完璧で、謎の女の子が弟子になったり負けヒロインの負け描写にまるまる2話+α使ったり状況説明が足りないのに心情描写だけで進んでいく動きのない場面が多くって散漫な印象を受けた2クール目でした。最終話までは。
1クール目に伏線やらミスリードは張ってあったけど、ネタバレに触れないままの初見だったので「お嫁に行けなーい!」とか「私たちまだ14だよ。思い切って飛び込もうよ」で完全に騙されてた。希望の未来へレッツゴー!だと思ってたのにまさかの永遠になる系ヒロインだったのね。
最終話Bパートの長い手紙でボロボロ泣いて、本当にいいお話だったな……と。
散漫な印象を受けた2クール目も、公生がピアノに向き合う理由としての周囲の人(音楽を届けたい人)との繋がりを描くために必要だったのかも、と前向きに受け止められたし、何よりそれまで心情のモノローグはほとんど公生と椿だけで、かをりは無いんですよね。だからこそ、手紙でのネタばらしがすごく響く。
結局2人で演奏できたのは4話だけだったなとか、出会いのシーンでかをりはどんな気持ちだったんだろうとか、夕暮れ前の・夜の音楽準備室、自転車に二人乗りして眺めた夜空、作中で約1年かけて紡いできた公生とかをりの青春が眩しくてもう涙ですわ。

脇を固めるキャラクターも最終的にはみんないい人たちだった。どんな理由であれ子供を虐待する能登麻美子は許されないけど。

本放送から2年遅れで今年度のNo.1アニメが早くも決まっちゃったかな。ここ最近は、
2014年度:シムーン(2006年)
2015年度:ちはやふる(2011年)
とちょい古アニメを見たらめちゃくちゃ良かった、というジンクスが続いてるのでこれでいいんだ。

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君なんだよなあ……導いてくれた光は君で、つられて僕も走りだしたんだよなあ……。

ひょっとして少女漫画原作のアニメに自分向けの名作がまだ眠ってるのでは?って気がしてきた。少女漫画そのものはコマ割りとかテンポ、お約束なんかが少年漫画のそれと違う感じがして読みづらいからパスだけど、アニメなら。
・映画
シン・ゴジラ
ゴジラシリーズはvsビオランテのみ視聴。と言っても入れ替え制のカビ臭い映画館で、お正月に両親が買い物やら親戚回りをしてる間、弟と一緒に4時間以上放置されてたんだけど。
内容は覚えてないというか、ドラマ部分が画面が暗くて退屈だった。自衛隊の特殊車両が活躍したのはうっすら記憶にあるんだけど、具体的にどうだったか……。
んで、それから25年が経過してのシン・ゴジラ。誰も彼もが絶賛してるので正直「これで楽しめなかったらどうしよう」的な恐怖はあった。ただ、それは開始5分で杞憂となって――というより、「あっ、これは面白そう」って感じてから殆どノンストップで最後まで駆け抜けた。ネタバレに配慮して滅多なことは書けないけど、畳み掛けるようなテンポの良さ、戦闘や治安維持対策のスピーディさは、ともすれば無能に描かれがちな行政TOP層の意地を見るようだったし、自衛隊のプロ意識が随所に感じられたのも良かった。あと全編CGのクオリティがどうかしてた。俳優もドラマでよく見る演技派の起用が光ってて実に画面が締まる。竹野内豊や國村隼、津田寛治なんか本当にいい芝居だった。脚本・演出も含めて現場の士気の高さが感じられる作品っていいですよね。


・旅行
滋賀県は長浜市へ行ってきました。メンバーはナギP・ブルーノート・ガム・私。以下箇条書き。
・なぜ長浜かというと、今年読んだ「関ヶ原」で私がすっかり西軍贔屓になったから。三成いい……でも長浜駅周辺の「義に生きた戦国の智将」って評価には首を捻るぞ。
・あと琵琶湖や比叡山延暦寺、近江神宮を見てみたかったってのはありますね。実際には場所がバラバラで1泊2日ではとてもとても……だったので長浜に絞ったんですが。
・行きはバラバラ、現地集合。しかし新幹線の車内ですれ違った世界樹のギルドカードでガムが近くにいることを知る。
・米原ってFCの初代桃鉄にも存在した由緒正しき駅のはずなんだけど、大した田舎っぷり。でも、知らない駅で知らない在来線に乗るのってわくわくするね。
・お昼ごはんは鯖そうめん。ホロホロの煮鯖を味の染みたそうめんと絡めていただく。スープがないので鯖が崩れることも麺が伸びたり味が薄くなることもなくとても良いお食事でした。お店も有名店だけあって回転が早く(その割に急かされることもなく)雰囲気の良い座敷に通されたのが嬉しい。
・食事の後は竹生島に渡る前に歴史博物館を訪ねたかったんだけど、余裕を持った日程のために見送り。この辺、なかなか難しいところよね。個人的には時間をきっちり決めて予定通りにスケジュールを消化することに楽しさを見出すタイプなんだけど、気の合う仲間とゆったり過ごすのも贅沢な余暇、って気もする。
・初日は竹生島で石段が登れず、2日目は体調が悪くて待機時間が多かったブルーノート。特に何もしてあげられなくて済まなかった。
・ホテルの温泉で男湯に幼女が入ってきた瞬間のガムときたら。僕はやましい心抜きで観察してました。おー、付いてない付いてない。
・ご飯は悪くなかったけど、悪くなかったレベル。いつだか善光寺に行った時の宿、あれは良かったなあ。もう一回泊まりに行きたい。
・耳栓とマスク・アイマスクをきちんと備えているガムはデキる男。
・2日目の海洋堂ミュージアムには2時間ほど滞在したけど、満足度すごかった。長浜に行く機会があったら是非寄って欲しいおすすめスポット。チョコエッグをはじめとした動物系フィギュアの精緻な出来栄えと、アニメ美少女系フィギュアの顔はのっぺりしてるわ目は死んでるわのコントラストが実に極端。
・ゴジラvsエヴァンゲリオンとかいう特別展示もやってて、これがまたタイムリーで面白い。聞いたことのない怪獣がどんどん出てくる。ゴジラ好きのナギが居てくれて正解。
・この日の昼食はイタリアン。いや、イタリア料理ではなく、新潟の郷土料理のイタリアンが滋賀にもあるっていうじゃないですか。それは食べないわけにはいくまいということでGO。まあ、トマトソースの新潟「みかづき」風イタリアンでしたね。長岡「フレンド」系イタリアーナの私としては少々肩透かしでしたが、異国の地で古里の味を思い出せたのはちょっと感動。
・滋賀には「のっぺいうどん」なる、新潟の「のっぺい汁」に相通じるエトセトラもあるらしい。三成と兼続、義の魂が結びつけた食文化……ということか!
・黒壁スクエアのガラススタジオで綺麗なガラス細工をじっくり見て回り、涼し気な柄の盃を自分へのおみやげに。駅前のおみやげコーナーで買った日本酒「石田三成」をこいつで飲むのが楽しみです。
・予め帰りの指定席を抑えてしまいましょう、と言ってくれた軍師ナギのおかげで新幹線の中ではずっと寝てられたのさ。

総じて、楽しかった。特に初日の夜に眠りもせず延々と愚にもつかない話に花が咲いたあたり。年末も仕事納めのあとに仲間と温泉でゆっくりしたいね……。
読書
・素数はなぜ人を惹きつけるのか

誰でも数学の面白さが分かる本と聞いて期待してたのだけど、「対数」「虚数」が出てきたところでギブ。心底さっぱり分からない……何が分からないのか分からない……というかlogってなんだ。二乗するとマイナスになる数なんて実際には無いんだから要らないじゃないか。というか数学なんて勉強する意味無いんだよバーカ!

今度は中学レベルの参考書からやろう。というか小学生の頃、道のり=早さ×時間を機械的に覚えてたのがそもそもの間違いだったのか。方程式の文章題は平均点取れたこと無かった気がするし、数学と物理と化学だけは本当に駄目だったな。そしてそんなものほど大人になると希少価値があるんだな……。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★
映画
・ショーシャンクの空に
名前だけは知ってた名作。
モーガン・フリーマンかっこいいし刑務所のゲイは怖い。
あとブルックスじいさんが結局自分の居場所を見つけられずに死んでしまったシーンね、他人事じゃないよなあ。某所がいつかなくなって、自分が「」じゃなくなった時にmario was here.と書き残さずにいられるだろうか。
それにしても20年近く収監されてた割にアンディもレッドも見た目変わらなさすぎるだろ!突っ込んじゃいけないところだろうけど!

・ミッドナイトラン
名前も知らなかった名作。
というか本当に何なのこれってレベルの映画だった。バットか何かで頭をぶん殴られたような衝撃というか、中学生の頃に見たら間違いなくこの話を参考に小説を書いてただろうなって。
主人公と賞金稼ぎとFBIとマフィアが入り乱れてのターゲット争奪戦だとか、流されるままに意外なルート・移動手段で逃走を続ける主人公だとか、変則バディものとも言えるウォルシュとデュークの関係だとか、約束の時間に間に合うのか?って時間制限だとか、終始「やられた!」ってつぶやいてた気がする。
何よりもよかったのはラストでロバート・デ・ニーロ演じるウォルシュが振り返るシーン。あの余韻がたまらなく心にジンときて……80年代のアメリカ映画は凄いパワーがあるね。
ウォルシュが警察くずれの賞金稼ぎって設定でビバップを思い出したんだけど、インディアンの居留地のシーンで確信に変わった。3人組の老人とプロペラ機って間違いなくそうだよね。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★
次はスタンド・バイ・ミーとメメントあたりを借りたい。スタンド・バイ・ミーはどう考えても好きなタイプの映画だと思うので楽しみ。
・映画
「マネー・モンスター」
主人公の男と犯人の間に共犯意識が醸成されていく過程がよくって、ラストはしんみりしてしまった。肝心のネタがパンチ力不足だったけど。あと主人公が下品なのはマイナス。

「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
主人公がとにかく信じ難いほどに下品。物語も勧善懲悪の要素に乏しい。

「アルゴ」
ニセ映画でイラン脱出という、それだけ聞くとそうか何言ってんだお前な映画。実は味方だった家政婦は良かったし、空港から偽スタジオに電話が行くシーンの緊張感ったらなかった。絵面はずーっと地味なんだけど、気にならない緊迫感だったね。

「ミッション:8ミニッツ」
タイムリープものとか、時系列バラバラ系の作品、好きなんですよ。時をかける少女とかは見てないけど。主人公がバッドエンドを総当りしながらハッピーエンドに近づいていくがそもそもそんなエンディングは用意されていなくって……?という展開はサウンドノベル好きとしてはかなり興奮。色んな所に考察の要素を残しつつ本編はスパっと纏まってるのもいい。映像としては主人公とヒロインが列車の連結部分でキスする瞬間に爆風に飲み込まれるあそこくらいか。
どうでもいいけど、「タイムリープ」でggるとトップに来るのは2007年のアダルトゲーム。必須環境の「CPU/メモリ PentiumⅢ 1GHz以上」に、時間を越えてしまった感があるね。

「最強のふたり」
黒人が白人の乗る車椅子を押しているという図のパッケージから、かつてボクシングでチャンピオンだった白人だが怪我で引退、素人の黒人を指導してチャンピオンに導くまでのストーリー!的なものかと思ったら、違った。でもすごく良かったよ。見てて元気が出るし、スッキリする。そりゃ黒人の破天荒なキャラが不快で何度か再生停止に手が伸びかけたけどさ。

「ロスト・バケーション」
所謂サメ映画を見るのは物心ついてからだと初めて。グロいし怖かった。なんかマブいチャンネーの水着が見られてウヘヘな映画だって聞いてたのに、血は流れるわ傷口は出てくるわ応急処置はむちゃくちゃ痛そうだわ、肝心の女性主人公は好みじゃないわで、2回は見なくていいかな。やっぱり肌のシェーダーとかレンダリング処理を考えると、女優とかもCG使った方が綺麗でいいんじゃないですかね。鮫が浜に近いところまで来すぎじゃない?とか、こんな人類殲滅用のキルマシーンじみた思考ルーチン持ってるもんなの?とか思ったが、フィクションだ。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★
・人間ドッグ
小さい頃はルー大柴が当時流行っていた人面犬を指してこう言ってるのかなと。「ドッグ」が船のアレだと知ったのはAoCで「乾ドッグ」の技術があったから。AoCは「簗」なんかも教えてくれたし、勉強になるゲームだったね。
んで、視力落ちてました。
右目:0.7→0.3
左目:1.0→0.4
最初はどっちも0.2くらいだったんだけど、目薬挿して測り直してコレ。メガネデビューは遠くない気がする。なお内臓は正常。

ついでに虫歯の治療にも行ってきた。半年検診でずっと引っかからなかったのに5年ぶりに治療することになったのは、昼休みに歯を磨ける環境が無いことと無関係ではあるまい。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★
3回に2回は起動に失敗するうえ、動画再生中に異音をはっして止まる、何もしてなくてもブルスクで再起動をはじめる→失敗するというケースがあまりにも増えてきたのでPCを新調しました。

CPUはIntel i7→Intel Celeronに、
液晶は17.2インチ→13.3インチに、
グラフィックボードはGeForceの9000番台→CPU処理に、
これでいいんだよ。PCなんて動画見るか掲示板見るか日記つけるかくらいにしか使わないんだから。
ただし、保存機構はHDD→SSDになりました。なにこれすっごい静かで感動する。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★
阿部さん(あだ名)家に行ってきました。奥さんとすごく仲が良さそうだったり、週末は庭いじりで腰が痛いとか、平日は自分の方がはやく帰ってくるから夕食を二人分作ってるとか、子供は無理してまで欲しくないけど授かりものだからとか、寄生獣に乗っ取られてるんじゃないかくらいの豹変ぶりで、人はここまで変われるのだなと感動した次第。
奥さんも、旦那が果てしなく青い、この空の下で…の愛好家だったと知っても笑って終わりになるんじゃないかなって穏やかさとか気品を感じる人でした。
旦那から「お前らも婚活サイトに登録して真面目にやってみろって、すぐだから」とのお言葉を頂いたものの、一人に慣れ過ぎるともう自分の人生に他人が侵食してくる感覚が不気味で仕方ないということは、既婚者には分かってもらえないんだろうな。

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・ファンタジーライフLINK!
びっくりするほど面白い。進行系でハマってるので感想は書かないけど。

・世界樹5体験版
ギルド名はミリオンシアター、PTは百瀬莉緒・四条貴音・篠宮可憐・島原エレナ・ロコ。なんでギルド名をARRIVEにしなかったかというと、どうせそのうち他の職業に目移りして最終PTがバラバラになるのが目に見えてたから。
今回の世界樹はどんな組み合わせにしても足りない部分ができるように調整されてる気がする。壁・アタッカー・回復・バフデバフ・縛り・状態異常……Ⅳの時みたいに悩んだらナイトシーカーとミスティックを入れよう的な構成は通用しない感じ。
製品版が楽しみです。

洋画について

2016年7月16日 日常
今まで見てきた洋画、全部列挙できるんじゃねーの?という思いつきを実行してみる。順不同。内容を覚えてるものは短評も入れてみるよ。

ザ・フライ
バタリアン
「脳みそくれ」が家族の間で大ブームに。弟をすごく泣かせた。
ジョーズ
主人公はロイ・シャイダー。見た当時の宇宙刑事と同じ名前なので同一人物だと思ってた。子供の認識力なんてそんなもんよ。ボンベをサメの口に突っ込んで銃で撃って爆発させるシーンははっきり覚えてるんだが。
ホーム・アローン
ギャング2人が裏口から侵入しようとしたら滑って股間を打つシーンだけ覚えてる。ストーリーとかはさっぱり。
デモリッションマン
ラスト・アクション・ヒーロー
パーフェクト・ワールド
グーニーズ
すげえ!ゲームと同じ曲だ!という主客転倒。
エアフォース・ワン
逃亡者
オデッセイ
思った以上に周囲の人達がいい人ばっかりだった。中国人とか絶対裏切ると思ったのに。
マトリックス
内容はさっぱり覚えてないけど「例のポーズで弾丸避け」だけは覚えてる。
マトリックス・リローデッド
トレマーズ
娯楽作品として好きだけど感想云々するような映画じゃないかな。
トレマーズ2
トレマーズ3
グラボイズが小さくなって空飛ぶのってこれだよね?
天使にラブソングを
一番好きな映画。
天使にラブソングを2
Aチーム
SAW
見てて一番ドキドキした映画。
SAW2
好きな映画の続編ってあんまり見ないんだけど、やっぱり見なきゃよかったと心から。
スピード
ラストの地下鉄バトルを見て、アメリカのアクション映画ってのは主題解決後に小さいネタを最終決戦に持ってくるのが好きなのかな、って思った記憶が。
コマンドー
余裕の音だ。馬力が違いますよ。
レオン
暗殺者がロリと一緒にいる話だった気がするけど、肝心なところは何も。
スターウォーズep4
スターウォーズep5
スターウォーズep6
スターウォーズep1
スターウォーズep2
見はしたけどあんまりネタにならないというか、自分の中では古典扱いなので……。ルーク・スカイウォーカーとレイア姫がどっちも美形じゃないというのがなんとも。あとハン・ソロが主役すぎるというか、いいね。C3POも好きだ。
バック・トゥ・ザ・フューチャー
バック・トゥ・ザ・フューチャー2
バック・トゥ・ザ・フューチャー3
名セリフ多すぎだしとにかく面白いしここ最近見た中では一番好きだな。
タイタニック
女の子と地元の映画館に見に行って、浸水する船の中でモネの絵が流されるシーンで偉そうに印象派について講釈たれるというフラグの折り方をした。
マネー・モンスター
あまり面白くはなかったけど、犯人に感情移入できたし主人公もちょっとは良い奴だったのでスッキリ見られた。
ウルフ・オブ・ウォールストリート
極悪非道邪智暴虐傲岸不遜奸智悪辣な主人公にまったく感情移入できない。主人公は正義のヒーローであるべきなんだなって自分の趣味嗜好を確認できたのは収穫。
アルゴ
これいつの映画だ?って調べるちゃうくらい地味だったけど、空港のシーンは本当に手に汗握った。

全部思い出せるんじゃねーの?
と思ってはじめてみたものの、取りこぼしがありそうな気もしてきた。そもそも内容覚えてる映画少ないなー。
しばらくはTSUTAYAで旧作を借りてみようと思います。十二人の怒れる男って白黒映画なんだよなー。興味あるけどちょっと古すぎる。
・甘々と稲妻
「食べるとこ見ててー!」って台詞で深刻なダメージを受けた。でもこのアニメでハートフルな気分になるような自分は、自分の理想とする自分じゃないんだよなあ。
もっとこう……シャワーを浴びた後でガウンに身を包みソファに身体を横たえてワインを傾けながら膝下で黒猫を撫でつつプライベート・ライアンとかブラックホーク・ダウンを見て「発展を求めながら停滞し、正しくありたいと願うあまり過ちを繰り返す……愚民にはやはり救済が必要か……」とか意味ありげに呟くような人で痛い。誤変換だ。いたい。

・魔法少女?なりあ☆がーるず
この監督は当たり外れ激しいから……。

・マジェスティックアワー
まさかTV放送だとBS11だけとは……見逃したので3・4話から参加します。まあ見たい回が見られれば割と満足するアニメではある。

・この美術部には問題がある!
ラノベアニメを腐すくらいならはじめから見るなと自分を叱責。

・ベルセルク
絵が綺麗すぎる……というかここまでフルCGと相性悪い原作もそう無いと思うんですけど。金かかってんなあと思う反面、戦闘で何が起きてんのか分からない。あとセルピコ見てると僕らを……げて一人勝ちしたフェムト・ザ・アニマルを思い出して辛い。あとファルネーゼ=日笠陽子は割と思考停止の賜物じゃねーの?って思っちゃう。

・アクティヴレイド2nd
花咲里ちゃん飛ばされてるー!?とか、瀬名くん退職してるー!?とか衝撃のスタートだったけど、ロリ上司と舩坂さんがいればド安定なんだよなあ……。相変わらず最高に面白かった。

夏アニメ前半戦

2016年7月6日 日常
・ももくり
1話は見たけどパス。俺はよォーこういう高校生の男女がイチャイチャする話は嫌いなんだよォー。

・ReLIFE
原作が面白いから、そりゃアニメも面白いよ。でもなんだろう、作画・劇伴を中心に作品全体から安っぽさが伝わってくる気がするのは。金かかってないなあっていう。

・イブンシ
キャラはいい。休学中の子とか超セックスシンボゥだし、チカちゃんの妹系な前向きさも好き。転入生が制服を脱ぐシーンは3回も巻き戻して見入ってしまったしスタダがかかるところでは思わず停止ボタンを押して「反則だろ……反則だろ……」って呟いてしまったし、「高校は――音ノ木坂学院高校」、にもオオゥ……と。
でもまあ、スタッフは随分とラブライブ!に縛られてるんだなって感じる1話でもあった。やってることが一緒というか、テンプレが用意されててちょこちょこ弄っただけって感じのつまらなさ、窮屈さを感じる。ダイヤのキャラだったり1話ラストのダンスだったり、全体の流れだったり。
もっとはっちゃけてよかったんじゃないでしょうか。オトコが欲しいからアイドルやるわーみたいな腐れマンコ主人公。ツンデレの次は痴女ビッチだよと10年ほど言い続けてるのに一向に時代が来ないんだよね。
あと、略称なんていうの?ブブサン?ライャイ?サンシャインだと池袋なのかロマサガ3なのか分からないから避けたいんですが。

・SHOW BY ROCK!!しょ~と!!
プラズマジカよりクリクリが好きです。シンガンはもっと好きです。
5分アニメは手軽に見られる反面、たとえ面白くてもそう感じられないのが個人的にはマイナス。

・Days
主人公が気に食わねえー。何この紅いほっぺた。男だったらナヨナヨしてないで近所の駐車場の車を意味もなく蹴っ飛ばすような気概を持て!気概っていうか危害だ!キチガイだ!
というのが視聴前の感想。これが視聴後には手のひらクルフィックスなんだから。
しかしマガジンて、バイク乗ってる不良が麻薬吸って教師を殴ってる漫画以外も増えたのね。意外。

・orange
TOHOAnimationさま最高かよ。僕たちの青春はあの赤い花に似ている、みたいな話かなと思ったけどぜんぜん違うかもしれない。あの花見てないしなあ。
高校生の男女が仲を縮めていく話、いいですよね。ももくりで言ってることと矛盾してるけど、要するに好みの問題なんだ。

・NEW GAME
中学生とか女子校生の話はファンタジーだと割り切ってるから微笑ましく見られるけど、就職して仕事をするという話だと評価する眼が厳しくなってしまうね。ゲーム会社が高卒求人なんて出すなよ教師はそんなところに生徒を送り込むなよ25歳が職場で下着のまま寝るなよテロかよ。

甘々と稲妻って、2コ上の代が好きそうだなあ、とか。

Change My Style

2016年7月3日 日常
もういい歳になったので、キチガイの真似はやめようかなと。

本社の監査部長から「ちゃんとチェックしてるの?なんで間違えたの?それとも千葉支社は何も見ずに受理していいってルールが出来たのかしら?」って電話で説教されたときに、「間違うのに理由なんて無いッスよ。人を殴るのに理由がいるんスか?一緒っスよ」
って返したのはちょっとやり過ぎたと思うし再来週にその監査部長がうちに来るの凄く気まずい。

あと共産党の街頭演説で「イッエーイ!ルックアットミー!ヘイヘイヘイ!な~に言ってんだっつって!(てさぐれ!部活もののモノマネ)」
とかやったら途端に腕まくりワイシャツの男数人に前と左右を囲まれて後退せざるを得なかった時とかホント怖かったよね。
でももうそんなことせずに、地味に地味に生きていこうと思います。

だって雨宮天さんが両手で包み込むようにマイクを握ってるのがすごくエロいからね。致し方なし。

夏アニメは

2016年6月25日 日常
ちはやふる1期ちょお良かった……

では夏アニメへ。

ReLIFE:comicoだっけ?原作も読んでた。女性向けだけど弟が原作好きだから会話のために見るわ。あと上田麗奈さん出るし。原作は面白さが分からなかったのでうえしゃま出るところまで保たないかも。

ベルセルク:鷹の団編推しなんだけど、子供ガッツが大人にいじめられるシーンで「とんだ糞鬱アニメだ!」って見なくなるかもしれない。蝕の絶望感はむしろカタルシスに繋がるから好き。……って、PV見る限りメインはそのあとなんだろうけど、剣風伝奇の続きなのかな。セルピコとファルネーゼはどうしても動物先輩を思い出すから素直には見られない。

ラブライブ!サンシャイン!!:ラブライブ!よりも肩肘張らずに見られそうだからむしろ楽しみ。ラブライブ!はキャラ萌えとかじゃない~とかアニメ表現として~とか似合いもしない批評家精神を発揮してたり良かった探しを自分に強いてたんだよなあ。こっちは純粋に女子高生可愛い!できるし、期待外れだったら迷いなくスッパリいける。

DAYS:かわいい系の主人公が気に喰わないしサッカー自体見るのもやるのも好きではないけど、高校部活ものは好きだから試しに1話だけ見てみる。けどひたむきに頑張る主人公はなあ……女の子なら大好物なんだけど、男だったらシャンとしろ!って思う。

orange:アニメ化って。途中で投げると思うけど、見ます。

NEW GAME!:主人公の新人SEがぞいぞいしてることしか知らない。断片的な情報から分かるのは、主人公がブラックな案件に放り込まれた新入社員であることくらいだぞい。

SHOW BY ROCK!!しょ~と!!:アニメのオチが非常に気に入ってるから続編はなあ……って感じだけどショートアニメなら別腹。

魔法少女?なりあ☆がーるず:石ダテ監督みたいなセンスのタイトルだな……って思ったら本人だった。マジで。知らない声優ばっかりなので期待せず見ます。

マジェスティックアワー:毎週2話+新作25話もあるし、映画も控えてる。ラベンダー畑が印象的な学園都市防衛戦とか私は想像するの入れ方が完璧なディープリーコンとかレッドファイブが凄い機動する最終話とか楽しみですね。

この美術部には問題がある!:ラノベ原作ですよねそういうのわかっちゃう……ってのもネタにならないくらいのラノベ感なので、1話前半で見なくなると思う。声優は豪華なので念のためチェックはする。

アクティヴレイド2nd:言うまでもなく楽しみ。本命。


……きらら枠は!?女子高生がキャッキャウフフするだけのきららアニメはどこなの!?
宣言通り、今期アニメのことから。
仕事が変わって職位が上がって、もう駄目なんじゃないかな状態だった自分の救いになってくれたアニメたち。前に心底苦しかった時(2005年春~夏)は当時やってたふしぎ星のふたご姫やらアクエリオンやら苺ましまろが二度と見られないしOP聴くだけで体調を崩すレベルなんですが、今期はなんとかなりつつあります。7月からは知らない。8月には人員が一人減るし。

・ばくおん!!
マガジン読んでた時期があるのでバイク乗る奴は、暴走族=湘南生まれ=神奈川県民=サーファー=犯罪者って脳内変換が行われてて、大学入ってはじめて神奈川出身者に会った時に、「神奈川の人なのに怖くない!すごい!」って感動したのは一生忘れないと思う。あとこのイメージはGTOとか描いてた人のせいで、僕が悪いわけじゃない。あの頃のマガジンて、高校生は先生を殴るのが正義で勉強してる奴は悪みたいな風潮あったよね。

閑話休題。このアニメのおかげでバイクに対する偏見がだいぶ解消されました。バイク最高(可愛い女子高生が乗ってる場合に限る)!
下品な部分もあったり癖が強いかなーって感じたんだけど、テンポが良いのと笑えるところ、謎の豪華男性声優陣のおかげでアニメとしてはかなり楽しかった。BD買おうか今も迷ってます。
それにしても主人公の声優さん、いい演技してますね……優しい声で脳が蕩かされるような、ふんわりした気分になって、きっと演じてる人は天使みたいな人なんでしょうね。

んで、漫画喫茶で原作読んだらそっちも凄く面白かったので、全巻揃えてしまった。まあ麻雀知らないけど福本伸行の漫画買ってたりするし、いいかなって。

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・あんハピ♪
「きららアニメ~?ケッ、俺は本格志向だよ。きららアニメなんて萌えオタクの見るもの、チャンチャラおかしくて……」「ンまぁ~いっ!」

的な。いやきららアニメかどうかは知らないけど、当たらずとも遠からじじゃないかな。もう女子高生がキャッキャしてればそれでいいんです。ハナコの声がすっごく特徴あって可愛い。いい子だしね……。アニメとしてはキャラがエリートから蔑まれたりむやみに悲惨な目に遭ったり謎のバトル展開になったりして戸惑ったけど、そこそこ楽しめてるはず。ほとんど声聴いてるだけだったから内容は全然頭に入ってないけど。

・三者三葉
GWにマックさんのクルマで出かけた時、「marioは好きそうだけどなー」って言われたので見てみた。
きららアニメなんてチャンチャラおかしくて略

まあ実際よかったです。元メイドや胃袋ブラックホールなんかは声が特徴的でこれがまた。
あと、OP/EDがすっごく好き。モノローグやダイアローグが入ってるアニソンいい……。

・ふらいんぐうぃっち
青森ばっかりずるい!
見てて心が凪いでいく、まさに環境アニメといった感じかな。真琴は細身ながら女性特有の丸みをしっかり表現されてて、スタッフの仕事の丁寧さというか、誇りを感じる。けーくんは仙人かインポか人生2週目なのか知らないけどちょっと完璧超人だったなあ……ここまでされると嫌味さえ感じられないけど。
ずーっと発売日未定だったOPがようやく明後日発売になります。これ、OPは映像が小気味いいんだよね。

・ちはやふる
語ることがないくらい面白い。最初はちはやの奔放でまっすぐなキャラに惹かれて見てたんだけど、回を追うごとに太一がマジでかっこいい……。

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ゲーム、この間のニンテンドーeショップ5周年セールで色々買いました。

・ファンタジーライフLINK!
・カエルの為に鐘は鳴る
・トレード&バトル カードヒーロー
・星のカービィ
・星のカービィ2

カービィ無印は20分位でクリアしてしまったけど、184円で十分楽しめたかな。2は大幅にボリュームアップしてて、まだクリアできてない。
ファンタジーライフも楽しいけど、今はカードヒーローやってます。適度に頭使うし、TCGとしては運の要素がかなり少なめになってて面白い。

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人生は思ったより面白いことでいっぱいだ。明日の仕事に思いを馳せて沈んでる場合じゃないね。でも明日は来るんだけどね!
今日はね、愚痴りますよ。しかも各方面をdisるようなこともガンガン書きますよ。そういうの駄目な人は見ないでね。所詮は独り言だと思って黙殺してね。

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6/18はTrySailのライブの日でした。

いやあTrySail好きだったんですよ。不憫な頑張り屋のナンス、声が可愛いもちょ、容姿が綺麗な天さん。ミュージックレインの中でも売っていこうという姿勢がありありで、じゃあ買っておこうという若手女性声優好きとの需給バランスがガチリ。ちょうど1stアルバムが出たタイミングのライブだったので、参入しやすいだろうと見込んでました。

問題は会場。東京国際フォーラムホールAはミルキィホームズのライブ「おいでスペクタクル!」で2階席に行ったことがあるんですが、会場そのものがステージに対して縦長で天井スレスレまで席が用意してあるせいか音が反響しまくって聴けたものじゃないし、座席に角度があってステージが見えないどころかスクリーンさえ満足に見えないという酷い経験をしました。

今回も、2階席。その最奥。はっきり言って嫌な予感がしましたが、そういうものって重なるんですね。
・ステージが遠すぎて演者が判別できない
・歌は高音が割れて聴こえる
・目の前の男子高校生4人組が終始UO両手持ちで踊り騒ぎ続けてるのがひたすら煩い
・ライブ前の寸劇のコーナー(約40分)は名探偵コナンのパロだったが、元のアニメを見たことない

まあ、真顔になりますよね。結果1時間ちょいで出てきたわけですが、後悔というよりは「より良い選択をした」満足感でいっぱいでした。苦痛を感じながらライブ終了までご一緒するのと、自分の意志でTrySailを捨てること、どっちが満足感あるかって言ったら後者ですよ。

そんなわけで前の高校生が獣みたいな声で天さん好きを叫んでいたので、昨日からアンチ雨宮天になってます。ナンスはいいんだよ。黄色いサイリウム明らかに少なかったし、応援ください応援するよ。あともちょはもちょだよ。

しかし一人でよかった。流石に連れがいたら途中で帰るなんて出来ないしね。

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そういえば雨宮天はソロデビューするんですってね。既にデビューアルバムを引っさげてのツアーも決まってるんですってね。
個人的にはアニメ声優の歌手活動にはかなり思うところがあって、声優の西明日香は好きだけど秋からのアーティスト活動には一切興味が湧かないし、最近アルバム出した渡部優衣もやっちゃったか……って感じでかなりがっかりしてます。ゆい㌧はJTBが内田彩でアーティスト活動に相当味をしめたんだろうなあってのが丸分かりでますます辛い。
いや自分が辛く思う必要は無いんですけど、別に西ちゃんにしてもゆい㌧にしても、取り立てて歌唱力があるわけじゃないんですよね。西ちゃんだったら朗読や企業のナレーション方面で売り出したいし(現にここ1~2年はそっちの仕事もしてたし)、ゆい㌧は歌手で売るならわざわざバラエティ豊かな曲を揃えなくてもコンセプト・アルバムっぽくするとかさあ。曲ごとにかっこいい渡部優衣とプリパラのときの渡部優衣がくるから戸惑う。そもそも、昨今の声優業界の流れを見るに今更歌手デビューで長く売れるような歳でもない。
武道館ライブ決まった組(内田彩・三森すずこ)に関しても感じ方は一緒で、とくに三森は個人的に1stシングル~の綺麗なお姉さん的正統派アイドル歌手っぽい売り出し方にひたすら反発してました。5th・6thの方向性の方が合ってる気がします。

一方で大橋彩香や雨宮天さんは事務所が力持ってるしまだ若いし、売れる可能性はあるんじゃないでしょうか。特に雨宮天は顔がいいし。まあ畢竟、顔だよね。高原で掻き鳴らすハープみたいな声のオークよりもゴミ捨て場の野良犬みたいな声のハイエルフの方がいいでしょ。

そもそももう、アニメコンテンツの楔から外れて声優本人のパーソナリティや楽曲・歌唱力と向き合う勇気がもう無いんだ。上田麗奈は好きだけど81が血迷ってソロデビューさせようもんなら耐えられる自信がないんだ。うえしゃま音符読めないって言ってたし、聴き惚れるような美声があるわけでも圧倒的な声量があるわけでもないんだもの。
声優には声の仕事をしっかりやってもらいたい。歌はキャラソンでいい。キャラソンがいい。べー先はこのままだと歌ってもたぶん売れないぞ。まずは声の仕事だ。

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んで、昨日はそのままPたちの集いに参加しました。肴は2015年に西武ドームで行われたアイマスライブの1日目・2日目のBD(と、シンデレラガールズの26話)。
上田麗奈さんが画面に映ると自動でサーチするアビリティが身についたらしく、終始ため息をついてた記憶。動きが大きくて華やかなんだよなあ……。あと西武ドームの衣装はめちゃ可愛いんですよね。machicoは布面積小さいし。っていうか皆さん脚細いですよね。そういう努力をしてこられてるんでしょうけど、走っても走ってもランナーの脚にならない悩みを持つ身としてはどうしたらいいのやら。

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上のアイマスライブBD鑑賞会でもなんか言った気がするんですけど、握手会。

握手会、イヤなんですよ。
好きな声優は天使とか妖精とか、形而下で仕事の悩みに煩悶する我々とは違う上位存在だと信じてるんですが、そんなエーテル的な彼女らをわざわざ自分たちの次元へ引きずり下ろしてその手で触れるだなんて禁忌を犯すにも程がある。好きな声優にはファンのことなど一顧だにせず演技に集中して欲しいと思うんです。
第一、肉体的接触を求めるなんてのは最終的に同一化……家族になるとかセックスするだとか、相手と一緒になることの代償行為に過ぎないと思うんですよね。キスしたいけど出来ないから握手で我慢?なんて惨めじゃないですか。でも上田麗奈さんの肌が本当に絹の手触りなのかどうかは……邪念去るべし。

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次の日記は今期アニメの感想や来期アニメのチェック、最近買ったゲームについて書きますか。
断捨離って難しいですよね。いやまあ、断捨離に挑戦したこともないし興味もないんですけど。
……どうも誤解されてるらしいんですが、僕がモノを捨てるのって断捨離とは思想的にかなりの隔たりがありますよコレ。
今日はそこんとこ含めて皆さんに廃棄の楽しみ方を紹介したいと思います。

で、まずは断捨離をggってみました。
不要な物を断ち、捨てることで、物への執着から離れ、自身で作り出している重荷からの解放を図り、身軽で快適な生活と人生を手に入れることが目的である。
うん。ごめん、思ったほど自分の考え方とかけ離れてないわ。でもこれで日記が終わりだとダンシャリアンとかいう不名誉極まりない称号を得てしまいかねないから続けるね。あくまでもこっちは楽しみで捨ててるんであって、意識高い系ではないのだ。

まずね、僕はモノが嫌いだから捨てたことって殆ど無いんですよ。捨てる理由はたいてい1つ。
「捨てることで所持することより大きな効用が得られるから」

まあ、これは煎じ詰めれば誰だって一緒なんですけどね。ゴミを捨てれば部屋がキレイになって嬉しい。「いや大事なものを引っ越しで捨てたのマジ辛かったぞ」って人も、引っ越さなければもっと大変だったわけじゃないですか。毎朝2時間かけて転勤先に通います?捨てて正解、比較の問題でしかないんです。

とはいえ、割り切れない思いを抱く人もいると思います。そういった時は考え方を変えてみましょうよ。僕の場合は捨てることで得られる効用が大きく分けて2つありまして。
1.「捨てる」ことで可能性を得られる
2.「捨てる」ことで所有が完成する


1.から見ていきましょうか。これは物心双方のキャパシティの問題ですね。まず第一に所有するスペースは限られている。極端な話、まともに生活しようと思ったらワンルームで漫画本を3000冊も持ってられないわけです。アニメを週に30本も見るような心の余裕は無いわけです。
経済学に「限界効用逓減の法則」ってあるじゃないですか。公務員試験でかじっただけなんですけど、あれ我が意を得たりというか、本当に凄い話ですよね。新鮮味が薄れるとだんだん刺激が無くなってきちゃう、義務感で見続けるアニメや棚に並べるだけの本。それらを切り捨てることで自分の目の前に突然手付かずの荒野が広がるとしたら。
そりゃ「俺はアニメをこれだけ見てる」って実績や棚に並んだ背表紙を見てウットリする心もありますよ。これも単に比較の問題で、そのスタイルを続けることと別のスタイルを獲得すること、どっちがより愉しいか、それだけの話なんです。


んで、2.です。大学の頃に「買って満足、遊んで満足、捨てて満足」って三段活用を周りに薦めたところまったく理解を得られなかったんですよね。そもそも「捨てる」って選択肢があるのはモノを完全に支配してる証拠じゃないですか。借りものは捨てられませんよね?共同で使ってるものを勝手に捨てたら非難轟々ですよね?捨てる自由を行使できるのは自分がルーラーである証なんですよ。
ここまでだと単なるタイラントですが、じゃあ私は歴史上の暴君よろしく奴隷に討たれてしまうんでしょうか。例えば、大事なものをうっかり失くしてしまったら、意図せず壊してしまったらそれはモノに一矢報いられたことになるんじゃないでしょうか。
そもそも、ネロもカラカラも引き際を誤ったんです。勝ち逃げすればいい。失う前に、壊れる前に自分の意志で捨てる、壊す。
消耗品なんかはもちろん予備を買っておきますけど、壊れたら一瞬でも嫌な気分になりますよね。だから自分にイニシアティブがあるうちに次に乗り換える。

当然、捨てた結果「あのDVD見たいなー捨てなきゃよかった」とか「あのゲームにプレミア付いてるじゃん」とか思うこともありますよ。でもそれは楽しみに転化できる。なんといっても強制されたんじゃなくて自分で選んだんですから、「やべー捨てるの早かったわー(笑)」とか、そもそも「買い直す」って選択だって取れるんです。そして気づいていないだけで「あのDVD別に見直す機会ないな」「あのゲームは時とともに価値が消えたな」ってことは、失敗よりもっとずーっと多い筈。


このへんはモノを捨てる捨てないだけじゃなくって趣味とか生き方にも応用できるかもしれないですね。習慣になってるような趣味を続けることが本当に愉しいのか?この仕事を辞めて転職する方がより大きな効用を得られるんじゃないか?固い頭で硬直した思考のままだとといざ壁にぶつかっった時に逃げ場が無くなっちゃいますから、「趣味なんていつでも辞められる」「人生なんていつでも捨てられる」と考えてた方が、心の余裕が得られますね。

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じゃあ一口に「効用」といってもどんな基準で捨てるものを選んでるかというと、僕は以下の項目を総合判断する感じですね。

熱中性:そのコンテンツからどれだけの興奮を得ているか
持続性:その興奮はどれだけ続く見込みか
手軽さ:そのコンテンツから興奮を引き出すのにどれだけの時間を使うことになるか
(ランニング)コスパ:そのコンテンツを続けるためにどれだけのランニングコストがかかるか
再取得性:そのコンテンツを再び手に入れるのにどれだけのコストがかかるか
現在価値:世間ではどの程度の価値であるか

例えば、「てさぐれ!旅もの(DVD)」で考えてみましょう。
熱中性:まあ高い。へごの服が可愛いし、作画が珍しく良かった。
持続性:低い。2~3回も見れば満足。
手軽さ:高い。特典込み2時間程度(だったと思う)。
コスパ:高い。DVD1枚きりだ。
再取得性:そこそこ。あまり数が出回らないだろうから高騰する可能性も若干。
現在価値:駿河屋で2500円買い取りでした。
結論:楽しかったが持続性が低く現在価値が高いので処分する。続編企画も進行中らしいので、そっちはそっちで買う予定。棚に欠けが出来るのは気にしない。

もう一つ、ジョギングで考えてみましょう。
熱中性:そこそこ。テンション上がるし1回で12キロくらい走るのでダイエットにも効果ありそう。
持続性:高い。長く続けるほど楽しくなる。
手軽さ:高い。1回2時間弱。
コスパ:まあ高い。年1回シューズを買い換えるほか、3年に1回タイツを買う程度。
再取得性:高い。しばらく休んでもすぐに復帰できる。
現在価値:高い。職場でも「趣味」として受け入れられやすい。
結論:いつでも止められるし再開できるので仕事が忙しくなったらやらない(現に4~5月はほとんど走ってない)が、現在価値が高いので捨てる理由は無い。

さらにMtGについても。
熱中性:高い、が最新エキスパンション「イニストラードを覆う影」は心底気に食わない。
持続性:高い。何年続けてるんだって話で。
手軽さ:低い。カードの整理、デッキ構築、情報収集……時間がいくらあっても足りない。
コスパ:極めて低い。たまにする2人対戦のために3000円のカードを4枚買ったりする。
再取得性:低い。絶版カードの値上がり、ゼロから新環境に入るには10万円くらいかかる。
現在価値:極めて流動的だが手持ちのカードをすべて処分すれば20万くらいにはなりそう。
結論:コスパが悪いので止める、が再取得が大変なのでカードは処分はしない。

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時間がない!とか新しいことをはじめたい!とか、悩んだときにはこのスタンダードを適用して取捨選択をしてます。そんなわけでMtGはしばらく手仕舞いです(今回の結論)。

いやー、イニストラードを覆う影が本当に合わないんですよ。
まず調査が駄目、環境にアーティファクトと相互作用を形成するものがもっとあればいいんだけど、現状だと後付けキャントリップだけで、本当に面白みがないデザイン。
さらに変身カードが嫌い。いちいち条件達成ごとにスリーブから取り出して入れなおす煩わしさもさることながら、狼男のイラストに幅がなくて、眼で楽しめるところが少ない。
そしてマッドネス・共鳴者が嫌い。これはもうオデッセイブロックの頃から手札をコストにするってのが生理的に受け付けないからアウト。そしてマッドネスが流行ると手札破壊が下火になるのもマイナス。ハンデスは好きなので。
潜伏も嫌い……というかこれキーワードにする必要あった?威迫やアンブロより弱く調整したつもりなんだろうけど、彼我のパワーにばかり目がいって、怪物の持つ不気味さとかフレーバーな要素は薄くなってる気がするよ(公式でも失敗だったって言ってた気がするけど)。

長々と語ってきたけどオチがこれでいいんだろうか。まあ、MtGはこれからも続くからカラデシュで……カラデシュも好きになる要素があんまりなさそうなんだよなあ。レガーサ行ってくれないかなあ。

GW後半戦

2016年5月5日 日常
5/3
ブルーノートとマジック・デュエル・セッション。ざっくり言うと構築対戦会。
ブルーノートのデッキはジェスカイ・プレインズウォーカー、赤緑ランプ、緑黒アリストクラッツ。
自分のデッキはアブザン・アリストクラッツ(変位エルドラージ・血統の観察者型)、バントカンパニー、赤青エルドラージ。

マジックってデッキ調整が一番面白いよね。このカード強いと思ったけど使えねえ!とかなにこれ強すぎる……とか。ひとまず、謎の石の儀式はヤバい。半端なマナ加速じゃないよこれ。

最近はシナジーメインのデッキばかり使ってるから、愚直なビートダウンもそろそろ組んでみたい。ただ飛行ビートだとアヴァシンを入れない理由がないし地上はトークンぞろぞろで止められちゃいそうだし、そもそも反射魔道士やら衰滅やらでビートダウンには向かい風が厳しい環境なんだよなあ。

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5/4
友達と焼肉ランチに行ってきました。メンバーはepo、センパイ、nagireo、1、黄、陰獣、私。期せずして入学年度が隣接する面子だった訳ですが、それにしてもこうして並べてみるとサークルのアダ名のセンスって独特ですね。

1,000円でそこそこの焼肉ランチが食べられたので満足。ホルモンとかタンも食べたかったけど、まあお昼ですしね、今度あらためて焼き肉いきましょう。食べ放題はみんなもう無理でしょうから、普通のお店にさあ。

腹ごしらえも済んだところで群馬へ日帰り旅行に出発。この段階でその後のプランは一切知らされてなかったんだけど、GWのラッシュが読めないから敢えて伏せてたとのこと。移動手段は黄のクルマ。車内ではLive The@ter Performanceシリーズが順番に再生されてて、さながらアイマスドライブの様相でしたね。肝心の渋滞はというと拍子抜けするほど道は空いてて、あっさりと目的地に到着。

やってきたのは沼田市にある吹割の滝。
http://www.numata-kankou.jp/nature/fall/fukiwari.html

ライブに行くのもそうだけど、やっぱり現地に行かなきゃ伝わらないものってあるじゃないですか。この滝もその最たるもので、公式ページの写真を見ただけではSIAM SHADEどころか1/10も伝わらないんじゃなかろうか。
水流を集めてぶつけて落下する滝は一箇所だけじゃなく、渓流の流れの中に何箇所も。面白いのは流れが緩やかになったかと思えば20m先は轟音とともに岩にぶち当たった飛沫が宙を舞っている、静と動の二面性。観光客はそこそこいるのに、2人が横に並んで歩けない狭い道を相互通行しているものの、滑って、ぶつかって、何らかの原因で渓流に落ちたら絶対にアウトだよねと確信せざるを得ない滝沿いの小路。渓谷に無理やり作った桟道は、上を見上げれば青々とした樹々、足元には程よい湿度で見事に育った苔が生している。
石原裕次郎のレコードを流しながらプラスチックの刀やザルやキノコを売っている店があるかと思えば斜向かいはごく普通の民家だったり、商売っ気抜群というよりはどこかとぼけた、時代に追いつく努力をしない観光地っぽさを感じた。
駐車場は無料だから帰りにおみやげを買っていってよ、ということで入った土産物屋さんも、横引きのアルミサッシの引き戸をガラガラと開けて入ると手書きの値札が地元産の野菜や加工食品、真田丸ブームに乗っかったお菓子が置いてあるような素朴な作り。孤独のグルメだったらゴローちゃんが心のなかで色々言いながらもヤマメの串焼きを食べそうなシチュエーションだったけど、僕らはそのまま温泉へと向かいました。

んで、温泉。
http://www.boukyou.com/

そもそもお風呂に入るのが久しぶりだったうえに露天風呂、しかも15万年の歴史を持つらしい沼田の河岸段丘を見渡す大絶景!標高があるせいか身体を洗っている間に風が吹くと震えてしまってたけど、ゆっくり入っていられる程度の熱すぎないお湯に談笑しながらじっくり浸かるって気持いいねえ。人がいるから貸し切りってわけにも、うるさくする訳にもいかなかったけど、気持ちがとっても弛緩した。
施設そのものもモダンなつくりで、館内は採光が工夫されてて常に明るく綺麗。フロントから温泉までの移動はガラス張りの廊下を歩きつつ、中庭には綺麗な池(湯?)が張られている。
個室も1500円台で使えるっぽくて、epoが「温泉マジックか……」なんて言ってたけどありかもね。企画は大変なのでしないけど。

夕食は桐生名物、ふる川本店のひもかわうどん。といっても今回の旅行で初めて知ったんですけどね。郊外の店舗は21組待ち(!)だったので駅前の本店まで足を伸ばしたもののこちらでも入店待ち。折角だからとしばらく待機して、出てきたうどんはうどんと言うより厚めの湯葉。黄のおすすめは「最初は生醤油で」らしいんだけど、うっかり忘れてた。ただ、一緒に頼んだ野菜天も衣がサクサクしてて「あたり」の逸品。そばつゆではなく粗塩があったら……と思ってしまったね。

さて。一日たっぷり群馬を満喫してしまったせいで、帰りの電車は2時間半かけて館林からの終電に乗るしかなくなってしまった。もう少し前なら桐生から栃木回りで帰れたのだけど……(それもどうか、というルートではある)。
翌日は職場に顔を出しておきたいから早く帰らなきゃ……でもこれから電車に2時間半……という揺れる心は黄にあっさり調略された。やたら広いという黃ハウスへGOGOです!

黃ハウスはまだ新築の匂いが残る素敵なところでした。2部屋!広い!なにより清潔!という。家主がこまめにコロコロをかけてるのがよく分かったし、伊織への愛も感じたね。にひひっ♪

寝る前に1が取り出したのがワンナイト人狼。んで、これが日が変わる前には寝ようかな→もう2時前じゃん!の元凶だったのです。詳しい経緯は省くけど、麻雀やってる組は観察眼とか注意力とか頭の回転とか尋常じゃないわ。nagireoが言ってたけど、何かの機会でサークル員がプレイするのを後ろから眺めていたいね。人狼を引くとハラハラして大変だったけど、またやりたいです……とは言えない。完全オリジナルゲームであるミリ狼参加者の中だと山口立花子さんやころあずのポジションだったので、ハッタリとか駆け引きとか嘘吐きとか、イメージはともかく苦手だかんね。

翌日は朝早くから久喜駅まで送ってもらって感謝ばかり。主催および参加された皆さんはお疲れ様でした。そしてありがとうございました。歳を取ると世界が閉じていくばっかりだから、連れ出してくれる仲間って大切だよね、ということをまたしても実感。明日から仕事だけど頑張るぞ!
……明日からどころか5/3も5/4も仕事してから遊びに行ったし、5/5も家に帰る前に職場寄ってるんだよね。労基署はやく来て……いややっぱり来なくていい。

風が吹く丘

2016年5月1日 日常
墓地公園に着いてからずーっと頭の中でリピートされてました。歌詞も、なんとなくその場所に相応しい気がして。Baby blue eyes前後は椎名へきるのキャリアハイでしたね。

マックさんのお誘いで墓参りしてきました。メンバーはジョーさん、マックさん、ナベ、ナギ、ガム、自分。マックさんとナベが車を出してくれてゆったり2台で房総へGO。

あんまり修辞に凝ると故人に苦笑されそうなのでまあ一言だけ。
まだ信じられてないです。
通夜に立ち会えなかったので、自分の中での故人の立ち位置が、「別の高校へ進んだ中学校の先輩」と変わらないんですよね。かつて一緒に遊んだけど、もう会うこともないだろうっていう。
思い返すと笑顔しか浮かばないのはいいことですよね。あの人よく笑ってたなあって。

んで、墓参りのあとは東京ドイツ村に行ってきました。東京でもなければドイツ的でもなく、そもそも村でさえないという神聖ローマ帝国リスペクトな施設ではあったけど、思い出として語れるのは傍に仲間がいたからですね。一人で行ってたら己の全てを賭けてdisってたかもしれない。

帰ってきたのは夕方。自分の部屋をチェックされて酒飲んで幕。
帰宅してから1時間くらい寝てたんですが、いつも東京へ出かけて飲んでたもんですから家から徒歩10分の場所で飲めることのありがたさを感じました。みんな千葉へ寄っといで、みんなが来ないなら俺が東京へ近づくよ、そのうち。

あと、起きたらハナヤマタ公式が「MONACAフェスにサプライズ出演してきました!」とかツイートしてて一気に目が覚めたよね。

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本読みました。

「天地人 著:火坂雅志」
大河ドラマの原作なんだろうか。上下巻なんだけど読むのにかなり時間がかかりました。文章自体は平易なんだけど、歴史を漫然となぞりつつオリジナル要素……というか主人公に箔をつける要素をちょこちょこ放り込んできて、しかも引きが弱い。
平たく言うとびっくりするほどつまらない。
主人公の直江兼続は幼少の頃から頭が切れて腕っ節も立つ、眉目秀麗にして出会った女は残らず惚れて股を開き、男はみんな「こいつは一味違う」と認めて出世させるという、ライトノベルだってここまで恥ずかしい物は書けないよってレベルの代物。
流石に史実を曲げるわけにはいかなかったせいか、魚津城の戦いやら上杉遺民一揆やら関ヶ原前の上杉征伐やら、兼続は上杉家を勝利に導こうとしてるのに景勝が「いや策略を用いるのは義ではない」と押しとどめたせいで上杉は勝てなかった、という一貫した展開があまりにも退屈で書き手の技量の足りなさを伺わせる。
しばらく戦国時代はいいかな……ってなる位つまらなかったのになんで投げなかったかというと、借り物だからなんですね。どうしよう、返すときに感想聞かれたら嘘はつけないよ……あくまでも自分の心に真っ直ぐでいるのがmarioの、
――『義』
だから。
余談だけど、改行して「――」を使うのが癖の作者のようで、それが鼻に付いたことも記しておく。

「大世界史 現代を生き抜く最強の教科書 著:池上彰 佐藤優」
池上先生と歴史家の佐藤優の対談をまとめた本。世界各地の情勢を過去の歴史と絡めて解説するスタイル。この手の本は鮮度が命なんだけど、2015年10月発刊なら割と最近と言っていいんじゃないでしょうか。読みやすさ、分かりやすさは池上先生ならではなんだけど、サーっと読めるものはサーっと出ていってしまうのも事実。読んだのは2週間ほど前のはずなのに既に内容はほぼほぼ忘れてる。テレビの特番を文字に起こしましたいつでも読めますよってノリで捉えておくのが正解か。
唯一覚えてるのは「すぐに役立つものはすぐ役に立たなくなるから大学生はリベラル・アーツを身に付けろ」って話。これは同意で、読み書きと世界史はもっと時間かけて教えたほうがいいと思います。フサイン=マクマホン協定とバルフォア宣言あたりのイギリスの外道ぶりはもっと知られていい。
1月末からはじまったツアーもいよいよファイナル。割と喪失感があるけど、秋からは全公演のBD化が決定してるからありがたい。
逆に言うと、喪失感はしっかりあるんだよね。これに関してはミリオンライブ!はこれからも続いていくということが何の慰めにもならず、むしろ打ち止めにならない事実が、今この瞬間が永遠に葬られてしまうことを際だたせるというか。ミリオンスターズには成人前の子たちもいるし、そんなアイドルたちが成長していく速度はこっちの当たり前を簡単に凌駕する。
もちろん、簡単に見える裏では汗と涙と悩みと……色々あるんだろうけど、それでも彼女たちは乗り越えていくんでしょう。年かさのPは、参加権を失ってしまった自分たちの人生への挑戦をアイドルに仮託してる部分があるのかもしれないね。

導入部分がそろそろ迷走してるからさっさとライブの感想、行こう。今回はいつもみたいに全体を俯瞰するのではなく、演者ごとに感想を書いてみるよ。

・ダンサー
いきなり演者じゃないけど、今回のライブで功労者を選ぶなら彼女たちは外せないので。今まではライブBDもしくはLVでしかミリオンのライブを見たことがなかったから、生で参加するのは今回の幕張が初めて。そしてステージ全体を眺められる席だからこそ演者だけじゃなく周囲でパフォーマンスするダンサーさんに注目する機会が多かったんだけど、とにかく動きまくるのね。求ムvsマイ・フューチャーは語りぐさになるレベルだったし、それ以外にも小道具を使ったりフォーメーションを変え続けて歌ってる間ずっと踊って……1曲だけじゃなく、何曲も何曲も。覚えるだけでも大変なのは想像に余りあるし、本番では笑顔で踊り続ける、そして歓声は基本的に自分に向けられることはない、更に言うならずっと続けられるものでもない。
実感さえ出来ないレベルで大変な仕事だということに思い至ったので、いつも以上に最後のダンサー紹介で拍手をしてしまった。もう動けるデブだとか画面に映りこむと顔面偏差が下降するとか言わないよ絶対。

・浜崎奈々
幕張のライブ初参加組といえばこの人からでしょ。どんな人か事前情報ぜんぜん無かったけど、開幕の挨拶からして完全にのり子、求ムでは初舞台とは思えない度胸満点のパフォーマンス。「4.16幕張、私の勝ちってことで!」の台詞もよかった。曲全体でプロレスを表現してるのはなんとなく分かった(プロレス見たことない)けど、ミュージカルみたいで面白い構成にしてきたな!という印象。次回はマイペース☆マイウェイ歌ってくれそうだね。というか求ムを普通に歌うのは今回限りな気がする。その分すばらしい輝きだったけど。

・阿部里果
Dreaming!明けの2曲目にcut.cut.cut.って予想してた人いますかね。でもそれ以上に驚いたのは、声が完全にまかべー。
キャラの声で歌うのって難しいじゃないですか。収録以外で演技するのも難しいじゃないですか。上田麗奈とか渡部優衣とか、ライブの時のキャラ挨拶が、演じるアイドルとちょっとずれてる感じがしませんか?特に最近は「まあこんなものだろう」という安定路線になってる気がしませんか?まかべーは完全にまかべーだったんですよ。名古屋の環も凄かったけど、勝るとも劣らない出来で。てっきりソロはぽかぽかだと思ってたから、インザネだった時はおっ、と思ったし、実際に聴くとキャラの声で歌う、という点においてはこの日一番だったかなと。
圧巻だったのは「繋げて(途切れて)変えて(確かめて)……気づく」と繋がる一連のパート。一発勝負のライブでアレを完璧に再現されたらため息しか出ないよ。
アイルでも頑張ってくれたし、パーフェクト乙女ストームだったし、初ステージにして八面六臂の活躍だった。

・こっこさん
誤解を恐れず言うと、顔は整ってるし笑顔は涼しげだし、この人は本当に性格悪そうだ。disってるわけじゃない、いやdisなのかもしれないけど、この場合は褒めてる。突っ込んだり憑依させたりするのではなく冷静に一歩引いたところから朋花ちゃんを演じてる感じ、好きですよ。終演挨拶の「空を飛びながらMaria Trapを歌うのが夢」って振りでさっそく「こっこさんを空に飛ばす会」が署名運動をはじめたとかなんとか、すげーな天空騎士団。

・愛美
ライブの前にゲッサン連載中のアイドルマスターミリオンライブ!既刊3巻までを読んでたんですけど、再現性ハンパなかったですね。指輪にキスしてから振り向いて花道をステージに向かって歩いていくと奈落からせり上がってくる翼とまかべー、3人揃っての「アイル」ってシークエンス、思い出すと打鍵する指が震えるくらい興奮する。初日はアレに全部持っていかれちゃったね。
挨拶も毎回スパっと短くまとめるし(声優のライブだと珍しいよね?)、LVのカメラに手を振る茶目っ気もある。挨拶の時に遠くをまっすぐに見て背筋を伸ばして堂々としてるのを見ると、心の中は窺い知れないけどステージを自分のものにしてる。もう愛美が喋るだけでジュリアの世界になってしまうというのは流石というか、曲に入る前の囁くような「プラリネ」なんか、最高ですわ。

・大関英里
いままでは和室で義父に犯されるAVに出演してそうな雰囲気の人だなって印象が勝ちすぎてたけど(失礼すぎるのは分かってる)、2日目のMelody in scapeが本当によかった。ベー先やっぱり上手いなあぜっきーは大変だなあからの、ぜっきーも見劣りしないじゃん!という驚きは、CDで聴くと冗長で退屈にさえなるMelody in scapeをまるで別物にしてしまったなと。声だけで間が持ってしまうというか、サイリウムを振ることも出来ずにただ立ち尽くしてしまった。いままでの、ステージで傍目にもガッチガチのぜっきーではない感じ。がんばったで賞を一番あげたいアイドル。

・上田麗奈、雨宮天
この2人は大好きなんですが、幕張のパフォーマンスはいまいち。うえしゃまは顔がむくんでて身体も重そうだったので調整ミス、天さんは初日トロッコ2日目はソロ10連発の中堅という流れの中での歌唱ということもあって、立ち止まって聴かせる&惹き込む天さんの本領が発揮できなかった気がする。まあこの2人は福岡のパフォーマンスが最高だったのでまだ救いがある。

・渡部優衣
ハッピー☆ラッキー☆ジェットマシーンのダンスが最高だわ。長い脚を伸ばしてのステップはゆい㌧にしか出来ないパフォーマンスで、特に間奏時のが好き。

・麻倉もも
「こんばんはー」「四字熟語って言うんですよ」等の発言を耳にするとPはみんな孫を見るような瞳をするという。ただ、もちょも成人女性だということを忘れてはいけない。髪型を変えることで大人っぽい初日、子供っぽい2日目と二度美味しさを演出してくれましたね。丸顔だからツーテールが似合ってて、うっかりすると目の前でHave a nice tripしてるのは本当に星梨花なんじゃないか、俺はジュニオールなんじゃないかと錯覚してしまう(しない)。
冗談はさておくとしても、綺麗になったね。童顔だから10年後も綺麗なままでいそう。移り変わりの激しい現在の声優業界で10年後に思いを致すことに意味があるかはともかく。

・藤井ゆきよ
もちょゴンドラであがった悲鳴とと木戸ちゃんの頭ポンポン。本人も泣き虫なのに、流石は最年長だった。2日目のキチガイ10連ソロ祭り、豪華ではあったけど体力が削れまくってたせいでフローズン・ワードの頃にはこっちの集中ができてなかったのが残念。アフタースクール・パーリータイムを陽とするならフローズン・ワードは陰。ころめぐの二面性を表してるようですごく好きな曲なんだよなあ。

・木戸衣吹
正統派美少女っぽく成長してるなあというのと、同世代の中では経験積んできてるからか図太くなってきてるなあという印象だった。終演時の挨拶で直前の人が(確か、たかみな。馬場このみへの思いを語ってた)長尺を取ってたのに気を回してかサラッと流したところで年齢とのギャップを感じてたんだけど、それだけに武道館発表で泣いちゃうのは安心した。
とはいえ木戸ちゃんも来年には成人しちゃうのよね。夜空に輝く星座のように、で魅せた妖艶な手つきと表情は2年前の1stLiveには無かったもの。Time and Tide wait for No man.

・Machico
個人的には声の癖が強すぎて、上手く使わないとデュオやユニットのバランスを壊す存在だと思ってる。苦手な声質でもある。ただ感情の込め方は上手くて……アイルに関しては演出含めてグッと来るものになってたけど、アライブファクターはちょっと。静香と翼のアイドルバトル!って演出だと感じたけど、自分の中ではLTD03のドラマパートの印象から、千早とその背中に追い縋ろうとする静香の曲だと捉えてたのも大きいかな。
本人のパフォーマンスが凄かったのは間違いなくて、アイルの他にも初日にゆい㌧と組んだ深層マーメイド、2日目にベー先と演ったマリオネットの心は特に心にズドンと来た。
押し殺した囁きも弾けるような昂りも、気分屋で天才肌で、純粋で真っ直ぐな翼にピッタリで、アイルの「回り道はちょっと苦手だよ」とか「勝算なんて無くったって構わない」って歌詞が本当にしっくり来て……纏まらないからこの項終わるね。

・田所あずさ
Catch my dreamはゲッサンのおかげでかなり好きになりました。2日目のハルカナミライもゲッサンでの未来と静香の関係性に想いを馳せると思わず微笑んでしまう。あと、初日も2日目もゲストだけでなくキャストを気遣うような様子が見られたのは良かった。「皆さん楽しんでますかー?」はライブでよくある問いかけだし、愚問というか「全然楽しくない」「もう帰る」なんて選択肢は選びようがないけど、ミリオンスターズを振り返っての「みんなも楽しんでる?」ってのは実にいい。キャストがゲストを一方的に楽しませるだけの関係ではなく、キャストも楽しいゲストも楽しい空間にしたい、というころあずの決意表明に思えた。

・山崎はるか
やっぱりミリオンのセンターはこの人だよなあ、という安心感がある。ゆい㌧のように身体に恵まれたわけでもなく、うえしゃまのような動きのキレがあるわけでもなく、みっくの流麗さを備えているわけでもない。でも、ぴょん吉のダンスはダイナミックで、なにより華がある。
ころあずのような声量があるわけでもなく、ベー先のような技巧を持っているわけでもなく、Machicoのような歌への没入感がある訳でもない。でも、ぴょん吉の歌を聴くと会場が盛り上がってみんな元気に、笑顔になる。
リーダー制を採用して2ヶ月半に渡るツアーをみんなで繋いできた最終公演で、「やっぱりこの人こそ!」と思わせてくれるのは本当に大きいというか、「Growing storm!」「素敵なキセキ」「未来飛行」と会場を巻き込んで盛り上げてくれるのは、みんなで創るのがライブなんだ!という意思表示にも見えてとにかく圧巻。武道館でもぐいぐい引っ張っていって欲しい。ころあずと2人のリーダーはバランスが取れてて本当に良かったです。

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秋以降のBD発売が本当に待ち遠しい。個人的にはツアー全体でのベストは福岡公演。ココロ☆エクササイズに絵本、Shooting StarsにPrecious Grainなどとにかく聴きどころが多かった。ボーッと流していい曲なんて一つも無かったくらい。
幕張のプラリネ→アイル、Melody in scape。大阪の風花、Blue Symphony。名古屋の初恋バタフライ(贔屓)も良かった。どれももう一度見たいし、行けなかった仙台の君だけの欠片やSTANDING ALIVE、ライアー・ルージュも楽しみ。
ミリオンライブ!はこれからも走り続けるし、プロデューサーもアイドルに置いていかれないようしっかりしなきゃね。

アイドル・プロデューサーの皆さん、2ヶ月半お疲れ様でした。武道館は現地に行きたいなあ……。
時間は無いけど書きたいので書く。流石に1週間経ってるので簡単に。←書きはじめたのはライブ1週間後だったんですが、やっぱり時間が無くって書き上がったのはライブ終了2週間を過ぎた頃だという話。

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キタキタキタ!福岡キターーーー!!!!1!(cv.上田麗奈)

福岡公演は名古屋公演と同様に、3rdツアーの詳細が発表された瞬間に、これは見たい!って思った公演なんですよね。名古屋の場合は初回のプレミア感と初恋バタフライへの可能性だったけど、福岡はリーダー持ち回り制が最も発揮される、まさに全国キャラバンの真価が問われるライブになる気がしたので。
だってぴょん吉やゆきよさんみたいなリーダー格が不在で、Machicoやゆい㌧みたいな定番メンバーも不在。しかもリーダーを務めるのはもちょ(後に天さんが追加されたけどこっちもリーダー向きではない)ってことは、これはもう1st、2ndと進化してきたミリオンのライブとは全く違う景色が見られそう!って思ったんですよね。他にもクレシェンドブルーは4/5が揃ってるし上田麗奈さんは出演するし、これはもう行くしか!ああでも翌日の朝に帰ってこられるか微妙だな……というジレンマ。
まあチケットは外れたし、予想外の異動で月初がパニック(今も)だったので結果的にはLVで正解でした。

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当日は15:30に集合。今回はepo、nagiPにブルーノートや種さん大好きっ子Satohも加えての大所帯。僕は14:40現着で新しいワイシャツでも見繕ってようかな、と思って家を出て快速電車に乗車。ひと駅すぎて座れたのでカバンからPSvitaを取り出して電源を――

違和感。
カバンの中にあったのは、vita、財布、タオル、サイリウム、ペットボトル。それで全て。ライブを楽しむ最低限のアイテム。最低限の――
チケットだ!家の引き出し!忘れた!

慌てて駅の時刻表を調べるも、引き返す電車がタイミング合わず、乗り換えで10分も待ちぼうけることに。14:20に家の近くの駅に着いて14:40の電車でLV会場である池袋を目指さねばならない事態が眼前に迫っている。家との往復にかけられる時間は20分。普段、家から駅まで徒歩で15分。
間に合う時間じゃない。しかもその電車に乗れたとしても池袋着は15:53。OPに間に合わない可能性が高い。
一人だったら諦めていたかもしれない。でもTwitterで励ましてもらったり、俺のチケットで入場を待っている同僚Pのことを思うと、あとこれで遅れてった時の自分の評価の滑落ぶりを考えると立ち止まる訳にはいかなかった。走る。邪魔な鞄は路上にうち捨ててただ走る。土足で家に入り引き出しを乱暴に開けて、セブンイレブンの白いチケット入れを掴むと全力でいま来た道を引き返す。捨てた鞄を途中で拾って、ただ駅へ。
Suicaのタッチさえもどかしく、ホームに来ていた電車に文字通り転がりこんでスマホで時間を確かめると、14:46。ドラマのような秒を争う劇的展開ではなかったけど、間に合った。
その後も2回の乗り換えでそれぞれ1本ずつ先の電車を掴めたおかげで、集合場所に着けたのは15:40。なんとか信頼を損なわずに済んだ……とホッとしていると、しばらくして映画を見てたnagiPが満足気な表情でゆったりと登場。……まあ、なんにせよライブに遅れなくてよかった!

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以下セトリ。どこかのサイトのコピペ。もうMC入ってる位置とか忘れちゃったから、ライブの感想は生物だってことなのよ。

M01:Dreaming!(THE IDOLM@STER MILLIONSTARS)
M02:Understand? Understand!(上田麗奈、種田梨沙)
M03:サマ☆トリ~Summer trip~(平山笑美)
M04:ココロ☆エクササイズ(上田麗奈)
M05:おまじない(木戸衣吹)
M06:fruity love(中村温姫、伊藤美来)
M07:piece of cake(雨宮天、平山笑美)
M08:“Your”HOME TOWN(麻倉もも、田村奈央)
M09:Eternal Spiral (木戸衣吹、田所あずさ)
M10:あのね、聞いてほしいことがあるんだ(田村奈央)
M11:ジレるハートに火をつけて(上田麗奈、種田梨沙)
M12:夢色トレイン(麻倉もも)
M13:乙女よ大志を抱け!(伊藤美来、木戸衣吹)
M14:KisS(上田麗奈、麻倉もも)
M15:inferno(雨宮天、田所あずさ)
M16:First Stage(平山笑美、中村温美)
M17:チクタク(種田梨沙、田村奈央)
M18:Fu-Wa-Du-Wa(木戸衣吹、中村温姫)
M19:透明なプロローグ(伊藤美来)
M20:STEREOPHONIC ISOTONIC(中村温姫)
M21:Helloコンチェルト(田村奈央、伊藤美来)
M22:Shooting Stars(田所あずさ、麻倉もも、雨宮天、平山笑美)
M23:Precious Grain(田所あずさ)
M24:ホントウノワタシ(種田梨沙)
M25:絵本(雨宮天)
M26:星屑のシンフォニア(雨宮天、麻倉もも)
M27:Welcome!!(全員)
M28:Thank You!(全員)

まだミリオン経験値が浅いのでキャラのパーソナルカラーとか分かってないんですね。だからDreaming!のあとの自己紹介でチェックしてるんですが、初登場メンバーがいるライブは毎回「誰……?」って顔があるので新鮮ですね。そんな中で「誰……?(知らない)」ではなく、「誰……(見たことある!)」だったのが平山笑美さん。隣のPに「いやなんか誰かに似てるような」って尋ねると「日笠ですよね」って返ってきて膝を打った。
ほか、リリイベではG党としてゆい㌧を煽りまくってたらしい温姫(読めない)さんと、ミリラジの直前放送でゲストに来てたけどよく分かんなかったでんでんさん。
残りのメンバーはみっくにうえしゃまに種さんにころあずに木戸ちゃんにTrySail……と思ったらナンスいねえでやんの。意外なことに種さんって2ndに参加してないし今回も福岡だけなんだよね。琴葉はメインキャラなイメージが強いのでもっと出て欲しい。ソロ曲どっちも好きだし。
正直アニメ化は既定路線なのであとは誰がメイン格になるかって話なんだけど、やっぱりDreaming!のPVで動いてた組なんだろうか。未来・静香・翼の3色を中心に、志保や美奈子、杏奈や百合子が絡む感じなんだろうか。可憐や美也は背景枠なんだろうか茜ちゃんは……背景でも美味しいからいいや。
さておいて、シアター組だけで37人もいるんだもの、目立たないキャラが出てしまうのは仕方ないにせよ、十分に掘り下げられそうなキャラを使わない手はないよね。
というわけで2クール目は琴葉・ころめぐ・エレナの裏信号機を主人公格に据えませんか。個人的に合同フェスを開催した際のころめぐの台詞「じゃあはじめようか。アタシは仲間を裏切らないよ!」って、凄く妄想の余地があると思うんですよね。かつて仲間に裏切られたから自分に自信を無くして周りのサポートに走るころめぐも、逆に仲間を裏切ってしまったために自罰的になってしまってるころめぐも美味しい。ころめぐが目立てば可憐も話に絡む余地が出てくるし……いやかれめぐ派って訳でもないですけど。
育さんやパイセンや環の担当P・おやぶんは、残念だけどロリ枠がメインを張るとは思えないので涙を飲んで星井。

じゃあライブ本編の感想、ここからは覚えてることだけ書いていこう。なんといっても2週間以上前のことなうえ、幕張2Daysの後で書いてるもんだから。

Dreaming!を受けての2曲目は予想してた。参加した名古屋・大阪ではどっちもエスケープだったことを考えると、ハイテンポで盛り上がりやすいLTDの新曲が来るだろうって。……福岡のメンバーだったらもう、Understand?Understand!しかないですよね。
予想できなかったのはサマ☆トリ。普通に考えたらFIND YOUR WINDじゃないですか。いかにもライブ映えしそうな曲調だしさ。どっちも好きだけど、合いの手入れられてよかったよ。
予想外といえばSTEREOPHONIC ISOTONICはイントロの時点でオイオイオイってなったね。IMPRESSION→LOCOMOTIONの方がライブ向けかな、と思ったけど、こっちも路子の魅力が詰まった可愛い曲なんですよ。急に早口になるところでは会場全体が固唾を呑んで見守ってた感があるけど、ばっちり歌いきったねホットプリンセス。
ただ、この日いちばんの見守り案件といえば、ミリオン初参加のもう一人、でんでんさんは忘れられない。緊張で歌詞が飛んだのか心が震えて涙を流しそうになったのか、歌声に詰まりながら、幾度も幾度も詰まりながら「あのね、聞いてほしいことがあるんだ」を歌いきったとき、全国のひなた警察たちが南の空に昇っていくのが幻視(み)えた気がする。

常連組の中でも新鮮な驚きを感じたのはみっく。エラ張ってる子だな、くらいの認識だった今までは何を見てたんだ、ってくらいfruity loveの可愛らしさ全振りな表現がハマってた。乙女大志、Hello,コンチェルトに関しても、見られることを意識した所作が指先までしっかり浸透していて、しかもキビキビというわけでない、流麗な「女の子」のダンス、そして弾けるような笑顔あふれる表情で一気にやられた。未成年の成長って僕らを完全に置き去りにしていくね。
表情で語るなら外せないのが天さん。歌ってる時の彼女の表現力、眼を離すことを許さないオーラはずば抜けてて、志保のキャラソンとしては100点の出来だと思ってる「絵本」(ライアー・ルージュも100点だが)の歌詞一つ一つが胸に降りてきて貼り付いたまま取れやしない。ライアー・ルージュで見せた、かき乱された心の置き場所に困っている志保も、絵本で「守るべきものに会って」「笑うことを思い出した」志保も、歌詞を読む以上に天さんの声が、眼が、全身がこちらに語りかけてくる体験は、歌い終わった後で思わず会場全体で拍手してしまうほど。アニメで天さんの演じる志保がどんな活躍をみせるのか、決まってもいないのに今から楽しみで仕方ないですね。

そんな天さんは福岡のリーダーだった訳ですが、自分でも言ってたけどこの人リーダー向きじゃないだろうなあ。コミュ力が達者ってわけでもなさそうだし、とっつきにくそうだし、自分で引っ張っていくタイプにも見えない。ではもう一人のリーダー麻倉がどうかっていうと、こっちも……。
この日のもちょは珍しく緊張してたんだろうなってのが察せられる程度にはMCが唐突で、決め事を守って進行しなきゃ!って思いが感じられた。なんと言ってもぴょん吉たちが不在だから進行役は大変だったろうね、福岡は自由人が少なくて助かったかも。
とはいえ、もちょもマイクを握れば一人のアイドル。リーダー2人で歌った星屑のシンフォニアも良かったし、もちろんShooting Starsは言うに及ばず。
そう、Shooting Stars。もうさんざん言われてるけどこの日のSSsからPrecious Grainの流れは田所あずさの圧倒的な存在感を見せつけられましたね。特に歌い出しの「聴こえているでしょう?」の力強い伸び。最上静香ってあんまり好きなキャラじゃなかったんだけど、ゲッサンの連載ところあずの歌唱力のおかげでかなり好感度上がってる。
さて、最高のPrecious Grainの後ってやりづらいよなあ誰が歌うんだろう、という杞憂を完全に払拭してくれたのは種田さん。ホントウノワタシは丁寧に歌えばそれだけ上手く伝わるタイプの曲なので、じっくりと聴き入ることが出来た。逆に朝焼けのクレッシェンドは、これを歌って「上手い!」と思わせるのが難しい曲だと思う。サビ前の「過去形に変わる」とか2番ラストの「情熱で」を筆頭に曲の随所に長音符が配置されてて、ともすれば間の抜けた歌い方になりかねない。
福岡の出演者繋がりだと、恋愛ロードランナーもメロディに対して歌詞を詰め込みすぎなうえに、ブレスを入れる箇所が少ないから上手く聴かせるのが困難な曲という認識。

そういえば765カバーコーナーは個人的に文句なし!って感じでしたね。未成年組が歌う乙女大志はきちんと落ちサビやってくれたし、Infernoは「インフェルノー」こそなかったものの、千早&雪歩の青白に合わせて静香&志保とか心憎いじゃないですか。二次設定の異母姉妹説が好きです。
First Stageは文字通り初舞台の2人に。盛り上がる曲からはじまったコーナーのトリをしっとりとチクタクで締める構成も、短い時間の中で満足感を最大限に高めてくれた。
でもまあ、もちょとうえしゃまのkisSはちょっと刺激ありすぎたよね。DNA解析したらヒトより妖精とか天使に近い構成してる2人が妖艶に歌いあげるんですもの。うえしゃまがソロデビューしたら失恋ソングとか普通のラブソングも歌うんだろうか、そんなん聴いたらショックで体調崩すわ恋愛ロードランナーの時点で歌詞聴いてるのが辛いレベルなのに、という不安で膝が折れかけた。

って、ここまでうえしゃまのことに触れてませんでしたね。ええ、大阪しゃまも良かったけど福岡しゃまはもう最高でしたね。まず動きがダイナミックで見てて気持ちいい。というのも、例えば右脚を振り上げる動作にしても他の人は準備として左足を踏みしめてから右足を上げるんですね。当たり前の話で、踏みしめる準備がおろそかだと片足立ちの時点でふらついてしまう。
ただし、うえしゃまは左足を踏みしめるかわりにワンテンポ早く右足を後ろに振って、勢いをつけて振り上げる。脚を振り降ろす勢いを殺さずに次のステップに繋げる。巧みな体重移動とボディバランスが、オンリーワンのダンスを成り立たせてるんですよ。嘘だと思ったら3rdライブのBDが発売されてから是非チェックして欲しい。他の人がベタ足でもうえしゃまは背筋を伸ばしたまま常にカカトを浮かせて膝もやや曲げてる。センター返しが飛んできたら全部止めてみせる、と集中力を高めているセカンドのような頼もしさがある。

ただ、そんなうえしゃまが歌の通りに腹筋・背筋・胸筋を鍛えたゴリウーかというと、天さんいわく「絹」らしいですね。手を触ると肌が白くてしっとりとしててきめ細かくて瑞々しく吸いつくようで……って、ここまで言ってたかは定かじゃないですけど。

いずれにせよ、本人のパーソナリティはともかく、動く曲で映える人なので高坂海美とはいい出会いでしたね。ひょっとしたら海美を表現しようとしてこの動きになったのかもしれないけど、卵が先か鶏が先かってだけのことでしかない。派手に動けないバラードだと歌唱力の地力が高い人達との間に歴然とした差を感じるのは以前からだもの。

立て!やー!とかダンプリン(弾力のあるプリン)だとかプレイス!(値段)だとか、その辺のことは他の方が触れてくださいましたよね。
書ききれないところはBDで記憶を蘇らせたい。とにかくこの日はココロ☆エクササイズと絵本に尽きる。どっちもキャラが降りてきてた。絵に声で命を吹き込んできた声優が、自分の体を依り代にキャラを降ろすようになっている。epoPの提唱する演者=イタコ説、いいところを突いているかもしれない。

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幕張の感想は今週末くらいに箇条書きで。

福岡

2016年4月8日 日常
残念ながらライブの感想を書く余裕が確保できそうにない(日曜日がんばればどうにかならなくもないが無理だろう)ので、少しだけ。
歌ってる時の天さんには本当に惹き込まれるんですよ。
木戸ちゃんは大人の階段登るシンデレラなんですよ。
Shooting Stars→Precious Grainの流れが凄いんですよ。
みっくの笑顔が本当に素敵で、あれこの子こんなに可愛かったの……?
ホットプリンセスとか弾力のあるプリンとかプレイス(値段)とか日笠(偽)とかひなた警察昇天事案とか。
うえしゃまが、はぁ……。ライブが終わった後で自分が遠くを見てたり黙ってたりテンション落ちてるように見えるときは大体うえしゃま良かったなあと反芻してる時で、はぁ……。
ぴょん吉・Machico・姿見さんがいなかったらどうなるのか凄くワクワクしてて、いなくてもイケるじゃん!って。

なんかきちんと自分向けライブレポとして書きたくなってきた。でもたぶん無理なのでここまで。

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